ぷちぱら文庫 お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。


5月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、駆け出しの脚本家として日夜脚本を書き続けています。
それもこれも、彼には叶えたい夢があるから…。
それは、妹の「明日奈」(あすな)に自分が書いた脚本を演じてもらうという約束をしていたから。
主人公、明日奈共にその夢に向かって、努力を重ねるふたりでしたが、ふたりの前に良からぬ影が…という展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…

義理の妹の「柏原 明日奈」(かしわばら あすな)
義理の母の「柏原 奈々子」(かしわばら ななこ)
幼なじみの「琴平 歌穂」(ことひら かほ)がいます。

明日奈は、主人公の義理の妹です。
主人公との夢を叶えるために、劇団員として努力しています。
芸能事務所にも所属していますが、事務所の力が弱く、彼女が望む様な仕事は殆ど入っていません。
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。

奈々子は、主人公の義理の母親であり、明日奈の母親です。
ホスピスに勤務している看護師でもあります。
母性的な性格であり、包容力が強いです。
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。

歌穂は、主人公の幼なじみです。
彼女も明日奈同様に役者を志しており、同じ劇団に所属しています。
サバサバした姉御肌的な性格ですが、内心は女の子らしい繊細な面も。
主人公に密かな想いを抱いています。
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。

ストーリー展開


展開的には、主人公は明日奈との夢を叶えるために努力をしていますが、そこに不穏な存在が…という流れですね。

前述した様に、主人公と明日奈はかつて約束した夢があり、それが主人公の書いた脚本を明日奈が演じるというものだった訳ですね。
それから時間は経過したものの、お互いその夢を忘れる事無く、ふたりは努力をし続けている現状となります。

主人公は、駆け出しながらも新人脚本賞などを獲得しているなど、そのスタートは上々と言える状況ではあります。
しかし、明日奈に関しては、若干うまくいっていない節があるんですね。

それは、事務所の力が弱いゆえに、明日奈が望む様な役者仕事が入ってくる気配がない事なんですね。
入って来るのは、モデルなどの仕事ばかり。
これも明日奈の容姿が魅力的だからこそ入ってくるんでしょうけども、本意ではない仕事に不満の色が覗いている所があります。

まぁ、冷静に考えれば、選り好みできる様な立場でも何でもない訳ですけども、彼女としても早く役者としてやっていきたいって焦りはあるでしょうしねぇ。

そんな中、彼らに大きな影響をもたらす事になる出来事が…。
それは、明日奈たちの劇団の講師が都合により辞めてしまい、その後に講師として来るのが「毒島禄朗」(ぶすじまろくろう)という映画監督だったんですね。

この毒島、名前も凄いが経歴、実績共に群を抜いている存在なのです。
しかし…、一方でとにかくえげつない描写の作品を描く事でも知られ、評価は真っ二つな監督でもあります。
更に、スキャンダルには事欠かず、主演女優とのトラブルはかなりある程の監督でもあるんですね。

ふたりとも、毒島にはあまり好印象を持たないものの、講師である以上、彼の指示は絶対なのがつらい所ですが…。

そんな中、明日奈は毒島の監督作品の主演女優として異例の抜擢をされる事に。
監督の人間性は別として、有名監督の作品でデビューできるチャンスに明日奈のやる気は高まりますが、演技指導と称した毒島の指導はおかしな方向に…。


まぁ、ここまでで分かるでしょうが、今作はいわゆる「寝取られモノ」と呼ばれるジャンルの作品ですね(汗)
なので、その手の展開描写が苦手な人には正直おすすめしずらい作品になっていますね。
表紙絵は、あんなに可愛らしい明日奈の姿なのに…(汗)


Hシーン


Hシーンは、明日奈、歌穂の行為が描かれています。

行為的には、手コキ、フェラなどがあります。

正直行為のバリエーションとしては、大してなかったですね。
まぁ、寝取られのシチュエーションを楽しめれば問題ないかな。
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。 お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。

寝取られモノな作品な訳ですけども、基本的に力付くで押さえつけてみたいな凌辱はないですね。
あくまでも、じっくりと追い込んでいって、ヒロイン側からそれを望む様に誘導していくというスタイルが基本ですね。
なので、泣きわめくヒロインを暴力で押さえつけて無理やり…って展開はないので、そういうのが苦手な人には少し安心ですかね?(汗)

その辺り、毒島は意外に策士ですな(汗)

残念だったのは、もうひとりのヒロインである歌穂の行為が殆どなかったのは
ストーリーの扱いなども、明日奈を煽る役というか、かなり可哀想な扱いになっております(汗)
原作では、彼女メインな話もあるのかな?

挿絵


挿絵は原作版の画像を使用していますので、問題なく物語に入り込めるでしょう。
原画は「ティータ.J」さんが手がけています。

また可愛らしい絵柄なんですよねぇ、これが困った事に…。
それだけにそんな愛らしいヒロインたちが、あんな事に…(汗)
醜い毒島との対比も、そのギャップがあって、見所とも言えますね。

やはり、ブ男と美少女の組み合わせってのは、中々犯罪臭がありますな(汗)
実際、犯罪に近い事しているし(汗)

幸いな?事に、明日奈の目が虚ろなものになる事はなかったです(汗)
別のヒロインが一部、そういった表情がありましたけどね。

挿絵数:23枚

総評


全体的には、寝取られモノらしい王道展開が楽しめましたね。

個人的に良かったのは、ヒロインたちを罠にはめて、そのショックの隙間を狙っていくやり口ですね。
単純に、前述した様に力押しで凌辱という訳ではなくて、じっくり絡め手で対象を揺さぶって付け込む流れは、読み応えがありましたね。
罠っても、結構単純なものだったりするんですけども、それが効果的ってのがリアルでもありますね。

この手の作品の醍醐味ってそういう所だと思うだけに、そこら辺をしっかり描いているってのは良かったかと。

しかし、勿体ないかなと思ったのは、主人公側の描写が弱い事でしょうか。
殆どが妹視点の描写が続くので、主人公の存在が薄いんですね。
なので、最後まで存在感がないので、こちら側の反応、リアクションがないのが物足りないかな。

ある意味、オチじゃないですか? こういう作品の真実を知った(男)主人公の反応って。
でも、この作品ではそこまで行っていないんですね、決定的な確信を得ている状態でもないですし。
怪しんでいる止まり程度なので、真実を知っている訳ではないのが影響しているかな。

なので、読後感がすっきりしないってか、モヤっとする印象はありますね。
とは言え、多少の切なさはありますけどね、ラストの雰囲気は何とも言えない。
主人公を叩き落す様な強烈なオチを期待していなければ、それなりに楽しめるかと思います。



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