ぷちぱら文庫 催眠遊戯

催眠遊戯 (ぷちぱら文庫 94)
おくとぱす
パラダイム

4月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、顔が特別良い訳でも、悪い訳でもなく、性格的にも、成績的にも、これといって特徴のない男子学生です。
そんな彼でしたが、ひとつだけプロ並な物が。
それは、コインを使ったマジック。
その腕前で、マジックの時だけはクラスメートたちには、認められていた彼ですが、それにも陰りが…。

マジックにクラスメートたちが慣れてしまったのです。
このままでは、誰も自分に注目してくれなくなってしまうと、焦った主人公は新たな技を習得しようとする中で、催眠術に目を付けたのです。

しかし、練習にはかける相手が必要。
そこで主人公は、クラスメートで才女の「日高 舞夜」(ひだか まいや)を相手に催眠術をかける内に、自身に湧き上がる黒い欲望を感じ取る…という展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは、舞夜のみです。
原作版では、舞夜を含めて3人のヒロインが対象ヒロインだそうですが、このノベル版では舞夜だけとなります。

舞夜は、主人公のクラスメートです。
知的な雰囲気を持った美少女で、運動もできる完璧な存在です。
しかし、意外にも気が強く好奇心旺盛な積極的な面もあります。
同性からの人気はあまり良くありません。
催眠遊戯

ストーリー展開


展開的には、主人公がコインマジックの代わりに習得しようとしたのが、催眠術であり、その練習のために舞夜を練習相手として催眠をかける内に、欲望が湧き出す事になる流れですね。

しかし、催眠ものにしては珍しいタイプの主人公かな?
この作品の前にレビューした「大催眠」でも、主人公の性格は卑屈だったり、問題児な事が殆どなだけに、人畜無害的な扱いをされている主人公は新鮮でしたね。

意外に女子たちとも話せるタイプだったりするのが、印象的でしたね。
まぁ、そこには主人公の家が女性ばかりという環境で、女性に対して変な力みがないんですね、普通の事って感じなので。
なので、クラスの女子たちとも普通に話せる訳ですね。
もっとも、話せるのと人気があるのはまた別な話ですが(汗)

そんな平凡な彼が唯一主役になれたのが、マジックだった訳です。
とは言え、どんな凄いネタも何度も見れば、新鮮さもなくなるのは当然の事。
次第に飽きられてしまう訳ですね。

そんな彼が催眠術に目を付けて、習得しようとする流れな訳ですけども、そこまでやるかと思いますけどね(汗)
でも、自分の居場所がなくなると不安になるって心理状態は分からなくはないですが。

そして、主人公は催眠術を習得しようとするのですが、ここで問題なのがコインマジックとは違い、催眠術には相手が必要。
そこで舞夜に催眠術の練習台になってもらう事になります。

勿論、当初は難色を示す舞夜ですけども、主人公の説得で練習に付き合ってくれる事になり、ふたりの秘密の関係が始まる事になります。
まぁ、別にこの時点では、主人公は単純に一般的な?催眠をかけて、Hな事をしたいみたいな考えはないんですね。
あくまでも、純粋な気持ちって事ですね。

ですが、催眠状態に入り、普段見る事もない舞夜の無防備な表情を見ている内に、主人公の中に欲望が湧き上がる事に…。
女性ばかりの環境で、女性に対する感覚が麻痺してた主人公に、初めて女性に対する欲が生まれた訳ですね。
それは、主人公も思っていなかった程の強烈な独占欲。

こうして、舞夜を手に入れたいと強く思った主人公は、本来ならば高嶺の花である彼女に催眠を使う事になります。


大催眠と比べると、ここまでに至る過程を丁寧に描写していますね。
催眠へのプロセスや1回だけではなく、何度も何度も少しづつ催眠の導入を繰り返し続けるというのも、丁寧な所ですね。
まぁ、大催眠はプロセスもへったくれもないし、ヒロインも複数だし、同じようにはいかないのも分かりますけど、これくらい丁寧だったらなぁと思ってしまいました(汗)

Hシーン


Hシーンは、舞夜との行為が描かれています。

行為的には、自慰やフェラなどがあります。

やはり今作も催眠が一番重要な要素なのは当然ですね。
印象的な催眠の内容では、舞夜が犬になったりする催眠ですかね(汗)
わんと鳴いて犬になりきっている彼女の姿はとても学園の才女とは思えない姿ですねぇ。
本当の犬の様に身体を撫でられて、弛緩し恍惚の表情となっているのは、催眠ならではですね。

中には、時間を止めるなんてのもありますけども、これはあくまでも知覚を麻痺させる事で疑似的にそんな錯覚を起こす類のものですね。
本当に止めれたら、もはや人類ではないな(汗)
まぁ、普通にこんな催眠を独学でかけれる主人公もおかしいんですけども(汗)

ヒロインの意思以前に知覚すらできていない状態下での一方的な行為ってのは、それがまた独特のいやらしさがありますね♪
作中でもありますけども、まさしく「人形」という形容がピッタリですね。
実際、舞夜は元々人形的な美しさというか、作り物めいた美しさもどこかありますしね。
催眠遊戯

そんな彼女を快感に喘がせる展開が多いですかね、全体的に。
勿論、主人公も快感を味わっていますけども、どちらかというと舞夜に快楽を与えこんでいくって内容のが多いですね。
それこそ催眠を駆使する事で、行為中ではなくても時間差で快感を与える事すらも出来るので、万能感は半端ないですねぇ(汗)

挿絵


挿絵は、原作版の画像が使われていますので、問題なく見れると思います。

今作では舞夜だけの登場な訳ですけども、舞夜は中でも整った美しさがあるヒロインですね。
普段から冷静な印象があるだけに、より催眠時とのギャップが味わえるヒロインとも言えます。

催眠時は、やはり瞳が虚ろになるという表現になっています。
個人的にはあまり好みではないんですけども、それがまた舞夜にはギャップに繋がっているかな、普段の凛々しさと比べて。

そんな彼女が時には犬になってたりするだけに、より違和感は半端ないですな(汗)

最後の方では、主人公の姿も見れましたが、確かに人畜無害という感じですね。
卑屈だったり、いかにもな嫌われものな催眠の主人公とはちょっと違いましたね。
まぁ、やっている事は似た様なもんですけども(汗)

挿絵数:24枚

総評


全体的には、しっかり真面目な?催眠ものという感じですかね?
順序立てて、催眠を使っていく過程がしっかり描写されているので、読み応えがあると思います。

主人公のキャラですけども、男扱いされていない彼ですが、やはりそこは男だったという事ですね。
催眠というものに触れた人間には、奥底に眠る何かを呼び覚ますものがあるんでしょうね。
狂気じみたものこそ、控え目?でしたが、私的には大催眠の主人公よりもよほど深さを感じましたけどねぇ(汗)
覚悟が違いましたね、人の人生すらも歪められるというものを扱うという。

まぁ、Hシーンに関しては、大催眠の方が分かりやすくて好みでしたが(汗)

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