美少女文庫 トリプルお嬢様を差し押さえ!


3月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、極々普通の男子学生です。
しかし、この日の彼は一世一代の大勝負に出ようとしていました。
それは、学園内で誰も知らぬ者はいないとされるお嬢様である「澤城 小夜」(さわしろ さよ)に、自分の気持ちを告白するために彼女を呼び出していたのです。

あまりにも無謀で、勝機の見えぬ勝負だったのですが、ダメもとで主人公はストレートに告白をし、そして小夜に逃げられてしまいます(汗)

落胆し、帰宅した主人公ですが、何と更に主人公を襲う悲劇が起きてしまう事に…。
絶望の淵に立たされてた主人公の前に現れたのは、何と小夜の姿。
そして、主人公と関係のあるふたりの女性たちの存在だったという展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
澤城 小夜」(さわしろ さよ)
東雲 唯」(しののめ ゆい)
愛染 千夏」(あいぜん ちなつ)の3人です。

小夜は、主人公の学園の理事長の娘です。
主人公のひとつ上であり、その物腰や言動は威風堂々としたものを感じさせます。
才色兼備であり、人気抜群ですが、その完璧さゆえに高嶺の花となっています。

唯は、主人公の遠縁の親戚にあたる姉の様な存在です。
年上ですが、幼さを残した顔立ちなどもあり、あまり姉っぽさはありません。
かなり積極的なスキンシップを主人公にしてくる事もしばしばです。

千夏は、父親同士が友人な事もあり、主人公とは幼い頃から面識があります。
他のふたりとは違い、スレンダーな体型をしており、それをコンプレックスに感じている所があります。
基本的に他のふたりの暴走に突っ込みを入れる役目です(汗)
ボクっ娘でもあります。

ストーリー展開


展開的には、主人公が小夜に身の程知らずにも告白をした事から、女性陣3人に迫られる事になる流れですね。

何故にそんな事になったのかというと、話は小夜の告白後に移ります。
どストレートな告白をしたものの、小夜にはその場から逃走されてしまい、すっかり意気消沈な主人公(汗)

しかし、悲劇は更に主人公を襲ったのです。

何と、家に帰って来た主人公は自宅が差し押さえされている所に遭遇する事に(汗)
主人公の父親が借金を抱えてしまったんですね、会社の倒産で。
そんな事を事後報告する辺りが、この手の作品のクズ親らしいですな(汗)

これでは生活もままならなくなった主人公。
もはや、小夜との失恋どころの騒ぎではないですよね(汗)

しかし、そんな主人公の元に現れたのは、告白の際に逃走してた小夜本人に唯と千夏のふたりまで。
主人公の事情を知った彼女たちは何と、あっさりと借金を肩代わりしてくれたのです(汗)

それもこれも、全ては好きである主人公のため。
小夜もあの場では、思わず逃げ出してしまったのですが、何と告白は成功していたんですね(汗)

しかし、ここで問題なのは3人全員共に主人公を好きである事。
そこで彼女たちは、主人公は自分の恋人だと争う事になる流れになっていく事になります。

Hシーン


Hシーンは、全員との行為が描かれています。

行為的には、パイズリ、フェラ、手コキなどがあります。
あまり過激な行為は控え目ですかね、正統派らしく。

意外だったのは、最初のヒロインが揃った段階で、Hになった事ですね。
この手の作品では、大体ヒロインたちが揃って、次のパートから個々のヒロインをメインとした個別のHになり、最後の方で全員含めてのハーレム状態ってのが良くあるパターンですけども、今回は最初に揃った時点で全員との初体験になりますね。

他の作品でも揃った時点でHシーンになるものもありますけども、それでも大抵は手コキ、フェラ程度止まりで射精させるみたいな展開で本番まではない事が多いんですけどね。

その点、今作では揃った時点で全員と初体験を既に済ましているので、その後の個別パートでは展開も早くなっているのが特徴ですね。
そういう意味では、よりHな展開に持ち込めているのだから、良いと思いますね♪

ちなみに便宜上、個別と書いてはいますけども、正確にはふたりっきりでの行為はなかったですね。
最低でもふたりのヒロイン相手の行為となるので、純粋にヒロインとの一対一での行為はない、ハーレム的な作りになっています。

基本的には、主人公は大人しいのでヒロインたちが主導権を握っての受け身がちな所がありますが、興奮が過ぎると攻守逆転になりますので、受け身だけの主人公が苦手な人も読みやすいかな。
まぁ、全体的にはやはり大人しめですけどね。

個人的には、主人公が一生懸命に掃除をしたばかりの所を、小夜に襲われて?の手コキで射精させられて、汚してしまう展開が結構良かったですね♪
ちょっとSっ気を垣間見せた小夜も良かったですし、綺麗にした場所を精液でまたも汚すってシチュエーションが結構そそるものがありました。

終盤では、お約束の全員交えてのハーレムプレイになりますね。
時期が正月なので、皆、振袖姿なのも高評価ですね♪
着崩れた状態での行為なのは、あまりないだけに新鮮ですし、普段の服装とは違ったヒロインたちの魅力を存分に引き出してくれますね。


挿絵


挿絵は「へるるん」さんが手がけています。
別レーベルだと、あとみっく文庫の「勇者よ、宿屋の店主になってしまうとは情けない」がありますね。
美少女文庫は初なのかな?

華奢で可愛らしいヒロインたちが魅力的に描かれています。
ハーレムものに合った、甘い雰囲気のある可愛らしいヒロインたちなので、相性も良いですね。

突っ込み的な存在の千夏は、最初ツンデレ系かと思いましたけども、それ程そんな感じではなかったかな。
まぁ、そもそも彼女はそこまでツッコミ気質ではなかった様な(汗)

やはり個人的には、和装姿のシーンは結構お気に入りですね。
描く方は、かなり大変だったでしょうが(汗)

全体的に、色味が淡い仕上がりなのも、柔らかい印象を与える要因のひとつにもなっていますね。
その分、ガツンと来るエロさは控え目かもしれませんけども。

挿絵数:10枚

総評


全体的には、分かりやすいハーレム展開で、読みやすかったですね。
波乱も特に序盤以降はないですし、まったり力を抜いて読めるんじゃないでしょうか。

まぁ、少し気になったのは、小夜がハーレムの中でもメイン格的な存在かと思いきや、特にそんな感じではなかった事かな。
あんな大勝負に出た冒頭の告白はどうしたんでしょうか(汗)
もう少し、そこの流れを活かしても良かったんじゃないかなとは思いましたけどね。

でも、この作品のタイトルって、最後の展開のくだりなどを考えると、お嬢様を差し押さえではなく、お嬢様に差し押さえられる、の間違いじゃ(汗)


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