美少女文庫 なぎなたなでしこ恋変化

なぎなたなでしこ恋変化 (美少女文庫)
わかつき ひかる
フランス書院

12月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、ごく普通の男子学生です。
そんな彼は、ある日の帰り道で不良たちに絡まれている、クラスメートの「一条 しのぶ」(いちじょう)を目撃する事に。
その後、結果として彼女を助けた?形となった主人公は、彼女と親しくなっていく事になる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは、しのぶのみです。

しのぶは、主人公のクラスメートです。
つい最近京都から転校してきたばかりで、主人公もあまりよく知らない存在でした。
おっとりした京都弁を操り、控え目な言動でクラスではあまり目立たない存在です。
しかし、実は薙刀の有段者であり、明るい性格です。

ストーリー展開


展開的には、主人公がしのぶが不良に絡まれている所に出くわした事で、彼女と親しくなっていく流れですね。

まぁ、主人公は不良から助けたって言うには若干語弊がある気もしますが、主人公の登場によって薙刀の有段者であるしのぶの攻撃する隙を作るので、結果としては助けたって事になりますかね(汗)

ここで主人公は、しのぶが学校で見せる姿とは全く違う事を知る訳ですね、薙刀の事や性格など。
これは、しのぶ側も同じであり、この時点では主人公の事はクラスメートである事や名字程度しか知らなかった訳ですが、この件で主人公の存在を認識する様になるんですね。

その後、主人公は彼女の薙刀の練習を見学するのですが、その帰りに主人公の自宅でハプニングが起こり、彼女と抱き合ってしまう事に。
興奮した主人公は、つい勢い余って彼女とキスをしてしまいます。
ここではキスした主人公の理性が戻った際に、しのぶは自宅を立ち去ってしまう事に。

てっきり嫌われたかと激しく落ち込む主人公ですが、その後あっさりしのぶも満更ではないという事が分かり、フワッとした形ですが、しのぶと付き合う事になる流れですね。
不良に絡まれてから、意識しだしたとしたら、かなり早い展開にちょっとビックリしましたね(汗)

その後も、独特のしのぶの態度に元々恋愛経験のない主人公は、振り回される事になったりします。
著者作品では、ヒロインと主人公との会話でのやり取りが肝でもある訳ですが、こういう本音があまり伝わりにくいヒロインってのは、よりその理解が進むにつれて魅力が増すヒロインなのではないかなと思いますね。

でも、結構単純というか素直な所もありますし、それ程分かりにくい性格ではないので、感情移入もしやすいとは思いますけどね。
作中では「腹黒」って表現をされている彼女ですけども、そんなに腹黒かったかな?(汗)

むしろ初々しさが出ていて微笑ましさがありましたけどねぇ、読んでて。
何気ないやり取りの会話にどこか思わずムズムズしちゃうのは、わかつきさんの作品ならではですねぇ。

Hシーン


Hシーンは、しのぶとの行為が描かれています。
行為的には、自慰やフェラ、パイズリ、アナルセックスなどがあります。

勿論彼女は経験がありませんので、性的に無知な面が垣間見えますね。
初体験では、よくある挿入だけで初体験が終わったと考えているのが、ちょっと可愛かったです♪

でも、行為の際に男性は挿入して動かずに射精するものだと思っているんですが、例えでセミの様にってあって、噴きました(汗)
セミって例えも珍しいですよねぇ、木の様に女性にしがみ付いているだけと思ってたのだろうか(汗)

中盤では、主人公の嫉妬心や独占欲からなる言動により、手を縛ったりと、しのぶを責める様な行為も見られる事になります。
いつもの疑心暗鬼に近いですが、それよりかは控え目かな?
でも、しのぶが恥ずかしさなどで半泣きになっている姿に興奮をおぼえたりする主人公は、隠れSですな(汗)

しのぶの方も、自身に対して主人公がそういった感情を抱いているのを理解しているからこそ、どんな要求も頑張って呑もうとするいじらしさがありますね。
そんな様子にまた主人公も燃えてしまうのだから、むしろ逆効果かもしれませんが(汗)

挿絵


挿絵では「犬洞あん」さんが手がけています。
初めての組み合わせですかね、確か。

どちらかと言うと比較的幼く可愛らしい絵柄は、今回のヒロインであるしのぶにも通じるものがありますので、中々相性は良いのではないでしょうか。
でも、ちょっとこの方の絵柄って、結構あっさりしているので、少しさっぱりしすぎているかなとも(汗)
先に同時発売の2作品を読み終わってただけに、挿絵の白さは目立ったかなぁ。

まぁ、でもそれくらいなので、そんな気にはならないとは思いますけどね。
後は、思ったより主人公が文章よりも女の子っぽかった様に感じたくらいかな(汗)

総評


全体的には、読後感の良さのある爽やかな仕上がりの作品だったかなと思いますね。
変に生々しくないし、それは挿絵の影響もあるのかもしれませんな。

ああいう京都弁?なヒロインの口調も以前の作品でありましたが、それでもあまり余所では見ないだけに新鮮さはありますね。
えすかれの後に読んだので、主人公としのぶの初々しい恋愛を見て、さっぱりしました(汗)
…読む順番も大事になるのか、レビューは(汗)


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なぎなたなでしこ恋変化

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