Harvest novels 巣作りドラゴン

巣作りドラゴン (ハーヴェストノベルズ)
甲斐正一
ハーヴェスト出版
売り上げランキング: 293530

*中古のみです

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、一見普通の青年ですが、その正体は竜族です。
そんな彼は、現在「エルブワード王国」の国境線近くに居を構えています。
そこを巣に主人公は、婚約者である「リュミスベルン」(以下リュミス)を迎えるために巣作りをする必要があったのです。
しかし、そこにはある問題が…。

実は、主人公は婚約者であるリュミスの事が大の苦手だった…という展開です。


登場ヒロイン


登場するヒロインは、リュミスの他に。
獣人の娘の「ユメ・サイオン
魔族の娘の「クー
没落貴族の娘の「フェイ・ルランジェル・ヘルトン
王族の娘の「リ・ルクル・エルブワード
魔術師の「ドゥエルナ」がいます。


リュミスは、主人公の許嫁の竜族の娘です。
その実力は、主人公は元より天界、魔界も恐れる程であり、最凶最悪との呼び声高い存在でもあります。

ユメは、獣人の娘です。
主人公の巣の近くの村に住んでいましたが、竜である主人公を恐れた村の掟で生贄として巣にやって来た存在です。

クーは、魔族の娘です。
ギュンギュスカー商会からの派遣社員であり、主人公の専属担当として、様々な商品を販売しています。

フェイは、人間であり、没落した貴族の娘です。
家の再興のために、竜退治を考えています。

ルクルは、エルブワード王国の王女です。
国内に主人公が巣を作った事で、主人公と関わる事になります。

ドゥエルナは、魔術師として有名な存在です。
竜狩りを得意としており、主人公を狙う事となります。


ストーリー展開


展開的には、主人公が許嫁のリュミスを受け入れるために巣を作る事になる訳ですが、主人公はリュミスを苦手に思っている流れですね。

そもそも、何故主人公はリュミスを苦手にしているかというと、過去に彼女に殺されかかった事があるからです(汗)
これは比喩ではなく、竜族の再生力で何とか助かったというレベルのダメージであり、今も主人公の身体には傷が残っている程なんですね。

そのせいか以来主人公は彼女を前にすると、緊張し、ぎこちない態度を取ってしまう様になってしまいます。
身体が恐怖を覚えているんでしょうねぇ(汗)

更に主人公は、彼女との結婚以前に自由を満喫したいという気持ちが強く、結婚はまだ先の事という考えがあるんですね。
なので、許嫁が決まった際も、巣作りをゆっくりダラダラと取り掛かってたのですが、それにいよいよ業を煮やしたリュミスの一喝で期限を決められてしまった訳です(汗)

竜にとって巣というものは、許嫁を迎え入れるために、豪華で財宝などで装飾されているのが良しとされています。
更に竜族で最強とされる程のリュミスを相手とするならば、巣の規模、豪華さなど要求されるレベルも上がる訳ですね。
そのため、竜は近隣の村などから貢がせる事で、力を誇示し、恐れられる存在としなければならないのですが、まったり巣作りしてた主人公には、そんな準備も近隣の村を一切襲う事なく、平和に暮らしてたので、貯えなどないと(汗)

元々、温厚な性格な主人公は、そういうやり方が苦手な訳ですねぇ。
財宝目当てで巣に侵入してきた冒険者たちは、さすがに主人公も手を出しますけども、基本手出ししなければ何もしないという、ある意味有難い存在でもあるんですね。
まぁ、今回のリュミスのお叱りの際に、彼女はご丁寧に周辺の村などを襲撃して帰った事で、人間たちを刺激してしまい、国も主人公を危険視して動かざるを得なくなるという羽目に(汗)


ここまでは、意外にコミカルなストーリーの感じだと思うんですけども、主人公はその後、出会うユメやルクルたちと関わる事で、色々考えさせられていく事になっていくんですね。
なので、途中からはコミカル色は薄れていき、徐々にシリアスさが増してくる事になるというギャップのある作りになっていますね。

やはりというか、普段はエネルギー効率の点などもあり、人間の姿を取っている主人公たち、竜族ですけども、そこはあくまでも見た目なんですよね。
人間と考え方というか、思考とは、ちょっとズレがあると言うか、感じ方が違うんですね。
それを人間であるヒロインたち(ユメは獣人ですけども)と、触れ合う事で何かしら影響されていくという感じがありましたね。


Hシーン


Hシーンは、ユメ、フェイ、ルクル、ドゥエルナ、リュミスとの行為が描かれています。
クーは、行為はなかったですね、原作版はあるのかは分かりませんが(汗)

行為的には、フェラとパイズリでしょうか。
でも、ほんの少しであり、殆どのヒロインは本番行為のみであり、特別派手なものはなかったですねぇ。

正直な所、Hシーンはおまけ程度かなって感じですね、ノベル版では(汗)
一応、ヒロインによって、若干凌辱風というのと、大事にしている愛情のある行為に分けられますね。
凌辱って書きましたけども、どちらかというとお仕置きの方がしっくりくるかな。

どのヒロインも、回数も少なく1回だけってのも珍しくはないので、ボリューム感は正直ないですね。
それで、本番行為だけってのも多いので、ガツっとしたエロさという点ではやや弱いですけども、女性陣の初々しさだったり、天さは感じられるのではないかなとは思いますけどね。


挿絵


挿絵は、ハーヴェストノベルズ特有の原作の画像をそのままではなく、線画によるものですね。
毎回の様にクオリティーは高いので、問題はないですね。

キャラクターが童顔なので、可愛らしさのある絵柄ですね。
リュミスも竜ですが、普段は人間と同じ姿なので、怖さはなく、むしろ可愛らしさが強いですね♪
まぁ、やる事は荒っぽかったりしますが(汗)


総評


全体的には、序盤のコミカルさからは若干テイストが変化したのが印象的な作品でしたね。
主人公も序盤のノリというか、性格も若干違って見える様に感じられるのは気のせいでしょうか。

一応、今作でのメインヒロインはリュミスなんですけども、ユメももうひとりのヒロインだったのかなと感じる作りでしたね。
個人的には、ルクルと主人公の関係性は読んでて、ある意味で一番しっくり来ているのではないかなと思ってたんですけどねぇ。
まぁ、彼女は彼女で、今作の件をきっかけにとても大きなものを得ましたね、文字通りに。

唯一、不憫とも思えたヒロインはフェイですね。
彼女だけは、境遇が他のヒロインと異なっており、何とも言えない扱いでしたね(汗)
あれだったら、無理に登場させんでも…。
後半は全く見せ場もなく、ちょっと可愛そうだったなぁ(汗)

リュミスは、所々で彼女の視点のパートがあり、彼女の知られざる一面が垣間見えるんですが、可愛いんだけど、それくらいしかストーリーでは途中関わっていないだけに、ちょっと存在が弱かった感がありましたね、私には。
そういうのもあって、ルクルは結構描写もあって良かったんですけどねぇ。
メインヒロインであるならば、リュミスももう少し掘り下げて欲しかったかなと。


楽天はこちらからどうぞ(電子書籍版)
巣作りドラゴン-【電子ブック版】

原作PC版
巣作りドラゴン
巣作りドラゴン
posted with amazlet at 12.11.09
ソフトハウスキャラ (2004-06-25)

*中古のみです

ブログランキング参加中です。
よろしければ応援お願いします♪
関連記事
 タグ