ぷちぱら文庫 Re:birth colony 蒼影のアズライト


10月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

*今作は、その原作のスピンオフ作品という位置付けになっています。
いつも通り、私は全く原作版の知識も何もなしです(汗)
果たして、この世界を理解できているのか…。

主人公は、元は孤児であり、孤児院から引き取られ、犯罪結社にハッカーとして育てられた経歴の持ち主です。
そして、今回とある回収物の調査をする事になるのですが、これを機に主人公は電子幽霊?の「アズライト」と出会い、大きな流れに巻き込まれる事になる展開です。


登場ヒロイン


登場するヒロインは、アズライトの他に、貴族の「セルリア セレスタイト」、主人公の姉的存在の「竜胆 瑠璃」(りんどう るり)、外交のために派遣された使者の「ノイエブラウ T ミラー」、主人公の義母の「竜胆 藍理」(りんどう あいり)がいます。

その他にも女性キャラクターはいますけども、キャラ紹介載ってたのは上記の5人だったので、これで(汗)

アズライトは、主人公が追っていた回収物をきっかけとして出会う事になる電子幽霊の少女です。
自分の意思でハッキングも行えるデータ体です。
データ体なはずですが、感情がある様に振舞い、その様子は子供の様な素直さを持っています。
何か目的を持っていますが、それは酷くおぼろげで漠然としており、彼女自身も把握できていません。
Re:birth colony -Lost azurite-

セルリアは、最大の権力を持つセレスタイト家の一人娘です。
両親をテロによって失っている過去を持っています。
ある一件で主人公たちを知り、興味などから接触してきます。
Re:birth colony -Lost azurite-

瑠璃は、主人公と同じ孤児院で育った女性です。
主人公と同じく藍理に引き取られたために、主人公とは義理の姉弟という関係でもあります。
現在、若手の歌手「桔梗ルリ」として活動しており、人気です。
Re:birth colony -Lost azurite-

ノイエは、外から訪れた使者であり、外交官です。
しかし、目的はそれだけではない様で、独自の動きを見せる事も。
そのためか、高い身体能力などを有しています。
Re:birth colony -Lost azurite-

藍理は、主人公と瑠璃を引き取った義母という存在です。
しかし、その見た目は子供にしか見えない容姿をしています。
その正体は、外周区で一番巨大な秘密結社「ゲンチアナ」の首領「藍玉」という隠された顔があります。
普段は、マイペースでノリの軽い言動を取っています。
Re:birth colony -Lost azurite-


ストーリー展開


展開的には、主人公はとある回収物を追っている中で、アズライトと出会う事となり、彼女と共に騒動に巻き込まれてしまう流れですね。

そもそも、この世界は500年程過去に隕石が地球に近づいた事で、大災害が発生した過去があるんですね。
そのため人類は、「アーコロジー」と呼ばれる建造物へと移住をする事になり、地球の環境状態がまた人の住めるまで再生の日を待つ事になった訳です。

それから、長い時間が経過しても未だに人々はアーコロジーの中で生き続ける事となります。
しかし、それは外の環境云々の理由だけではありませんでした。
平和な箱庭とも言える居住空間のアーコロジーに長く住み続けた人類にとって、そこが全てとなっていったからなんですね。

確かにアーコロジーで生まれ育った人間にとっては、それが普通であり、世界の全てでもある訳ですしねぇ。
そのために、人は外への執着心が薄らいでいる現状があります。

今回の物語の舞台は、そのアーコロジーのひとつである「アクアリウス」。
長い年月と環境によって、それぞれのアーコロジーは独自の発展を遂げる事になります。
アクアリウスにとっては、「中央区」とそれを取り囲む「外周区」で富裕層と貧困層との二分化された歪な社会が形成されています。

そのため、外周と中央との確執は根深く、いつしか中央の治安維持組織である「騎士団」同様に外周も独自の秩序を持つ事となります。
それが、現在藍理率いる秘密結社のゲンチアナを筆頭としている訳です。

主人公は、そんな藍理からハッカーとして教育された経緯があり、今回藍理から指示を受ける事になります。
それによると外周区で何やら動きを見せた騎士団の情報を元に、彼らが何かを回収した事が分かります。
藍理からは、騎士団が何を回収したのかを調べる様にとのお達しな訳ですね。

それから、主人公は回収物の調査を行う事になる訳ですが、その際に主人公は違和感を覚えつつ、騎士団が回収物を持ち込んだ研究施設に潜入し、目的の回収物を手に入れる事に成功する事に。
そして、結果として主人公の身には異変が起こる事となり、それと同時に謎の電子幽霊であるアズライトと出会う事になります。

ここから、物語は彼女の存在を中心として、大きく動き出す事になる訳ですねぇ。


…いやぁ、設定が近未来SF系という事もあり、設定や専門用語が多く理解力の無い私には中々飲み込むまでが長かったです(汗)
そして、思った以上にアズライトと出会うまでが長かったですねぇ。

この手の遭遇って、結構早い段階で起こるものだと思い込んでいた私には、かなり長く感じてしまいましたねぇ。
彼女と対面するまでに、約半分近くのページ数を使っているくらいですからね(汗)
まぁ、SF系なので、説明する要素が多いってのもあるんでしょうけどねぇ。


Hシーン


Hシーンは、瑠璃とセルリア、ノイエの行為が描かれています。

行為的には、フェラくらいなものでしょうか。
正直、かなりバリエーションはないと言えます(汗)

それもそのはず、今作は殆どHシーンがないんですね(汗)
主人公との絡みがあるヒロインは瑠璃だけであり、残りは主人公の絡まないものという状況となっています。

まぁ、この設定やストーリーがメインであり、ある意味Hなどの要素はオマケに近いものがありますからねぇ。
よくあるHシーンがなくても、問題はないであろう作りだと思います。
Hシーンがなければ家庭用機に移植されてもおかしくなさそうな話だしなぁ。

主人公のキャラも、あまりHにギラギラしている様なタイプではないですしね(汗)
そこら辺には、彼の生い立ちや藍理の「教育」の反動などもあるでしょうけども。
それに、このシリアスなストーリーでは中々そんな雰囲気にはなりにくいよなぁ(汗)


挿絵


挿絵は「浅海朝美」さんが手がけています。
浅海さんは、原作版の原画を担当されている方でもありますね。

今回、原作版のスピンオフ作品だという事で、当然オリジナルの展開などがあるので、挿絵も描き下ろしみたいですね♪
綺麗な挿絵ですし、同じ人が手がけているので違和感もありませんね。

まぁ、私は違和感も何も原作を知らない訳ですが(汗)

ちなみに、私最初にこの表紙絵を見た時の印象は何となく「電*文庫」みたいな表紙だなぁ、でした(汗)
要は、ラノベっぽいって事を言いたかっただけです(汗)
Re:birth colony -Lost azurite-

可愛らしく、何より透明感のあるキャラクターたちは、綺麗であり、儚さを感じさせる存在でもありましたね。
そのせいか、どこか良い意味?で人形らしさというか、造られた存在ではないかと思わせる程でしたね(汗)
まぁ、原作版ではもっとコロコロ表情が変わっているのかもしれませんけども、挿絵だけで判断すると、そういうイメージがあったんですね、私には。


総評


全体的には、SF系な作品なので、かなり重厚なストーリー展開でしたねぇ。
読み終わった時は、ガッツリ読んだ!って気にさせてくれましたね。

原作のある作品でスピンオフって事で、この作品だけでは心底この物語を味わえてはいないと思いますけども、それでもこの物語の一端は垣間見た気になっております(汗)
まぁ、これで全てを分かった気になるのは間違いでしょうけどもね。

あとがきを見るに、この展開は本編とは大きく違う選択をした事で起こりうるひとつの可能性という位置付けみたいですね。
そうなると原作とは大分違うのかな?

原作版はHシーン結構あるんですかね?
作風的にガッツリやるイメージが湧かないから、ヒロイン辺りの回数は少なそうですけども。

私みたいに、今作から入る人もいるでしょうけども、それでもそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。
気になったら、原作をプレイするのもいいんじゃないですかねぇ。
私もちょっと気になるけども、現実プレイしている時間、資金がなぁ(汗)

読み応えのある作品を求めるならば、試してみるのもアリではないでしょうか。


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