あとみっく文庫 どうやら俺は四天王の中で最弱みたいです

どうやら俺は四天王の中で最弱みたいです (あとみっく文庫 51)
倉田シンジ
キルタイムコミュニケーション
売り上げランキング: 1931

10月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、かつて魔王に打ち勝ち、辺境の地へと追いやった勇者の家系の人間です。
そのため、主人公は魔族討伐のために旅立つ事になります。
ある古城で主人公は、魔王に従う四天王のひとりと戦う事になり、辛くも勝利するのですが、その際に受けた毒により、倒れてしまう事に…。

その後、目覚めた主人公は驚く事に。
何と主人公を助けたのは、他の四天王たちであり、何故か主人公が倒した四天王の一角を担う羽目になってしまうという展開です(汗)

登場ヒロイン


登場するヒロインは、魔王の娘の「パンドラ」、四天王のひとりの「ノーラ」、主人公の幼なじみの「セリア」がいます。

パンドラは、魔王の娘です。
それゆえかワガママな所や世間知らずな面があります。
何故か主人公を気に入り、何かとサポートしようとする甲斐甲斐しい面も。

ノーラは、魔王に従う水を司る四天王のひとりです。
元はスライムだったという異色の経歴の持ち主でもあります。
寡黙で表情が変わらない冷静な性格ですが、四天王トップを目論むなど野心もあります。

セリアは、主人公の幼なじみです。
主人公よりも実力の面では上であり、王国騎士として主人公の勇者パーティーの一人として参加しています。
主人公に淡い好意を抱いています。


ストーリー展開


展開的には、勇者である主人公が結果的に敵側である魔王側の四天王の一角になってしまうという流れですね。

では、何故主人公がこんな事になったのかというと、主人公が四天王のひとりを倒した事が発端となっています。
とは言え、主人公は勇者とされながらも実はそんなに強くないんですね(汗)

主人公のご先祖様は、勇者として魔王を辺境にまで追いやる事には成功したものの、子孫である主人公はごく普通の力の持ち主な訳です。
確かに、主人公には勇者の素質はあるらしいのですが、現状では幼なじみのセリアにもボロ負けだったりと、まだ勇者と言うには物足りないものなんですね。

しかし、勇者の再来と国を挙げてのお祭り騒ぎとなってしまい、王の命により、いきなり実戦経験を積む間もなく討伐への旅に出されてしまう事に…。
幸い、セリアを含む実力のあるパーティーメンバーの力で古城へとやってくる事ができた訳ですが、やはりこの時点でも主人公の成長は微々たるものだったのです(汗)

そして、古城内で罠にかかり、主人公は他のメンバーと散り散りになってしまいます。
更に間の悪い事に、そこで主人公は四天王のひとりと出会い、戦う羽目に。
絶体絶命のピンチでしたが、持ってきてたご先祖様のアイテムの数々を片っ端から使う事で、何と勝ってしまうんですね(汗)

…この四天王が滅茶苦茶弱かったのか、ご先祖様のアイテムが強力だったのかは定かではないですけどね(汗)

まぐれに近い形ながら、四天王のひとりを倒す事に成功した訳ですが、その際に主人公は毒にやられており、結果その毒で倒れてしまう事に…。
そして、気づいた主人公は自分が助かったと悟る事になる訳ですが、何と主人公は残る四天王によって助けられていたのです(汗)

彼らから伝えられた内容は、主人公が倒した四天王の空きを主人公が四天王として埋めろという、とんでもないものだった訳ですねぇ(汗)
こうして、主人公は勇者から四天王のひとりとなってしまう事に(汗)
まぁ、この四天王に囲まれている状態で、実は勇者ですとか、嫌だとか言える訳もないですからね(汗)

そして、四天王となった主人公には、自身の属性を決める事になります。
これは、同じ四天王のノーラが水を司るといった様に、四天王にはそれぞれ炎や風などの属性を持っているんですね。
主人公も、そのため属性を決める事になる訳ですが、強くない彼にとっては殆どの属性との契約が困難でした(汗)
ゲームでも良くあるお約束ですよね、契約には自身の力を示す必要があるってのは。

そこで、何とか戦う必要のない属性をと、選ぶ事になったのが闇の属性。
おっかなびっくり、闇の属性を得るために試練に臨んだ主人公の前に現れたのは、魔王の娘であるパンドラだったんですね。
ワガママなお嬢様に気に入られないと無理なために、ある意味では戦うより難易度が高いとされる試練なのですが、何故かパンドラは主人公を気に入ってしまうんですね(汗)

どうも彼女には、主人公の弱々しさなどがとても珍しく新鮮に映ったみたいなんですね(汗)
当然、彼女の周りには力自慢な連中が普通でしょうからねぇ。
更に魔王の娘なんてどうすれば…と落ち込む主人公の姿に何故かパンドラは強く母性本能をくすぐられるらしく、あっさりと契約出来てしまう事になります。

こうして、主人公は闇の属性と魔王の娘であるパンドラからの手厚い加護を受ける事になり、本格的に四天王として活動する事となります。
更にパンドラは惚れた男である主人公に手柄を与えさせようとする事で様々な事に巻き込まれていくって流れですね。

個人的には、主人公の何とも微妙で複雑な立ち位置が面白かったですねぇ。
四天王でも一番格下であり、立場的には人間の敵となっており、戦わなければならないですが、人間を傷つけたくない主人公を敵とみなして人間は襲ってくるという板挟み的な立場は、どうにもこうにもできないですね(汗)


Hシーン


Hシーンは、パンドラ、ノーラ、セリアとの行為が描かれています。

行為的には、フェラやパイズリなどがあります。
他には、若干触手要素もありますね、まぁ、ファンタジーですしね(汗)

ノーラは元々スライムなだけに、どうも挿入の感覚が人のそれとは違っているみたいなのが面白いですね。
スライムらしくか、ねっとりと強い締め付けではないものの、絡みつくような感触らしく、これはこれで気持ちよさそうですねぇ♪

全員ヒロインが今思えば、可愛らしいタイプばかりでしたね。
それでも、個々で性格がまた違うので、同じ感じではないので、似た印象は抱かないとは思いますが。
この手のファンタジーでは、お色気担当なヒロインがいそうなだけに、そういったセクシー要員がいないのは意外ですね。
特に敵側だと、淫魔的なキャラとかいそうなのにね(汗)

個人的には、セリアのキャラクターも少し意外でした。
騎士という事や主人公の幼なじみだったりするので、てっきり気が強くツンデレ的な性格かと思ってたんですが、違ってましたね。
普段は騎士らしく振舞っていますが、意外に可愛らしいというか、素顔は主人公もちゃん付けで読んだりするのがギャップがありましたねぇ。

終盤では全員との行為もありますが、途中では端折られていたりする箇所もあるのは、残念ですねぇ。


挿絵


挿絵は「黒澤清崇」さんが手がけています。
二次元ドリーム文庫では「スク水メイドがご奉仕します!」、「スクみこっ! 紺な巫女ってありえなくない?」などがあります。

上記でもある様に、可愛らしいヒロインたちを魅力的に描いていますね♪

カラーの表紙絵なども良いんですが、個人的には挿絵のがより好みでしたね。
くっきりとした描線でイキイキと描かれたキャラクターたちが印象的です。

所々、ギャグっぽいコミカルなSDキャラみたいなシーンもあったりするんですが、それがまたいい味を出していますねぇ。
あるヒロインとの行為中、他のヒロインが相手にされていないので、不満げな表情を見せるヒロインたちが可愛いです♪

一番お気に入りだったのは、ノーラですね。
ヒロインたちから主人公は抱きつかれているんですが、それぞれヒロインたちは「自分こそが」という意識でくっついたりしているんですが、彼女はくっついているんですが、表情が全くの無なんですよね(汗)

でも、しっかり主人公の腕を組んでたりとちゃっかりしているのが可愛いですねぇ。
他の感情豊かなヒロインとのギャップがあって見所だと思います。
何気に他のヒロインに対抗心燃やしているのか、怒りマーク浮かんでるし(汗)


総評


全体的には、シリアスさよりもコミカルさの強い作品でしたね。
まぁ、タイトルでもそれは分かるとは思いますけども(汗)

ストーリーは、賑やかで楽しい展開な訳ですけども、若干ページ数に対してHシーンは控え目な印象がありましたね。
まぁ、あとみっく文庫はラノベに近いレーベルなので、こんなものかなと言えばこんなものですが(汗)
とにかく巻き込まれ体質の主人公のストーリーが好みならば、楽しめて読めると思います。

続編に関しては、何となくまだ続きそうな感じもありましたけども、多分続いても似た展開になるだろうしなぁ(汗)
正直、ダラダラと続けるストーリーではないかなと思うだけに、これで終わるのが良いのかもしれませんね(汗)

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