Paradigm novels ふりフリ

ふりフリ (パラダイムノベルス 392)
村上早紀
パラダイム
売り上げランキング: 963520

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

物語は、何故か落下物が降ってくる事で有名な観光地「星降り台」を舞台にして始まります。
この日、主人公は偶然落下物、通称「ガラクタ」が落ちてくる光景を目撃する事に。
落ちてきたガラクタを手に入れる主人公でしたが、その際に別の光景を目撃してしまう事になります。

それは、ファンタジー物のコスプレの様な格好をした女性たちが鎌などを振るって戦っているという現実感のない光景だったのです。
その光景に見入ってしまった主人公は、結果として彼女たちの戦いに巻き込まれてしまう事に…という展開です。


登場するヒロインは、
異世界からやって来た「桃瀬 みのり」(ももせ)
同じく異世界からやって来た「鳳 潤」(おおとり じゅん)
同じく異世界からやって来た双子の「馬子」(まこ)&「鹿子」(かこ)
主人公の後輩の「月詠 かぐら」(つきよみ)がいます。

他にも色々個性豊かなサブキャラクターがいますけども、ここでは上記の4人に絞らせて頂きます(汗)

みのりは、主人公の世界に「外」からやって来た存在です。
大魔王である「ホロビ」の従者でもあります。
天真爛漫な性格であり、誰にも親しく接してきます。
驚異的な胃袋を持ち、大食らいです。

潤も、みのり同様に「外」からやって来た存在の一人です。
勇者「メルルーサ」に見いだされた勇者見習いです。
生真面目で自立心が強く、甘えるのが苦手です。
ホロビを狙っています。

馬子と鹿子も「外」からやって来た双子の姉妹です。
盗賊国家の王女でもあります。
わがままでイタズラ好きですが、親しくなった相手には素直な面を見せる事も。

かぐやは、主人公の後輩であり、ガラクタ同好会の部員です。
優等生ながら、頑固で融通の利かない面も。
クールでどこかミステリアスな雰囲気があります。


展開的には、主人公が少女たち(みのりたち)が戦っている所に出くわす事になって、巻き込まれてしまう事になるという流れですね。

これだけだと、かなりシリアスな場面ではあるのですが、実際の所は何ともゆったりとした雰囲気がありますね(汗)
とは言え、この戦いではかなり真剣な状況ではあるんですけども。

その際に、主人公の存在にみのりたちが気づくのが遅れた事で、主人公は戦いに巻き込まれてしまった訳ですね。
問題なのは、この後に主人公の身に異変が起こる事です。
詳細は避けますが、これにより主人公の身体の中にみのりの主である魔王「ホロビ」が憑依してしまうのです。

こうなると、ホロビを主としている従者のみのりは、当然ホロビから離れる訳にはいかず。
対して、ホロビを追ってここまで来た潤としても、ホロビから目を離す訳にはいかないと、それぞれ意味合いは違いますが主人公から離れようとしないんですね(汗)
こうして、奇妙な関係性が出来上がる事になるという訳です。

更に、この星降り台では、その名の様に「ガラクタ」が流れ星の様に降ってくる事が多いんですね。
このガラクタは、そのまんま何の役に立つか分からない様な代物ばかりというのが、主人公たち、この世界の住人の大多数の認識だったのですが、外からやって来たホロビたちに言わせれば、それは「被造物」と呼ばれるものなんですね。

ホロビたち曰く、この世界を含めて沢山の世界が存在しており、ホロビたちはそれらを行き来できる存在だと。
そして、被造物はそれらの世界を創り上げた、ザックリ言うと神様の様な存在が造った物らしいんですね。
そのため、被造物は凄い力を秘めている物もあるとされる訳です。

主人公の中に、ホロビが憑依したのも、みのりたちと出会う直前に見つけた、あのガラクタ(被造物)の効果によるものだったのですね。
そこで、当面のホロビたちの目的は、憑依を可能にした被造物があるならば、その逆もあると考え、星降り台に振ってくるガラクタを手に入れようとする事になる訳です。

こうして、主人公に憑依したホロビと従者であるみのりは、主人公の家に居候する事になり、潤たちは近くに住まいを借りて生活を送る事になりますが、主人公いる所、どこでも現れるので学校にまでやって来たりと随分賑やかな事になってしまう、コミカルな展開が特徴的ですねぇ。

なので、シリアスさはあまり感じないのではないでしょうか、特に前半部は。

そもそも、主人公含め、他のサブキャラたちも基本的に落ち着いていると言うか、この異様とも言える状況にあっさりと適応している訳ですね(汗)
まぁ、しょっちゅうガラクタが降ってくるという、これまた異常な土地にいれば、そういう耐性がつくのかもしれませんけどねぇ。

主人公本人も、のんびりしているというか危機感を全く感じない性格をしているので、魔王が憑依してても普通にリアクションですしね(汗)
この主人公の前には、さしもの魔王もただのツッコミ役になってしまっていますね。
まぁ、「おいしいごはんを食べれば大体の事はうまくいく」という思考の持ち主だからなぁ(汗)

それゆえにかなり鈍感な面があるのも確かなんですけどね、特に恋愛方面には(汗)
それをなじるホロビとの関係性は、ある意味良い相性ですね。

その後も、落下してくる被造物を巡って、様々な騒動が巻き起こる事になる展開ですね。


Hシーンでは、みのり、潤、馬子&鹿子との行為が描かれています。

行為的には、フェラに足コキなどがあります。

今作のメインヒロインは、みのりとなっており、それ以外のヒロインとの行為は本番行為はない行為だけとなっています。
その事に読み終わって、このレビューを書いている時点で気づきました(汗)

内訳としては、潤が足コキで馬子&鹿子がフェラとアナル舐めなどですね。
一応、序盤にみのりもフェラはしていますね。

個人的には、どのヒロインも可愛らしく気に入っているんですが、見た目などは潤が好みかな。
なので、足コキのみな行為は若干残念でしたけども、普段生真面目な所のある彼女が顔を赤らめながらも足コキをしているって姿は中々そそるものがありました♪
まぁ、この時の状況はとある事情があるだけに、ラブラブって訳ではないんですけども、潤も満更ではないだけに妙なドキドキ感がありましたねぇ。

馬子と鹿子は、双子でいつも一緒なので、Hシーンでも一緒ですね。
ふたり息の揃った行動を見せてきますね。
片方が主人公の肉棒をフェラしている間は、もう一方は主人公のアナルを責めるというコンビネーションはエロいですね♪

全体的に、上のを見ると何となく分かると思いますが、基本主人公が受け身になっている行為の展開が多いんですね。
みのりを加えても、8、9割くらいはヒロイン側に主導権がある感じですね(汗)
まぁ、この主人公のキャラクターですからねぇ、仕方ないかなとは思いますが(汗)


挿絵は、原作版の画像を使用しているので問題はないでしょう。
原画を担当している「泉水いこ」さんの絵柄は、かなり特徴的なデザインになっていますね。

個人的に、こういう絵柄も好みなので良かったですね♪
馬子&鹿子のニヤッとした笑みが見事にハマりますねぇ。

この絵柄、どこかで見た気がしてたけども、調べたら納得。
以前レビュー済の「鬼うた。 」、「鬼まり。」などの人でしたか(汗)
あれから大分、経ってたので忘れてました(汗)

丁度、今月に原画を手掛けた作品が発売されるみたいですね。


何となく絵柄も、この作品から比べると違ってきている様な気もしますねぇ。


全体的には、基本コミカルでほのぼのとしたストーリー展開でしたねぇ。
でも、終盤に近付くにつれて、特にメインヒロインのみのりに心境の変化が芽生え始める事になる展開は、シリアスさがありましたね。
それまで天真爛漫な性格だった彼女にも、黒い感情などを覚えたりと人間らしさが垣間見えるのは良かったですね。

どのヒロインたちは勿論、ホロビたちサブキャラクターも個性的で愛着の湧くキャラなのも気に入ってます♪
欲を言えば、他のヒロインとどういう関係になっていくのか見たかったけども、それは原作をやらない事には仕方ないですな(汗)

読後感の良い作品かなと思います。


原作PC版


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