リアルドリーム文庫 援交女子高生 淫欲地獄の罠

援交女子高生 ――淫欲地獄の罠―― (リアルドリーム文庫 95)
御前零士
キルタイムコミュニケーション

9月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公兼ヒロインの「新海 明日実」(しんかい あすみ)は、極々普通の女子高生です。
しかし、明日実は、毎日同じ日常生活に閉塞感を感じて日々を過ごしています。
そんな中、とあるきっかけで親しくなる事になったクラスメートの「畑中 絵美留」(はたなか えみる)が援助交際をしていると聞かされる事になります。
絵美留から、援助交際への誘いを受けた明日実は、悩みながらも始める事になってしまうという展開です。


登場するヒロインは、明日実と絵美留のふたりです。

明日実は、極々普通の女子高生です。
しかし、両親の言いつけのまま、勉強漬けの毎日に閉塞感を感じています。
自分自身にコンプレックスを感じてもいます。

絵美留は、明日実のクラスメートです。
茶髪にピアスなど、いわゆる学校では問題児な存在でもあります。
楽天的な性格をしており、小遣いは援助交際で稼いでいます。


展開的には、明日実が絵美留に誘われる形で、援助交際へと踏み出してしまう事になる流れですね。

明日実が、こういう事になった要因はいくつかあるのですが、やはりお金の問題がありますね。
彼女も勿論小遣いは貰ってはいますが、月二千円とこの年頃にしては若干少ないんですね。
これでは、クラスメートたちの誘いに毎回付き合える訳もなく、ありもしない約束をでっち上げてまで断る事もしばしばで、心苦しいものを味わっているんですね。
母親に少しでも上げて欲しいと頼んでも、学生の本分は勉強だと聞く耳を持ちません。

更に明日実は、学校と塾の往復の毎日に閉塞感を感じているんですね。
中学時代、部活でやってたテニスも高校になって、母親に止めさせられてしまい、周りのクラスメートともあまりお金がなくて付き合えない。
周りに彼氏が出来たなどを聞けば、羨ましくなるなど本当に普通の娘なんですよねぇ。
とは言え、恋愛も親に禁止されているし、バイトも許されないと、彼女はこの状況に息苦しさを覚える訳ですね。

そんな中、知り合ったのがクラスメートの絵美留でした。
全く性格も違うふたりでしたが、それが却って馬が合ったのか、親しくなる事になります。
そして、彼女が小遣いを援助交際で賄っていると知る事に。

恋人もおらず、勿論経験のない明日実には、絵美留の語る内容は相当な衝撃を与える事になります。
そして、絵美留からやってみれば?と誘われる事になり、戸惑いつつも彼女に付いて行き、あっさりと五千円を手にする事ができる訳です。
勿論、ここでは性行為などなく、ただ男性と食事をするだけという内容ですが。

これを機に明日実は、援助交際を本格的に始める事になります。
とは言え、身体に触らせるといった内容は一切ない、食事やカラオケの相手をするというのが主ですが。
それでも、明日実にとっては十分すぎる大金な訳ですが。

最初はおっかなびっくりだった彼女も徐々に慣れていく事に。
そんな中、とある客の男と出会った事で、明日実は増々援助交際の深みに嵌まっていってしまいます。

…色々突っ込みたい所はありますけどねぇ。
分かりやすいくらい明日実は世間知らずですねぇ、色々隙があり過ぎ(汗)
まぁ、しっかりしてたら話にならないので、仕方ないんですけども…。

当初の援助交際は、食事を一緒にするとかだけだった訳ですが、ドンドン交際を重ねる内に抵抗が確実に薄れていく訳ですね。
最初は胸を見せるだけから、股間を見せるなどに行為はエスカレートしていく事になり、対して報酬は増えてくる事になります。

人間とは欲深い訳で、当初高額に感じられた食事の報酬などでは満足できなくなっていく訳です。
今まで、押さえつけられていた欲求が、交際という手段によって叶う様になって来ては、それを抑えるのは、この年頃の少女には難しいでしょうしね(汗)
更に、子供という言葉に過敏に反応する明日実の性格を見抜いた男は、新しい行為を要求していく際に、そこをうまく刺激してくる訳ですね。

こうして、明日実はドンドン深入りしていく事に…。


Hシーンは、明日実の行為が描かれています。
絵美留はありません。

行為的には、手コキやフェラ、アナルセックスなどがあります。

行為のバリエーションは少な目ですけども、シチュエーションが見応えがあるのでさほど気にならないと思います。
直接的なエロさって感じよりも、雰囲気がエロいって感じですかね。

彼女の相手となる男は、基本援助交際で出会う訳ですから、同年代な男はいないですね。
大体は、明日実以上に年齢の行っている中年だったりと、ねちっこい行為が行わる事になります。

しかし、メイン所の話に絡む様な男に関しては、20代なので、比較的若いですね。
まぁ、明日実にとっては相当なオトナに感じるんでしょうが。
なので、登場する中年系は、その場限りの相手だったりが主になりますけども、一部例外もいます。

一部、体操着にブルマ着用の行為もありますね。
基本的には、制服だったりが多いですけども、これもこの年齢でなければコスプレみたいなものですよねぇ。
作中でもありますけども、この年代の少女自体がある種のブランドみたいなものなんですよね、上手い事言うなって思いましたが(汗)


挿絵は、「匿名ヒーロー」さんが手がけています。
リアルドリーム文庫では、「あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南」がありますね。

結構線が細い絵柄が特徴ですねぇ。
そのせいか、作風の雰囲気に溶け込んでいる印象ですね。
線が濃くないので、思ったよりもハードさはないと思います。

明日実のムチッとした身体付きの描写はいやらしく興奮をそそりますねぇ♪

明日実の女性は良いんですけども、男性キャラがちょっとかな(汗)
途中、BB系ファッションの男とも行為に至る事になるんですけども、挿絵で男の鼻ピアスが何か気になってしまいました(汗)
この人の絵柄は、さっぱりしている描線なので、男もヤンチャ感ってよりも子供っぽさに感じてしまうんですよね。
なので、鼻ピアスが何とも違和感を覚えるなぁ…(汗)

個人的には、あの手で顔を隠す仕草の表紙絵は良かったですねぇ。
何かああいうポーズは、淫靡な感じがして目を惹きますねぇ♪


全体的には、H行為そのものよりも、そこに至る描写などが見所な作品かなと思いましたね。


印象深いのは、やはり明日実の感覚と言うんですかね? 思考というか、そこら辺が他の作品ではあまり見なくて頭に残りましたね。
とにかく「子供」ではなく、「オトナ」ってものにこだわる所があるんですよねぇ、彼女は。
そこを刺激される事で、最終的には処女を出会った男を相手に喪失する事になる訳ですし。

その彼女なりのこだわりに関しては、正直そこまで思い詰めるものなのか、と思わせる程でしたね(汗)
何と言うか、酷くバランスを欠いた不安定さを感じさせるんですよねぇ。
ある意味、そういう所は他のレーベルではあまり見ないだけに、リアルドリーム文庫らしいのかなって思いますね。

オトナになれば、悩みは解決するなんて漠然と思ってたみたいですけども、実際そうなって見たらやはりまた新しい悩みは生まれるんですよね。
そのストレスなどがまた彼女に淫らな交際を続けさせる事になる訳なのが皮肉な話ですね。
人に言えない行為に、彼女の罪悪感を刺激する事になる訳ですが、それでもお金やこの行為で味わうスリルや興奮、そして味わった絶頂の味を忘れる事ができずに、淫らな交際から足を洗う事が出来ずにいる姿は色々思う所がありますねぇ。

そういう思春期の女性の描写などが読み応えがあって、個人的には行為そのものよりも楽しめた作品ですね。

ちなみに、この作品は同著者の作品との繋がりもあるみたいですね。
リアルドリーム文庫 散らされた純潔2 制服に隠された甘い柔肌といった作品のキャラと思われるのも少し顔を見せていますね。

となると、この世界ろくな奴がいないですな(汗)

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