えすかれ美少女文庫 催眠! おっぱい学園


9月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、とある学園に通っているのですが、ある問題に悩まされています。
それは悪質な嫌がらせなどのいじめでした。
毎日繰り返される行為に耐える日々な主人公でしたが、ある日裏庭の掃除の際に古い祠を発見する事になります。
何となく祠へと近寄った主人公の耳に、どこからともなく声が聞こえてくる事に…。
気づけば主人公の前には見慣れぬ姿の女性が。

彼女は自らをこの学園の創始者であり、神様だと語って来る事になります。
八雲」(やくも)と名乗った彼女との会話で、主人公の身に起こっている状況を知る事となった八雲は大激怒。
そんな彼女から主人公は、催眠術の力を与えられる事になり、主人公はその力を使い、いじめてきた連中に催眠術をかける事にするという展開です。


登場するヒロインは、八雲の他に、主人公の幼なじみの「東出 弥生」(ひがしで やよい)、主人公を苛める主犯格の一人の「東雲 京子」(しののめ きょうこ)、「東屋 七葉」(あずまや ななは)、理事長の「東条院 舞」(とうじょういん まい)がいます。

八雲は、この学園の創始者だった女性です。
現在は、同学園の裏庭にある祠に祀られています。
見た目は美人ながら、言葉使いがやけに男勝りなものがあります。
主人公の境遇を知り、力になってくれる事に。

弥生は、主人公の幼なじみです。
主人公の事を好きでありながらも、まだ気持ちを伝えられずにいます。
意外に負けず嫌いである所も。

京子は、主人公を苛める主犯格の一人です。
お嬢様ばかりが通う、この学園でも有数の家柄の娘であるゆえに学園内でもかなり勝手気ままな行動を取っています。
男嫌いであり、当然主人公に対して強い嫌悪感を持っています。

七葉も、主人公を苛める主犯格の一人です。
彼女は生徒会長でもあり、その立場を利用して男性を差別した校則などを採用したりとした嫌がらせを行ってきます。
現在は留学中であり、学園にはいませんが、近々戻ってくる事になります。

舞は、この学園の理事長であり、主人公を毛嫌いしているひとりでもあります。
名字でも分かる様に、東条院の直系にあたります。
生徒たちの主人公への嫌がらせ行為を止めるどころか、むしろ推奨している有様です(汗)


展開的には、主人公が学園で悪質ないじめに遭っている所に、学園の創始者である八雲と出会う事で、主人公はこの状況を変える力を得る事になる流れですね。

そもそも何故に主人公は、こんなにも嫌われているのかというとこれには理由が…。
まず、主人公が通っている学園は、元々は共学だったのですが、いつしか女子校になっており、しかもお金持ちのお嬢様ばかりが通うお嬢様校と化してしたんですね。
ですが、学園の経営が厳しくなった事を受け、最近になって改めて男子を受け入れ共学という形になった訳です。

しかしながら、立地条件や未だ根強いお嬢様校というイメージのせいもあり、男子の入学率は大した程ではなかったんですね。
そこには、急激な変化を好まない(共学化に反対)勢力の影響がありました。
そんな反対派の説得をするために新たに定められた校則は、男子を蔑ろにする様な差別的な内容ばかりだったのです(汗)
更に、理事長に舞が就任した事でその流れが増々強まっていき、今では全女生徒(弥生以外)が男子に嫌がらせをする事になって言った訳ですね。

こんな事もあり、それに耐えかねてまた一人、また一人と男子生徒は学園を去り、今では男子は主人公ひとりという始末に…。

では、何故主人公はこんな学校に留まり続けるのかというと、そこには幼なじみの弥生の事があります。
弥生の元にこの学園から入学推薦状が届いたんですね、しかも特待生として。
家があまり裕福ではなかった弥生の家だったので、親に負担をかけたくないとこの学園の入学を決意するんですね。
しかし、この場合主人公と離ればなれになってしまう事が悩みだった彼女は主人公に相談をし、主人公も一緒に学園に入学すると言ってくれる事になります。

こうして主人公と弥生はこの学園に来た訳ですが、この男子を拒む状況にふたりとも悩まされてしまう訳ですね。
弥生も、この状況に大変苦しんでおり、学園を退学するべきかと悩む事に。
そりゃ、好きな人に無理言って一緒に同じ学校に通わせたら、こんないじめに遭わされているのだから、罪悪感で一杯でしょうからね(汗)
とは言え、弥生は特待生で入学しているだけに今退学する訳にはいかず、主人公は耐える必要がある訳ですね。

そんな中での、祠での八雲との出会いな訳です。
彼女に現状を話した事で、激怒した八雲から主人公は力を与えられる事となります。
それが自由に人を操る事ができる催眠術なんですね。

この力を手に入れた主人公は、女生徒たちにHな行為をしていくって形になります。
まぁ、憎しみ爆発で復讐って感じではないかな、この主人公は。
むしろ、主人公以上に八雲がテンション高い事もあってか、意外に主人公は普通な感じで進むので後味が悪い感じは受けないと思いますね。
八雲の存在が、主人公の毒気を抜いたというかね(汗)


Hシーンでは、登場ヒロイン全員との行為が用意されています。
…って事で、八雲ともしっかりHしています(汗)
でも、彼女の姿は主人公にだけ見えて触れるって事は…、彼女との行為って他から見たらとんでもなく異様な光景なのではないかと今思いました(汗)

行為的には、フェラやパイズリ、アナルセックス、多少のレズ要素などがあります。

やはりおっぱい学園というタイトルでも分かる様に胸を意識した展開は多いですねぇ、パイズリに限らず。
催眠の効果で校則をおっぱいむき出しの制服に変えさせたりとか(汗)

この催眠、勿論Hな命令も可能な訳ですけども、それだけではなく、かかると発情効果まで付与されるという都合の良い…、便利なものなんですね。
なので、この効果を活用してHな関係に持って行くってのが基本スタイルですね。

やはり見所は、主人公を強烈なまでに毛嫌いしてた女性陣がガラッと主人公にデレる所ですかね。
まぁ、催眠によるきっかけという面があるだけに、純粋な好意から始まった訳ではないですけどね(汗)
それでもやはりあの変化を見ると、気分がいいですねぇ♪

ちなみに弥生だけは催眠をかけていません。
彼女にはかける意味がないですからねぇ、いじめてた訳ではないですし。
なので、彼女は正気なのに胸丸出しの制服を着る羽目になるのはちょっと可愛そうですなぁ(汗)

舞は、一番最初に催眠によってデレるだけに印象が強い一人ですね。
デレた後は、甲斐甲斐しく?主人公に理事長権限ででしゃばっていたのもそれまでとのギャップがありましたね。

京子はデレるだけでなく、ドM要素も持ち合わせており、お尻ペンペンなどのお仕置きを期待したりと、催眠前とは全く違った顔を見せるので印象的なキャラですね。
反面、七葉は途中まで留学してた事もあってか、若干影が薄かった印象があったのが勿体なかったかな(汗)

全ヒロイン共に処女なので、そういうのも見所のひとつでしょうか。
まぁ、主人公ら男を毛嫌いしているヒロインたちは、そりゃ初めてでしょうしね(汗)

中盤以降は、ヒロインまとめてのハーレム状態でしたね。
全生徒とも描写はないものの関係を持ってたりしているみたいですけども、描写があるのはあくまでも登場ヒロインにあるメンバーだけですね。

個人的に一番印象が強かったのは、実は八雲なんですよね(汗)
彼女もまた男勝りな言葉使いながら、行為中は可愛らしくなったりと一番ギャップがあったかなと思いますしね。
手が出たり、怒りっぽい性格なんですけども、それが彼女なりの表現なのかなと感じさせますね。


挿絵は「みさくらなんこつ」さんが手がけています。
この人の描くヒロインの勝ち気なキャラクターが相性いいですねぇ♪
特に八雲のあの特徴的な悪い表情がピッタリですね(汗)

この人の作品って、アへ顔があるのも珍しくはないんですけども、今作はそういったのはなかったですので、苦手な人も平気ですね。
まぁ、考えてみれば、そんな顔が出る様な作品ではないですね(汗)


全体的には、読みやすく中々楽しめた作品でしたね♪
どうやら帯を見ると、今作は第9回美少女文庫の新人賞の作品なんですねぇ。

最近、えすかれはちょっと読んでてしんどい時があったりとやり過ぎな印象がありましたけども、これはちゃんと引かずに読めましたね(汗)
私の様に、ちょっと最近の悪ノリ?に食傷気味な人も楽しめるのではないでしょうか。
まぁ、最近のえすかれと同じイメージで読むと、薄いと感じる人もいるでしょうけども、…それは既に頭が慣れちゃっているんでしょうね(汗)

ちょっと気になったのは、正直女性陣の男嫌いの動機ですね。
はっきりと理由らしいのは特になかったんですけども、それだけに何かトラウマ的なものを考えてただけに何とも弱いなぁとは感じましたけどもね(汗)
気づけば男嫌いでした、だけではねぇ…。
欲を言えば、もう少しそこら辺を掘り下げて欲しかったかなぁ。

後、私はてっきり今作のヒロインは弥生だと思ってたんですけども、何か八雲に美味しい所持って行かれましたね(汗)
だって、主人公は彼女のために難関の学園に猛勉強してまで入って、いじめに耐えてたし。
弥生も唯一催眠にもかかっておらず主人公を一途に好きだったりと、かなり特別な存在なはずなんだけど、どうしてこうなった(汗)


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