二次元ドリーム文庫 お嬢様官能小説家 渡戸笑

お嬢様官能小説家 渡戸笑 (二次元ドリーム文庫 237)
千夜詠
キルタイムコミュニケーション

9月発売の二次元ドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、ある意味で学校の有名人です。
それは、熱血漢で正義感の強い人間という事もあるのですが、それに輪をかけてずれた思考の持ち主であり、勘違いによる暴走を度々起こすという面倒くさい存在としてです(汗)

そんな彼は、ある日の放課後、同じく学校の有名人であるお嬢様の「舞扇 紗弥加」(まいおうぎ さやか)が書いたと思われる衝撃的な告白文を見てしまう事になってしまう事に…。

しかし、それは実は紗弥加が自らをヒロインとして書いた、官能小説だったのです(汗)
無論、そんな事を知る由もない主人公は、これを現実の事と勘違いしてしまう事となり、知らず知らずの内に紗弥加の創作活動につき合わされる事になるという展開です。


登場するヒロインは、紗弥加の他に、彼女のお付きのメイドである「」(まゆずみ)がいます。

紗弥加は、主人公のクラスメートです。
スタイル抜群であり、清純で清楚な振る舞いには、男女問わず人気が高いです。
国内有数の企業グループの会長の孫娘という生粋のお嬢様でもあります。
しかし、裏では官能小説を書いており、最近作家としてデビューを果たしたばかりでもあります(汗)

黛は、紗弥加のお付きのメイドです。
基本的に表情を変える事なく、職務を淡々とこなしますが、紗弥加の一番の理解者でもあり、サポートしています。
謎の多い人物でもあり、この名前も本名ではないという話も…。


展開的には、主人公が紗弥加が書いた小説のノートを結果的に見てしまった事から、紗弥加の秘密に関わる事になる流れですね。

そもそも、こうなった原因はそのノートな訳ですけども、その内容は彼女の書いていた小説だったのは説明した通りです。
気になる内容は、主人公を紗弥加としており、彼女がトイレで用を足している所を盗撮されてしまい、それをネタに脅迫を受け、いやらしい要求を呑まざるを得ない状況に追い込まれているという凌辱ものだったんですね(汗)

それが彼女の視点で描かれているので、見様によっては日記というか回想した内容にも見えなくもない訳で…、主人公はこれを見て本当に紗弥加が弱みを握られて、凌辱を受けていると勝手に思い込む訳です。

まぁ、確かに紛らわしい気もしますけども、さすが熱血馬鹿の主人公ですねぇ(汗)

何とかしなければと考えた主人公は、紗弥加をこっそり呼び出して、ノートを渡す事に…。
まさか無くしたノートがクラスメートの主人公から渡されるとは思ってもみなかった彼女は、驚く事に(汗)
今までの学校での憧れるお嬢様像が崩壊する事態に焦る彼女ですが、主人公の反応を見て、まさか本当に信じたのかと別の意味で驚く事になります。

そして、彼女の頭にはある考えが…。
この主人公の勘違いに乗じて、主人公の身体を観察したいという悪企みを(汗)
紗弥加は、官能小説を書いてはいるものの、未だ処女なんですね。
なので、男性の身体(主に下半身)に関して、作品のクオリティーアップのために本物が見たかった訳です。

その後、紗弥加は現れたメイドの黛を脅されている連中の手先という体で、演技?させて、主人公は黛に股間を弄られてしまい、射精させられてしまう羽目になってしまいます。
紗弥加はちゃっかり股間をまじまじと観察をしたりと、情報収集に余念がありません(汗)
黛に観察する様に命令されているなどのもっともらしい言い訳もありますしねぇ。

こうして主人公は、自身が知らず知らずの内に、紗弥加の創作活動のネタにされてしまう事になる訳ですね。

とは言え、紗弥加も罪悪感を感じる所は勿論あるんですけどねぇ。
ありもしない凌辱をされたり、脅迫されている彼女を、馬鹿正直とは言え本気で心配し、何か力になりたいと思っている訳ですからね。
そんな主人公の言動に、紗弥加の心は大きく揺さぶられる事になり、いつしか主人公を意識していく流れはある種、自然ではありますね。

…自然かなぁ?(汗)


Hシーンでは、紗弥加と黛との行為が描かれています。

行為的には、手コキ、フェラ、素股、自慰、パイズリ、アナルセックスなどがあります。

面白いのは、こんなふたりが関わる事になった経緯ゆえにまともな行為に当初ならない所ですね。
あくまでも、紗弥加は「脅されている」体な訳ですからねぇ。
だから、命令をされて、こういった行為をしているみたいな動機づけがなされている訳です。

まぁ、序盤は主に黛が相手となるのですけどもね。
紗弥加は、ふたりの行為を見ているだけな訳です。
しかし、本来は小説のための観察だったのが、いつしか主人公が他の相手と行為をしている事に不快感を感じる辺りが描かれていてニヤニヤものですねぇ。

とは言え、その後、命じられて~の体のまま、主人公は紗弥加と行為をする事になるのですが、この事が主人公にある疑念を持たせることに。
ノートには、凌辱されたとあるのに、主人公は彼女の破瓜の血を見てしまう事で、嘘だったのではないかと思い始める訳ですね。
そんな追及を受けた紗弥加はとっさに、いつもはお尻だったからと発言する辺り、嘘を嘘で塗り重ねていく悪循環がたまりませんな(汗)

紗弥加は、どちらかと言うとM寄りな性癖なので、そっち系の展開が多いですかね。
まぁ、何せ彼女のペンネームが「渡戸笑」(わたしどえむ)ですからねぇ(汗)
あのノートの内容も自身が凌辱されているシチュエーションでしたし、元々そういう願望があったんでしょうね。

対して黛はS寄りなのかな?
と言っても、そこまでではないので精々イタズラ好きなお姉さんって印象ですかね。
紗弥加とのレズ的なシーンも若干ながらあったりと、彼女は両方イケる口ですかね(汗)

終盤では、乳首吸引器といったマニアックな器具を使用した展開があったりと、結構な事になってきますね。
ちょっと前まで処女だったのに、この成長ぶりは凄まじいですねぇ。
って、これは黛からの提案だったので、紗弥加も困惑しつつも、受け入れる辺りはさすが好奇心旺盛な彼女な訳ですが(汗)


挿絵は「緑木邑」さんが手がけています。
最近では、二次元ドリームノベルズの「星装少女ユニゾンジュエル 汚辱にまみれた紺色の旋律」や二次元ゲーム文庫の「ワルキューレ ロマンツェ[スィーリアの恋物語] 」などがありますね。

可愛らしくHな紗弥加を魅力的に描いていますねぇ。
この人の絵は、可愛いながらも中々迫力のあるHシーンが印象的なだけに、今作も素晴らしい出来栄えでしたね♪
この人は、たまにヒロインが目が感じすぎる余り、アへ顔チックになる場合も作品によってあるんですけども、今作はなかったですね。

Hシーンで、感じすぎて涙流しつつ、だらしなく開きっぱなしな口元からヨダレを流している姿がHながらも可愛らしかったですね。
でも、個人的には主人公の事を思って枕に顔を埋めて真っ赤になっている姿にやられました(汗)
後は、口絵のSD絵っぽい紗弥加も可愛かったですね♪

黛も、普段は冷静ながらもHシーンでは、さすがに無表情とはいかずに顔を上気させている姿は通常時とのギャップがあって、良かったですね。
早い話、どちらも魅力的って事ですな(汗)


全体的には、コミカルからシリアスまで味わえる展開が魅力な作品でしたね。
タイトル的に、もっとギャグっぽい感じの作品かなと思ってただけにちょっと意外だったかな。

確かに序盤から中盤までは、主人公の勘違いや嘘に嘘を塗り重ねてややこしい事になる紗弥加のコミカルかつHな展開を楽しむ感じでしたけども、主人公が真相に気付いたりした前後の展開はちょっとそれまでとはまた違う雰囲気で引き締めているのはメリハリがあって良かったですね。
まぁ、あくまでも二次元ドリーム文庫の展開ですので、そこまで過剰なシリアスって訳ではないけども。

最初、苦手なタイプの主人公かなと思ってただけども、読んでるうちに気にならなくなったので、私みたいに熱血馬鹿みたいなのが苦手な人も大丈夫かな(汗)

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