美少女文庫 お嬢様がお買い上げ 振り袖彼女はご主人様で恋のドレイ


8月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、父親の仕事の関係で子供の頃から転校を繰り返してきています。
そんな彼は、今回も新しい学校に転校してくる事になります。
そこで主人公は、ある美少女に目を奪われるのですが、それが幼い頃に知り合っていた「尾崎 紫苑」(おざき しおん)であると知る事に。
しかし、ここでは彼女と話をする事はなかったのですが、物語はそれからしばらく経過してから動き出す事に…。

始まりは、主人公の家に現れたいかにもその道な風貌の男。
そんな男から告げられた内容は、主人公が何と1億円以上もの借金があるという事実(汗)
全く心当たりのない主人公ですが、畳み掛ける様に返済を迫る男の返済プランはろくでもないものばかり。
しかし、最後に提示された案は他に比べて随分まともなものであり、主人公はそれに飛びつく事に。

こうして主人公は、提示された「尾崎家の執事見習い」として、紫苑に仕える事になるという展開です。


登場するヒロインは、紫苑の他に、紫苑のお付きのメイドの「不二子」(ふじこ)がいます。

紫苑は、主人公と同じ学校の生徒であり、幼い頃に知り合ってた相手です。
学校では、財閥のお嬢様として通っていますが、実際は東日本最大の広域暴力団の尾崎組の組長という隠された顔があります(汗)

不二子は、紫苑のお付きのメイドです。
とは言え、やはり彼女もただ者ではなく、普通のメイドが持っていない様な物騒なものを隠し持っていたりします。


展開的には、主人公が強引な借金を背負わされ、それを返済するために紫苑の尾崎家の執事見習いとして身を寄せる事になってしまうという流れです。
かなり強引としか言えない手口ですねぇ(汗)

こんな形での再会を果たした訳ですけども、紫苑は実は主人公と別れる際に約束した事を未だに覚えていたんですね。
まぁ、主人公はすっかり忘れていた訳ですけども(汗)

これで甘い雰囲気になるかと思いきや、いきなり主人公は不二子から紫苑の閨教育と称するHなレッスンにあてがわれてしまう事に(汗)
当初は、執事見習いみたいな話だったのに、周りからはただの便利な奴隷扱いになっていますね(汗)
まぁ、紫苑に関しては単に照れ隠しでドレイだの言っていますけどねぇ。

そんな中で、結果的にふたりは初体験を行う事になりますけども、別に閨教育のせいって感じではないですね。
きっかけこそは、それが影響していますけども、初々しいふたりのやり取りからの展開は微笑ましいですねぇ。
彼女の気持ちも描写されていましたし、これが決して義務によるものではないのは分かりますね。

こうして関係を持った訳ですけども、やはり主人公は心のどこかでまだ半信半疑な所があるんですね。
告白されたと自分だけが勘違いしているのではないかとか思い、悩む辺りが何とも(汗)

まぁ、それも僅かな間の事だけで、本当に想われているのだと実感していく事になるので、変に引きずる様な事にはならないのでご安心を。

想いが通じ合ったって事もあり、恋人関係になる訳ですが、それは夜、ふたりっきりの時だけの事。
主人公は形式上、紫苑の執事という立場な訳なので、日中はその立場を崩す訳にはいきません。
なので、時間帯で関係性が変わるという不思議な関係ともなっていますね。

それでも確実に仲を深めて行く事になるので、物足りなさは特に感じないと思います。
それにそんな事言いながらも、日中(学校)でもHな行為をする様になったりしますので、結構曖昧ですし(汗)


Hシーンでは、紫苑との行為が描かれています。
序盤にお付きのメイドの不二子から軽く手コキを受けるシーンはありますけども、これくらいなので頭数には入らないですね。

行為的には、手コキに始まり、フェラ、パイズリ、足コキ、アナルセックスなどがあります。
他の要素では、バイブやローターなどの小道具を使った行為などもありますね。

結構アダルトグッズ的な小道具ってのは、ちょこちょこ出てくる訳ですけども、個人的にバイブとかではなくて、ちょっとしたアイテムを使っているのが印象的でしたねぇ。
具体的には、糸を使ったり、普通のクリップを使った行為ですね。
糸は、乳首やクリトリスなどに蝶々結びにしているという使い方です(汗)

糸に締め付けられる事で、乳首はまたその堅さを増し、更に糸が食い込む事になり、痛気持ち良いという複雑な感覚を与える事になるのは、バイブとかに比べて地味なんですけども、かなり肉体的にはジワジワ効いてくる感じが良いですね。

まぁ、糸もクリップも本来の用途とは違った使い方ではないですね(汗)


挿絵は「みけおう」さんが手がけています。
美少女文庫だと「捨てメイド拾いました」などがありますね。

紫苑は、可愛さも勿論ありますけども、色気もしっかりありますね。
家では振袖だったりするのも、大人っぽさというか色気を感じる要因なのかもしれませんね。
勿論、学校時の制服姿も可愛らしいですよ♪

個人的にお気に入りなのは、紫苑が足コキをしているシーンですね。
顔を赤らめて恥らっている表情がツボです♪

メイドの不二子も良かったですねぇ。
そんな彼女の数少ない手コキのシーンの挿絵があったのは嬉しかったですね。


全体的には、最初の借金の展開は強引さがありましたけども、その後は意外に普通というか暴力団っぽさはそれ程なかったですね。
まぁ、別に私は組の闘争とかのドンパチが見たかった訳ではないんですけども(汗)

この手の作品のお約束な秘密を暴く人間がいたりなどの要素があるのは、やはりベタですけども、話にメリハリがつくのでいいと思いますね。
反面、あんまり執事らしい行為は詳細な描写はそこまでなかったので、あんまり執事感はなかったですね。
そこら辺を期待しすぎるとちょっとがっかりするかもしれませんね。

でも、主人公が紫苑に少しでもふさわしい存在になりたいと努力する辺りは、爽やかな印象があり、好感が持てますね。
そういう成長要素があるのは、この人の作品の特徴ですよねぇ。

しかし、珍しかったのは最後にあとがきがあった事ですね。
そもそも美少女文庫自体、あとがきがある作品ってのはかなり少ないはずなんですね。
なので、かなり珍しい事だと思いますね。

わかつきさんの作品でも、あとがきがあるのは今作が初という事だそうですね。

それには、編集部の考えとして、あとがきがあると読み終わった後の興奮が冷めてしまうというのがあるらしいですね。
必ずあとがきがあるパラダイムノベルスとかとは、真逆ですな(汗)
個人的には、別にあってもいいんじゃないかなぁと思うんですけどね。

まぁ、今は結構の作家さんがサイトやブログを持っている事も多いから、そっちであとがきみたいな事を書いてもいいのかなとも思いますけども、そこまで見に来る人は少ないのかもなぁ(汗)


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