ぷちぱら文庫 リア充催眠

リア充催眠 (ぷちぱら文庫 58)
布施はるか
パラダイム

6月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、どこにでもいる様な至って普通の男子学生です。
しかし、そんな彼はオタク気質な所があり、自分に自信が持てずにいます。
それゆえ道行くカップルを見れば「リア充め!」と内心憎々しく思っています(汗)
そんな主人公にひょんな事からある転機が訪れる事になります。

それは、かつて祖父が独学で研究していた催眠術の資料を見つけたから。
半信半疑ながら、試しで自らにモテモテ…「リア充」になるという催眠をかけてみる事に…。
その時は全く自分に変化を感じられずに失敗だったかと肩を落とす主人公でしたが、後日主人公の周りで変化が起こりだす事になると言う展開です。


登場するヒロインは、主人公の妹の「青山 琴春」(あおやま ことは)、主人公の幼なじみの「乃木坂 水輝」(のぎざか みか)、同級生の「汐留 日彩」(しおどめ ひいろ)、クラス委員長の「豊洲 愛留」(とよす あいる)、学園の教師で主人公の従妹の「赤坂 まひる」(あかさか)がいます。

琴春は、主人公の妹で同じ学園に通う下級生です。
現在、主人公との仲はあまり良くなく冷戦状態にあります。
しかし、本心では…。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~

水輝は、主人公の幼なじみです。
性格は優しく良い娘であり、男女ともに人気があります。
主人公が毎朝起こしに行く関係でもありますが、友達という認識なので恋愛に発展していません。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~

日彩は、主人公と同じクラスの同級生です。
容姿端麗で気立ても良く完璧で皆の憧れの存在でもあります。
しかし、完璧すぎるゆえに交友関係も少なく男子からは恋愛対象として見られていません。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~

愛留も主人公のクラスの同級生であり、委員長です。
お金持ちな家のお嬢様でもあります。
意地っ張りな性格で高圧的な態度も見られますが、本当は心の優しい娘です。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~

まひるは、主人公の学園の教師であり、主人公の従姉でもあります。
少し年の離れた母親の様な、姉の様な存在でもあります。
しかし、現在疎遠になっています。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~


展開的には、主人公が催眠術を自分自身に試しにかけてみた事で、望んだ通り「リア充」になっていくと言う流れですね。

とは言え、そのヒロインたちとの関わりが催眠術以前からと比べると親密になっていくという形が、細かく描写されていないんですね。
その過程は、キャラクターの会話の中で最近親密になってきているという描写だけで表現されている訳ですね。

個人的には何ともはしょった展開の早さだなぁとも思いましたけども、元々催眠術前に主人公と他のヒロインとの関係性や会話のやりとりなんかは一切ないまま、催眠術をかけたのでヒロインたちの好意の変化の差が分からないんですよねぇ。
なので、当初は全く眼中になかった主人公が気になってしまうみたいな過程が描かれていないので、ある程度関係が出来上がりつつある所からスタートなのは、ちょっと残念かな。

でも、唯一妹の琴春は、催眠術後もそれ程主人公への態度が変化しないので、そういう変化の差は彼女が担当しているとも言えますかね。
まぁ、直後にかかっていますけども(汗)

この展開の早さは、その後の関係をその分描いていると考えれば悪くはないとは思いますけどね。
どのみち全部の要素を文庫に詰め込むのは難しいのだから、何か切り捨てるのは仕方ない所ではありますしね(汗)

今作で面白いのは、主人公が自身にかけたリア充の催眠は、別に直接ヒロインたちとの関係を密にするってものではなかった事ですね。
この効果は、主人公が今までの態度とは違い、自身の行動などが前向きになるといった効果だった訳です。

つまり、主人公が今まで積極性がなかったりしてたところが、術によって前向きに積極的になった事で結果としてヒロインたちの主人公への評価をが良くなったという訳だったんですね。
性格がイケメンになったみたいな感じですかね。

更に催眠術は女性陣を対象にかけるタイプがあります。
これが今までの催眠シリーズであった、タイプのものですね。
これは相手にかけるために、即効でかつ強烈な効果があるので、これを駆使して主人公はかなり無茶な行為を可能にしている訳です。

それが解除されても、普段の主人公は自身にかけた術によって、前向きになっているだけにヒロインたちは切れてても主人公に好感を持っている状態が維持されているのが、他の催眠ものとは、術時とのギャップがあまりなくなっており、新鮮ではありますね。

その後は、催眠の力を臨機応変に使用して、ヒロインたちとの関係を深めて行く事になります。
まぁ、催眠の力をヒロインにかけるのは常時ではないので、恋愛色も感じられるので強引さはそれ程ないと思います。
ヒロインたちを対象にした催眠は、主人公によるキーワードがないと発動しないという仕組みになっているので、要所要所で使う感じですね。


Hシーンでは、ヒロイン全員との行為が描かれています。

行為的には、フェラやアナルセックスなどがあります。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~

やはり催眠という要素があるので、そこは普通では中々ありえないシチュエーションでの行為もあるのが特徴的ですね。
ヒロイン以外の人間にも催眠をかけての周りで衆人に見られている中での行為だったり、全校生徒(女子)をまとめてHな体育測定だったりとやりたい放題です。

実はヒロイン紹介以外のキャラ相手のHシーンはあるんですね、今作は。
とは言え、大体は名前がかろうじてある程度のサブキャラなんですけど、一応あります。

何人かそういう相手がいるんですが、中でも扱いが良い方なのは、「シャーリー」というキャラクターです。
細かい事は書きませんけども、彼女はサブにしては意外に美味しいキャラでしたね。

何気に他のメインヒロインたちと一緒にHするって事もあるんでしょうが、行為中の挿絵にも登場しているだけに恵まれている扱いですね。

描写はなかったのですが、これ以外にも結構な人数と関係を持っているみたいですね(汗)
さすがリア充…。

若干行為の描写もはしょられているだけに、人数も含めて個々ではそれ程回数はなかった印象でしたね。
まぁ、仕方ないかな、リア充過ぎた弊害ですかね(汗)


挿絵は、原作版の画像を使っているので問題ないと思います。
このメーカーの催眠シリーズって、この「ふさたか式部」さんが原画担当なので、もうお馴染みですね♪
物覚えの悪い私でも、さすがに覚えています(汗)
(どうやら復讐催眠は別の人みたいです)

柔らかい絵柄で催眠というイメージの重さを払拭しているので、嫌悪感なく見やすいですね。
特に今作の様なリア充ってテーマには、相性が良かったのではないかな?

ラストには、見開きでの挿絵があり、ここは特に見所ですね♪
幸せそうなヒロインたちの表情が印象的ですねぇ。


今作で面白かったのは、ヒロインたちの関係でしょうか。
大体複数ヒロインだと個々のヒロインと関係を結んで、次のパートで別のヒロイン…って独立した形が多いですけども、今作のヒロインたちは結構横の繋がりが多く描写されていたのが新鮮だった所はありますね。
リア充催眠 ~リアルが充実する催眠生活はじめました。~

また可愛らしいというかほのぼのするというか、お互いライバル意識だったり嫉妬だったりも少しあるんですけども、それでも全体としての関係は悪くなく仲の良さが伝わってくるんですね。
展開の度に、このヒロインたちの描写があるのは賑やかですし、主人公のいない中での女性陣の本音などが垣間見えるので見所ですね。

まぁ、途中からメインヒロインたち以外の女性とも関係を持ち始めて、リア充どころかプレイボーイになってきた感のある主人公でしたけども、これは彼にとって「リア充」という価値観がそういうものだったって事が大きいですね。
なので、ラスト辺りはかなりスケールの大きいハーレムっぷりを見せてくれます(汗)

個人的には、メインヒロインだけに絞ってくるものだと思ってただけに、この懐の大きさにはびっくりでしたね(汗)
そのため本命的なヒロインは基本なく、全ヒロインを全部愛しているって感じなので、ここら辺で好みが分かれるかもしれませんね。
まぁ、こういうのもアリですかね?(汗)

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