美少女文庫 幼なじみ学園王はSorM?


4月発売の美少女文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公には、幼い頃に一緒に過ごしていた幼なじみの「鉄城寺 姫羽」(てつじょうじ ひめは)がいましたが、彼女は5年前に海外へ行ってしまい、離れ離れになってしまいます。
大人しく、泣き虫であった彼女が向こうでうまくやれているのかと心配でもある主人公ですが、それから5年…。
彼女との再会を感動的に妄想していた主人公は、今は空き家なはずの隣から、かつて姫羽と使ってた合図が聞こえるのに気づきます。
まさかと思い、慌てて確認した主人公は、5年ぶりに成長した姫羽と再会する事に。
しかし、美しくなった彼女でしたが、その性格は主人公が知っていた彼女ではなく、勝ち気で傲慢で手が出る様に変貌していたと言う展開です。

登場するヒロインは、姫羽です。
他にもサブキャラな女性はいますが、基本的には姫羽だけです。

姫羽は、主人公の幼なじみです。
ロシア人の母を持つハーフであり、その髪は銀髪で青い瞳が印象的な美少女です。
当時は、大人しく内気で泣き虫な所がありましたが、現在は勝ち気で傲慢な性格に変わっています(汗)


展開的には、主人公の前に5年ぶりに現れて再会する事になった姫羽でしたが、その彼女は幼い頃のものとは全く違った印象の状態に主人公は戸惑う事になる流れです(汗)
実際、見た目こそ子供の頃より美しく成長した訳ですが、それ以上の態度の変化に主人公は???状態なんですね(汗)

主人公としては、ロマンチックな再会を夢見ていた様で、結果としてそれとは全く違う再会になってしまった訳です。
まぁ、いきなり抱きついてしまった主人公も問題でしょうが、姫羽の突き飛ばしてハリセンでぶっ叩くってのもどうかとは思いますけどね(汗)

更に主人公の驚きは続き、何と姫羽が主人公の通っている学園の理事長になるという事を聞かされる事になります(汗)
主人公の知っている理事長はいい年の老人なはずだったので半信半疑だったのですが、実際に彼女が全校朝礼の場で演説したのを見た事で本当であったと分かる事になります。
しかし、それだけではなく彼女の語る内容はこの学園は自分の支配下に置かれたので、全員自分に従えと言い放つ始末…。
教師までもが困惑する中、彼女が言った言葉は真実であり、校則は異様に数を増し、ペナルティーもかなりのものになってしまいます。

既に就任1週間で退学、停学者は50人を超える程の独裁ぶりを発揮し、姫羽は全校生徒から「理事王」と呼ばれ、恐れられる存在になる訳です(汗)
理事王って、どうかと思うネーミングだけど、本人も結構気に入っているみたいですね(汗)

主人公は、どうしてこんな性格になってしまったのかと途方に暮れる訳ですね。
元々、彼女に好意を抱いていただけにこの豹変ぶりにはがっかりするのも仕方ない所ではありますけどねぇ。
それでも惚れた弱みもあり、主人公は何となく彼女をほっとけないので、事あるごとに彼女に口出しをする事になります。
そんな主人公の態度に姫羽は、ムッとしてやり合ったりしますが、主人公だけなんですよね、今や彼女に口出しできるのは(汗)

とは言え、この現状には主人公も手を焼いているだけに、何とかしたいとは思っている最中、主人公は姫羽の部屋である物を発見する事になります。
それは、当時使っていた古びた「縄跳び」。
実は、主人公たちにとってその縄跳びは、重要なアイテムであるんですね。
この発見が、このふたりの関係を大きく変化させる事に繋がっていくきっかけになります。

どういう事かと言うと、かつて主人公たちはこの縄跳びを使って、とある秘密の遊びをしていた過去があるんですね。
それは姫羽が、当時囚われのお姫様に憧れてた事から行われていたものであり、その縄跳びで身体を縛ってた訳です(汗)
勿論、当時はそんな性的な事として行ってた訳ではないのでしょうが、ふたりもどこかこの行為はいけない事だという認識があったのか親にはばれない様にやってたみたいですねぇ。

まぁ、これは見つかったら何となく親は止めるだろうしなぁ(汗)

主人公としては、この秘密の遊びをしていた事を彼女が忘れずにいた事が大きな希望となる訳ですね。
まだ脈があるのではないかと考えた訳ですね。
まぁ、普通の思い出の品程度ならば、考えすぎな所もありますが、そんな行為に使ってた訳ですからね(汗)
それに主人公にはそれに関係して、ある行為を練習しているというのがあるんですね。
それは、何と緊縛の練習(汗)

ずっと主人公は彼女のために緊縛の腕前を向上させていた訳です(汗)
…これは、さすがにどうかと思いますけども、これはこれで純愛…なのかな?

かくして、主人公は彼女を縛り上げ、結果、彼女と関係を持ってしまいます。
この書き方だと、半ば強引な感じにも思えますけれども、彼女も縛られた事で感じてしまい、その事に困惑するんですね。
なので、Mっ気もある様ですが、彼女はそれを頑なに認めませんけどね(汗)

主人公は、この時に姫羽の見せた当時を彷彿とさせる表情を見て、彼女にも変わっていない所があるんだなぁと知る事に。
それと同時に何故ここまで強行な姿勢を見せるのかという疑問があり、主人公は彼女の隠された本音を引き出すために行為を行う事になっていく事になります。
まぁ、それが緊縛行為に繋がるってのは正直、私にはピンとこない訳ですが(汗)


Hシーンは、当然の事ながら、緊縛要素が割とありますね。
まぁ、大きく分類するとSM系のシチュエーションですかね?

行為的には、足コキがある程度でしたねぇ。
珍しいんじゃないですかね、フェラのひとつもないって作品って(汗)

その分なのか、やはり縄による緊縛行為が多いですねぇ。
序盤にあった縄跳びに始まり、コツコツ作った自作の荒縄(汗)まで持ち出しての緊縛行為があります。
定番の亀甲縛りも勿論登場します(汗)

SM色の強い作品なので、他にもローターや手錠、ボールギャグといった小道具を利用した展開があるのも特徴的ですねぇ。

主人公は基本的に、幼い頃から姫羽の困った顔などが大好きな所があるSっ気の持ち主なので、Hシーンではもっぱら責め側ですね。
まぁ、相手を縛っておいて、自分はMとかだったら、どうなんだという話ですけども(汗)
姫羽は、潜在的にはMっ気が強いんですが、彼女自身はそれを良しとしておらず、自分はSだと頑なに言い張る所がありますね。
その態度が結果として、主人公のSっ気に火を点ける事になるんですけどねぇ。

挿絵は「なちゅらるとん」さんが手がけています。
私は、初めて見る絵柄や名前なので、美少女文庫は初めてかな?
どうやらラノベやPCゲームの原画などをされている様ですね。

星空へ架かる橋
星空へ架かる橋
posted with amazlet at 12.04.21
feng (2010-10-15)


可愛らしい絵柄ですねぇ♪
どちらかと言うとスレンダーなキャラクターが似合いそうな感じですねぇ。
姫羽もスラっとした容姿なので、相性がいいのではないかな?

Hシーンでは、どうしてもSM色が強くなる訳ですが、この絵柄なので比較的さっぱりしていますね。
変に生々しさは感じにくいと思いますので、苦手な人も見やすいのではないかな。

個人的には、サブキャラだった「御伽 奈々香」(おとぎ ななか)のキャラクターは中々可愛らしかったですねぇ。
彼女とはHシーンはないのが残念ですね(汗)

ボンテージ衣装な姫羽も見れるのですが、黒ベタ塗りだけだったのがちょっと勿体なかったかな。
もう少し素材のエナメル感を表現して欲しかったですねぇ、欲を言えば(汗)


全体的には、色々と事情があって素直になれない姫羽との関わりを描いている訳ですが、徐々に関係が当時に近づいていくと彼女の可愛らしさが現れていく事になり、ニヤニヤできる様になりますね。
まぁ、独裁だの暴君など言われてた訳ですが、そこまで言動はきつさは感じないので、最初から可愛かったですけどねぇ。
しかし、この人の作品にしてはラストがあっさり目だったかなとは感じましたね。
ある程度の所まで結果を描いているかと思ったんですが、それはなかったのが意外でした。

後は、展開がSMに寄り過ぎているので、普通の行為が殆ど描かれていなかった事ですかね。
そのため、あまりこの手の要素に興味が薄い人には何とも煮え切れない所があるかもしれませんね。

その割に、そこまで露骨なSM描写ではなかった事がより評価を微妙にしてしまっているかな(汗)
えすかれレベルまでは明らかに行っていないので、あくまでもライトの範疇かと思います。
それだったら、もう少し普通の行為なども加えて欲しかったですねぇ。

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