Harvest novels もっと、みらろま

もっと、みらろま (ハーヴェストノヴェルズ)
水碕睦月
ハーヴェスト出版
売り上げランキング: 950659

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

前作のレビューはこちらからどうぞ
Harvest novels みらろま レビュー

今作は前作の2か月後という設定になっている様で、前回の危機を何とか脱した主人公でしたが、またも妹の「」(あい)によって近所のフリーマーケットに連れてかれる事になる所から物語は始まります。
そこで主人公は、売り物である「勾玉」を壊してしまい、買い取るはめに…。
そして、主人公はまたも呪いにかかってしまっている事が判明し、その解除には4回の恋をしなければならないと分かり…と言う展開です。

…あれ? 呪いのくだりまで前回と同じ始まり方じゃ(汗)

登場するヒロインは、妹の愛やエリカの他に主人公のクラスメートの「月宮 楓」(つきみや かえで)、学園の保険医「優城 由紀恵」(ゆうき ゆきえ)、謎の魔女っ娘の「有魔 摩莉」(ありま まり)がいます。

愛は、主人公の義理の妹です。
活発な性格でお兄ちゃんの事が大好きっ娘です。

エリカは、主人公の家にやって来たシスターです。
大財閥の聖鳳院家の時期当主候補者でもあります。
性格はお嬢様らしく勝ち気で我がままです。

楓は、主人公のクラスメートです。
彼女の家は町で有名な神社なので、彼女は巫女でもあります。
穏やかで家庭的な性格が学園でも人気の存在でもあります。

由紀恵は、主人公の学園の保険医です。
おっとりとした態度と天然さが特徴です。

摩莉は、謎の魔女っ娘です(汗)
無口、無表情、無愛想という要素を併せ持っています。
見た目は一番幼い様に見えるながらも、自分の事を「わし」などと古風な言い回しをします。


展開的には、主人公は再度の呪いにより、4回恋愛をしなければいけなくなる事になります。
前作の続きであるので、恋人のエリカがいる主人公なのですが、彼女は今は母国での仕事で国に戻っています。
って事は…、残りの4人の女性陣たちと…って事になる訳ですね(汗)

この展開は正直意外でしたね、てっきりそれぞれのヒロインをメインにした独立したスト―リーの短編集だと思ってたので。
でも、この流れで4人と関係持つってのはハーレムってよりも修羅場になりそうな(汗)
そもそも主人公がエリカという恋人がいる状況でいくら呪いの解除のために他の娘たちと恋愛するって事をOKするかのかが気になる所ですが、魔女っ娘のチョップで記憶を消去で解決です(汗)
それぞれのヒロインに与えられた時間は1日というのは、結果的に結ばれてもヒロイン的には余計に後で寂しくなるんじゃないのかなとも思うんですけど、それでもこんな事がなければもう可能性のなかった主人公との時間を過ごせるってのが勝ったのかなとも思いましたね。


順番的には、楓、由紀恵、愛、摩莉となります。
エリカはエピローグに出てはいますが、本当に少しだけの登場ですね。

楓編


楓編では、最初に彼女が主人公と関係を結ぶ順番となっており、何とか想いを伝えたいのですが、中々その勇気が出ず、時間がばかりが過ぎていく彼女の焦りなどが描かれている展開です。

彼女の視点での描写が特徴となっています。
前作では、分からなかった何故主人公に好意を持っていたかの理由などがしっかり描かれており、彼女のキャラクターを知る上で大きいですね。
まぁ、原作やっていれば分かるエピソードなのでしょうが、私は未プレイだったので知れて良かったです(汗)

楓の中でどれだけ主人公の存在が大きい物かという事がよく伝わってくるのがいいですねぇ。
でも、主人公は自覚なしってのがまたお約束ですね(汗)

由紀恵編


由紀恵編では、彼女の友人という「セツ子」という存在がこの話の重要な要素となっています。
私には残念ながら、原作をしていないので、オリジナルキャラなのか元からいたキャラなのかは判断つかないんですが(汗)

そんな由紀恵編では、彼女とセツ子のふたりの関係に主人公が巻き込まれてしまう事になる展開です。
あまり詳しくは書けませんが、前作では語られなかった由紀恵の過去だったりと色々な彼女の事が明らかになります。
まぁ、前作でも妙に様々な事に対して詳しかったりと、かなりの優秀な人とは思ってましたけど納得ですね。

前作では、ずっとポワポワとした言動で対応するあまり、彼女の素顔は他のヒロインとは違って、いつも隠されてた感じがあったんですね。
今作では、セツ子との関わりなどでベールが剥がされているのでひとりの女性である彼女の素顔が見れたのが良かったですね。

愛編


愛編では、楓編同様に愛の視点による描写になっているのが、特徴です。
愛がどういう経緯で、主人公の妹になったのかなどが彼女の記憶として描かれていたりするのは印象深いですね。
基本明るく主人公大好きっ娘な愛ですが、彼女の両親が亡くなった時と似た状況になるのを異常に気にして、ナーバスになったりする姿は普段見る彼女の姿ではなく、その当時に戻った感じにも思えますね。

そんな彼女が主人公によって救われ、主人公に好意を抱くってのはある意味必然でもあるのかもしれませんね。

摩莉編


摩莉編では、主人公の元にまたも突然現れた摩莉と何故か気づけばデートしているという状況になっている展開です(汗)
どうしてそうなったのかは、追々分かる事になりますが、そこら辺はさすが魔女っ娘、摩莉と言った所でしょうか(汗)
正直、彼女の話は他のヒロインと比べるとかなり急展開でHまで行っている印象を受けましたね。
それもそのはずで、チェックすると摩莉編だけややページ数が少な目でした。
他のヒロインによっては、倍近くのページ差があったせいもあるのかもしれませんね(汗)

彼女の力で今作の状況が出来ているにも拘らずの、この扱いは(涙)
まぁ、それでも彼女の年相応?な姿、表情を垣間見えたのは良かったですけどね♪


Hシーンでは、勿論4人のヒロイン全員に用意されています。
まぁ、エリカはないですけど。

それぞれが短編ですので、回数は1回のみなのが残念ですけど、仕方ないですねぇ。
年長者である由紀恵は別として、他の3人は初めてなので破瓜シーンがあります。
それぞれ4人の個性が出ているシーンなので、見所ですね。

行為的には、初めてであるゆえにフェラなどの行為はどのヒロインもなく、挿入だけというシンプルなものですが、純愛系ですし仕方ないでしょうかね。
その後に2回目があれば別だったのでしょうが。

個人的に印象が強かったのは、摩莉でしょうか。
挿絵の効果も強いんでしょうが、やはりあの体型での行為は色々まずい気がします(汗)
まぁ、愛もそうなんでしょうが、そこは挿絵の効果が大きかったですね。

挿絵は、編ごとに別の方が担当しています。
それぞれ…
プロローグ、エピローグは「セレビィ量産型」さん
楓編が「ちんちくりん」さん
由紀恵編が「ヒナポ」さん
愛編が「みずきえいむ」さん
摩莉編が「らいな」さんが手がけています。

セレビィ量産型さんは、かなりデフォルメされた絵柄でコミカルな印象がありましたね。
原作版と全く違うはずなんですが、中々味があって結構好きです。
ヒロインたちの4コマとかこの絵で見たいですなぁ。

ちんちくりんさんは、ガラッと変わって繊細さのある絵柄が特徴的でしたね。
また楓のキャラクターとの相性がかなり合っていると思います。
Hシーンも巫女である楓の神聖さや綺麗さと色気があり、魅力的です♪

ヒナポさんは、可愛らしい由紀恵をしっかり表現していますね。
童顔な彼女と合うのではないかな?
反面、やや全体的に薄めで白さが強い印象もありましたね。
もう少し濃い色を足しても良かった気がします。

みずきえいむさんは、愛の可愛さを十二分に引き出していますね。
しっかりメリハリの効いた線で描かれているので、強い印象があります。
個人的には、最初の挿絵での愛の姿が可愛くてお気に入りです♪

らいなさんは、原作の摩莉とはかなり雰囲気が違う絵柄ですね。
結構肉付きがいいというか、原作の様な細さ、華奢さはあまり感じないと思います。
ですが、その分Hシーンでの彼女の姿は妙な勢いが感じられてインパクトがありました。
あの身体で主人公の肉棒を受け入れているシーンはかなり迫力があり、さながらH漫画の一コマにありそうな感じです。

更に作品の最後では、挿絵を担当された絵師さんのコメントイラストがあるのも嬉しい作りですね。
結構こういう絵師さんの分もある作りって珍しい気がします。

短編集なので、当然個々の描写は少ないですが、前作では見えなかった性格や過去などを見る事ができて、個人的には楽しめましたし、それぞれの理解できて良かったですね。
前作だけだとどうしてもエリカ以外の描写が薄かったですからねぇ。
まぁ、原作知っていないからこそなのかもしれませんが(汗)


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