あとみっく文庫 前略勇者様、魔王が交通事故で亡くなりました

前略勇者様、魔王が交通事故で亡くなりました (あとみっく文庫43)
巨道空二
キルタイムコミュニケーション
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3月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

物語は主人公の父親が突然事故で他界してしまった事から始まります。
幼い頃に母も亡くしていた主人公は、これで天涯孤独の身となってしまいます。
途方に暮れる主人公ですが、父親は会社の社長でもあり、諸々の手配は会社の社員たちがしてくれる事に。

主人公たちはそんな社員たちに感謝をするのですが、社員たちは皆外国人ばかりという国際色豊かな面々だと気付きます。
そして社員たちは主人公に父親が亡くなった事で、息子である主人公に後継者になって欲しいと頼み込んでくる事に…。
まだ学生である主人公は当然断ろうとするのですが、自分よりも年上の社員たちに頼まれ、つい首を縦に振ってしまいます。

しかし、主人公はここで衝撃的な事実を知る事に…。
それは父親はただの会社社長ではなく、魔界を統べる「魔王」であり、主人公は魔王を継ぐ事になってしまうと言う展開です(汗)


登場するヒロインは、父の秘書の「マリア・カーマイン」、第三営業部部長の「マルシェラ・キュビア」、父親以前の魔王から仕えている専務取締役の「おばば」、勇者の「アルティア」がいます。

マリアは、父親の魔王の副官として仕えていた吸血鬼です。
クールで秘書としても有能です。

マルシェラは、魔王軍四天王のひとりです。
自身も上級淫魔であり、淫魔や吸血鬼を配下にしています。
フェロモンムンムンなお色気担当です。

おばばは、代々の魔王に仕えている年齢不詳の魔女です。
昔は、相当な美女だったとか…。

アルティアは、かつて魔王と戦い、引き分けた勇者です。
普段は気のいいお姉さんです。


展開的には、主人公が父親の跡を継ぐ事になる訳ですが、実は父親は魔界の魔王だったというとんでもない展開です(汗)
主人公は跡を継ぐと言ってしまった事で、高校生兼魔王になってしまう訳ですね。
そして、父親の会社の社員は全員人間ではなかったのです(汗)
顔ぶれは、リザードマンや悪魔、淫魔、吸血鬼、魔女、鎧騎士というバリエーション豊かな面々となっています。

そんな主人公は、魔王としていきなり彼らと一緒に魔界の魔王城に連行される事になります(汗)
とは言え、いきなり魔王になったばかりなので、強くないですし、レベルも低いままです。
ってか、レベルがあるんですね、いきなり魔王になった途端にレベルアップのファンファーレ鳴ってたし(汗)

ちなみに社長ってのも、嘘ではないんですね。
魔王の仕事も会社の経営と同じ様なもので、実際四天王たちに指示する様な事柄は、各部署に指示する会社に近い様なものがあります。
まぁ、細かい所が人間を奴隷として農場で強制労働させようとかの経済対策を提案してくる事がやはり魔物社会らしいのですけどね(汗)

面白いのは、各四天王が担当する営業部に多く予算を回してもらおうと、言い合いをするなんて光景が見られたりするのが、何とも庶民ぽいというか変に生々しいですね(汗)
中には、予算案を承認してもらいたいゆえに主人公に色仕掛けをしてくる様な不届き者もいるのも、魔界っぽいかな。
普通、社長にそんな事迫ってきたら大問題だけど、さすが魔界クオリティー(汗)

なので、主人公は魔王として不自然な所がないかなど、書類に目を凝らし、チェックするのも大事な仕事なんですね。
何か小さな会社みたいな規模ですね、話のスケールが(汗)
ちなみにこの魔界では、魔王は主人公だけではないみたいで、何人かいるみたいですね。


Hシーンでは、部下の女性陣を始め、勇者のアルティアとの行為が用意されています。
他では、…まさかの相手とも行為がありますけど、それは読んでのお楽しみって事で(汗)
やはりファンタジーなので、淫魔とか吸血鬼とか、エルフといった種族との行為が描かれているのも、らしくて良いですね。

行為的には、フェラやパイズリ、アナルセックスなどがあります。
比較的、行為自体は大人しめなものですが、上記にある様に人間以外の存在との行為が主なので、それ自体が特徴ですしね。

基本的に序盤の行為では、ヒロインたちに迫られて、主導権を握られる展開が多いのも特徴的ですね。
まぁ、最初主人公は童貞ですので、それも仕方ないのですけどね。

逆にアルティアとの行為では、既に経験を積んでいる状態な主人公が男らしく彼女をリードする展開が描かれており、また違った感覚ですね。
まぁ、人間のアルティアに比べ、淫魔であるマルシェラや吸血鬼のマリアなどでは、多分長い年月を見た目以上に生きているんだろうし、経験が違うでしょうしね。

表紙絵で見てから気に入ってたアルティアですが、感じのいいお姉さんな印象があってより好感が持てましたねぇ。
自然な感じが、魔王軍の女性陣とはまた違い、振舞いに初々しさがありましたね。
それでも主人公を優しく促したりなど、お姉さんな所を垣間見せるのは魅力的ですね。

他にもエルフのキャラも複数出てくるんですが、彼女たちとの行為もありましたね。
個人的には、エルフ系のヒロインも結構好きなのでそういう娘との行為が描かれてたのは良かったですねぇ。
ツンデレ系なタイプと、人好きなタイプとそれぞれまた違った魅力がありますね。

マリアだけフェラ止まりだったので、本番シーンがなかったのは残念でしたね。

挿絵は「なるみすずね」さんが手がけています。
このブログでは、ヴァージン文庫の挿絵でお馴染みですねぇ。

ヴァージン文庫だと表紙絵のカラーは他の人が担当している事もあって、なるみすずねさんの表紙絵は見るの初めてかな?
そのせいか、カラー絵は新鮮でしたねぇ。
この人の挿絵は、全体的に線や色味が淡いんですよね。
なので、カラー絵のパキッとした絵柄が挿絵の柔らかい印象とはまた違って印象深かったですねぇ。

勿論、柔らかい印象の挿絵も健在ですね。
私はヴァージン文庫での挿絵を見慣れているせいで、こっちのイメージが強いですね。
個人的には、Hシーンもなんですが、終盤のアルティアの挿絵がコミカルなものになってて可愛かったです♪
まぁ、あの状況では、ああもなりますけどね(汗)


全体的には、あんまり魔王っぽさのない魔王でしたね(汗)
一応魔力を使ったりする場面もありますが、基本は普通の学生の延長上で魔界生活を送っている感じですね。
どうやらレベルが上がれば、もとの世界にも行き来できる様になるみたいですね。
そのうち地上側のヒロインとか出るのかな?

読んだ印象ではもっとファンタジー色があるかと思ってたけど、個人的にはそれ程感じなかったですね。
何かあっさりしているというか…、軽いノリだなぁ、と(汗)
つまらなくはないけど、盛り上がりに欠けたかなというのが個人的な感想ですね。

今後、あとみっく文庫だから多分続くと勝手に思っているんですが、実は続かないとか?(汗)
だとしたら、個人的評価は相当微妙になる事になるなぁ…(汗)

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