ぷちぱら文庫 露出彼女

露出彼女 (ぷちぱら文庫 47)
田中珠
パラダイム
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3月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
同人ゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公兼ヒロインの「沢城 莉奈」(さわしろ りな)は、成績優秀でその美貌から、学園でも男子から人気の存在です。
告白された数も数回では足りないのですが、彼女には想い人がおり、断っています。
そんな彼女が想いを寄せている相手は、幼なじみの「波多野」(はたの)。

そして、ある日莉奈は意を決して、波多野に想いを告白する事に。
彼女の告白に驚いた様子の波多野ですが、その想いを受け入れてくれて付き合う事になります。
しかし、その時彼から告げられた事が莉奈の運命を変える事になる展開です。

登場するヒロインは、莉奈のみです。

莉奈は、成績優秀、容姿端麗という事もあり、学園の男子から絶大な人気を誇る存在です。
告白も多いですが、幼なじみの波多野に好意を持っているので、断っています。
勿論、男性経験はなく、そっち方面にはうといです。
Fカップの巨乳の持ち主です。


展開的には、莉奈が幼なじみの波多野に告白する事から彼女の運命が大きく動き出す事になる流れです。
どういう事かと言うと、それは波多野に告白した際に彼から言われた事が関係しています。
それは「自分の趣味に口出しをしない」と言う事。
その時は、莉奈は波多野と付き合える喜びで、その言葉の真意を汲み取れていなかったのですが、徐々にそれを理解していく事になります。

それが分かる事になるのは、ある日の放課後の教室。
そこで莉奈は、波多野から「服を脱いで自慰をして欲しい」と言われる事に…。
この突然の要求に、莉奈は動揺を見せる事になります。

そりゃ、今まで性にうとい彼女ですし、付き合ってからもキスはおろか手すら繋いでいなかった彼女にとっては、この要求はいくつものステップをふっと飛ばしていますからね(汗)
波多野には、彼女を露出させる事が好きな性癖があるんですね。
なので、それを知ると今までの彼女はついていけなくて別れる事になってた訳です。
それを知らされ、戸惑う莉奈に失望の視線を向け、波多野は別れを切り出してきます。

このままでは、せっかく成就した長年の想いが終わってしまうという焦りに背中を押される形で莉奈は、まだキスも経験していない清い身体でそれを受け入れる覚悟を決める事になる訳です。

そのまま莉奈は波多野に誘導されるがままに、教室内で自慰を行う姿を愛する彼に見せる事になります。
手も繋いでいないのに、いきなり真っ裸になって自慰を見せるのは、清純な彼女にはかなりハードな行為ですね(汗)
波多野の強い視線を浴びながら、羞恥心に顔を歪めつつも何とか行為を行う莉奈の姿に、次第に波多野も口調に熱がこもり始め、莉奈への言葉責めが始まる事に。
そして、波多野は莉奈の姿で興奮しきった肉棒を取り出し、彼女の姿で自慰を行う異様な状況に…。

ここで、押し倒して挿入にいかない辺りに波多野の性癖の深さが垣間見えますねぇ。

翌日も朝から、波多野の要求は無理強いはしてこないものの、波多野に嫌われたくない一心で莉奈は断りきれず、行為を渋々ながらも受け入れてしまう事になります。
しかし、行為を行う中で恥ずかしくて嫌な気持ちの中に、どこか昨日の様な行為を望む自分がいるのを自覚する事に…。


Hシーンは、やはり同人ゲームが原作なので、かなりHシーンの割合が多いバランスとなっていますね。

行為的には、自慰見せやローターなどの小道具を使ったもの、素股、パイズリ、フェラ、コスプレなどがあります。

やはり行為よりも特徴的なのは、その行為が行われるシチュエーションですね。
そこは「露出」とタイトルにもあるだけに、露出に絞った展開が用意されています。
露出のシチュエーションは、電車内や学校の屋上、コインランドリー、体育倉庫などがあります。

コインランドリーって、そもそもあまり登場する機会のない場所な訳ですが、ここで服を乾かせばと波多野に言われる事になるのが印象的でしたね。
乾かせって言われても、勿論予備の服などない訳で…、必然的に彼女は真っ裸になる訳ですね。
波多野はそんな彼女を置いてしばらく外に出ていくという鬼畜な放置っぷり(汗)
…更に、その後の展開を見ると、相当に波多野は精神が歪んでいると改めて思い知らされますねぇ。

初体験は、最初教室の行為で自慰だけだったので、もっと後になるかと思いましたが、その後まもなく初体験がありました。
まぁ、あの波多野ですので莉奈の部屋のベッドで…みたいなものでは勿論ないですよね(汗)
実際、人のいる屋上の片隅での行為で初体験という、恐らく莉奈が思い描いていた様なシチュエーションではなく、ロマンチックの欠片もないシチュエーションでの行為となってますね。

しかし、この初体験を経てからの莉奈の心境の変化がかなり大きかったのが印象的でしたね。
実際、彼女は行為が行われた場所は問題ではなく、波多野に初めてを捧げられた事に強い喜びを感じているんですね。
この喜びと、優しくしてくれたと感じた波多野の行為にすっかり莉奈は波多野への愛をより強く増す事になります。

正直、読んでて莉奈の態度が一気に傾いた印象があるだけに若干違和感を感じましたが、それだけ彼女の想いが強いって事なのでしょうね。
ここからは、莉奈は波多野への行為を受け入れようと決意を固める事になります。
彼女の中には、今までの波多野の付き合ってた女性たちとは違い、波多野を受け入れているというプライドをくすぐるものもあるのかな?

個人的に印象深かった行為は、コスプレですね。
と言っても、普通のコスプレな訳もなく…。
波多野の取り出した「衣装」は、まさかの…(汗)
もはやこれ、衣装でも何でもないし、波多野のやり口はかなりのSっ気で、覚悟を決めた莉奈でさえ恐怖心や羞恥心で涙ぐむ程です。
まぁ、その程度で波多野が行為を諦めてくれる訳もないですけどね…。

しかし、今回の行為に限らず、泣く程の目に遭っても、その後に波多野から優しい言葉をかけてもらう事で莉奈は波多野に優しくされたと一層の心酔を見せる事になります。
これって、暴力振るう男が後で凄く優しくなるDV男と似た様なもんですよねぇ(汗)
莉奈にとっては、この優しさが行為の後なだけに、異常なまでに染み入るんでしょうね…。

まぁ、波多野自身もこんな露出行為をしないと、生きられないと言う程までの状況に悩んではいるんですけどね。
しかし、何で彼はここまで露出に固執する事になったのかが気になるなぁ。
何がきっかけだったのだろうか…。

挿絵は、原作版の画像を使っているので、違和感はないですね。
個人的には、莉奈のデザインが中々いやらしさを感じさせるもので良かったです。

胸が大きいのもですが、くびれから腰、太ももへの身体のラインが結構太いと言うか肉付きが良くてムチっとしているんですね。
そこが何か個人的には、そそるものがありましたねぇ。
下半身だけではなく、全体としてむっちりしているので肉感的があって迫力がありますね。
細身では、この作品のパワーに耐えれなさそうですし(汗)

結構行為に涙を浮かべるシーンが多いので、そういう表情がたまらないって人もいるのでは?
波多野が莉奈の恥ずかしがる表情を見たくなるというのも、満更分からなくもないなぁ…、確かに。


全体的には、ドンドン行為を重ねる内に露出へとのめり込んでいく莉奈の姿が描かれているのが印象的な作品でしたね。
波多野への愛ゆえに、深みにはまりこんでいく描写は読み応えがありますね。
Hシーンは当然、特殊なシチュエーションが基本で、そもそも単純な本番行為はあまりなかったですねぇ。
まぁ、物足りなさは感じにくいとは思いますが(汗)

ちなみに、この作品って原作版のシナリオは美少女文庫でお馴染みの「水無瀬さんご」さんが手がけているんですねぇ。
美少女文庫のカラーとは、また違った魅力がありますね。
って、このノベル版は「田中珠」さんが原作版を基に書かれているので、また別物なのですけどね。
だから、原作版と見比べるとニュアンスが違うのではないかな?

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