あとみっく文庫 ツイてる勇者さま!

ツイてる勇者さま! (あとみっく文庫 42)
狩野景
キルタイムコミュニケーション
売り上げランキング: 1103

2月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

人間と魔族が対立した小競り合いが元で、一国を巻き込む事態となって早数年。
戦いによる犠牲者も数多く、この戦いに決着をつけなければならない時が来ている中、魔王の城では魔族たちが主である魔王「アーヴェンガルド」を称え、城内は熱気に包まれていました。

そんな中、魔族たちは魔族に紛れて城内に侵入していた人間たちの奇襲を受ける事に。
奇襲をした人間たちは、勇者「クラリス・クリューガー」率いるパーティーであり、アーヴェンガルドに挑みます。
魔王との戦いは、均衡したものとなっていましたが、クラリスの仲間の援護もあり、クラリスはアーヴェンガルドを倒す事に成功。
魔王が倒された事で魔族の残党たちは散り散りとなり、クラリスらの勝利で幕を閉じる事になります。

しかし、魔王の魂は肉体が滅ぶ間際にクラリスの肉体に憑依してしまっており、クラリス自身が気づかぬ事を良い事に、クラリスの身体で好き勝手する事になる展開です。


登場するヒロインは、勇者クラリス以外に、彼女の仲間である「ミューネ・プーリー」、「エピカ・ハンネ」がいます。

クラリスは、かつて魔王の母を倒した勇者を父に持つ勇者です。
剣の腕も立ち、女ながら大剣を手に戦います。
真面目で正義感の強い性格です。

ミューネは、クラリスのパーティで彼女を支える女剣士です。
おっとりとした口調ながら、剣の腕はクラリス以上とも言える程の強さを誇っています。

エピカもクラリスのパーティにいる女魔導士です。
実は人間ではなく、魔族なのですが人間に育てられた経緯があります。。
魔族らしい尖った耳が特徴です。


今作の主人公はクラリスではなく、魔王アーヴェンガルドです。

展開的には、クラリスたちとの戦いでアーヴェンガルドはクラリスに倒される事になります。
しかし、この時に彼の魂はクラリスの身体に憑依してしまうんですね。
これはアーヴェンガルド自身も予想外の事であり、態勢を整えるために転移しようとしたのを攻撃によって半端な状態で中断された事が一因なのではないかとされていますが、真偽は定かではありません(汗)

そして、アーヴェンガルドの意識が目覚めたのは、魔王を倒した事で祝勝会が開かれている酒の席での事でした。
ここで彼は自分が今現在、勇者クラリスの身体である事を知る事になるんですね。
更に、クラリスの身体は自分の意思で思い通りに動かす事が出来ると分かり、勇者の身体のままで悪行をする事で人々の希望を打ち砕こうと画策する訳です。

とは言え、常時アーヴェンガルドの支配下にクラリスの身体がある訳ではありません。
クラリスの意識がある間は、アーヴェンガルドの意識は表面化しないという制約があるからですね。
まぁ、この手の作品ではお約束な要素ですな(汗)

そのため、今作ではアーヴェンガルドの支配が解けた際のクラリスの反応なども見所な場面ですねぇ。
大概は、アーヴェンガルドのやらかした後なので、覚えのない身体の疼きなどで困惑する姿ばかりですけどね(汗)
散々、パーティの人間関係をアーヴェンガルドにめちゃくちゃにされて、目覚めたら妙に態度が違ったりしたら「?」ってなりますね(汗)


Hシーンでは、やはり男であったアーヴェンガルドが、クラリスの女性としての快感を知るのが見所ですね。
さすがの魔王でも、女性の感覚はこれまで味わった事のないものであり、それに戸惑いつつも快感に飲まれてしまう事になるのは、この手の作品では必須要素ですよねぇ。

とは言え、アーヴェンガルドは自分で呼び出した使い魔の触手をクラリスの股間に融合させて、疑似的な肉棒を再現する事もできるんですね。
更に肉棒とは感覚が繋がっている事もあり、しっかり気持ちよさを感じられます。
しっかり精液の様な白濁液を放ったりと肉棒と変わりないですね(汗)

後は、ヒロインである仲間たちとの行為も当然ありますね。
なので、レズ要素も割とあるので、好きな人にはいいかなと思います。
まぁ、私はレズ要素自体はさほど興味ないんですけどね(汗)

ちなみに、パーティーには唯一の男性キャラもいます。
パーティー内のH行為にも関わる事もありますので、主人公以外の男性キャラがHするのを好まない人はやや注意ですね。

それでも、個人的にはエピカは可愛らしくて良かったですねぇ。
彼女は魔族なんですが、性的な知識なども興味もなかったのが、アーヴェンガルドに抱かれてからは、何だかんだ言いつつも彼を求めてしまう事になるんですね。
まぁ、元々魔族はそういった事に対する耐性は少なそうですからねぇ、我慢しようもないですね(汗)
一番感情が豊かであり、ツンデレな面が垣間見えるのが良かったです♪

アーヴェンガルド状態だけではなく、クラリスのままでの行為も存在します。
まぁ、彼女自身が望んだ展開ではなく、アーヴェンガルドが意識の切り替えを悪用したゆえの結果なんですけどね(汗)

それまで基本パーティ内の面子での展開が主でしたが、終盤ではそれ以外の連中に凌辱される展開もあります。
結局、今作では一番やっている事がエグいのは魔族でなく、人間ってのが何とも皮肉と言うか…(汗)

行為的には、パイズリやアナルセックス程度と比較的ソフトなものが多い印象ですが、この作品は特殊なシチュエーションが見所なのでそれ程気にはならないでしょう。

挿絵は「ちり」さんが手がけています。
初めての様ですね、カバーのコメント見ると。
さっぱりとした絵柄で可愛らしいのが印象的ですねぇ。
表紙絵のSDキャラも可愛いですね。

何気にアーヴェンガルドって本体では子供なんですよね(汗)
どっかで見たことある様な悪ガキですな。


全体的には、コミカルな作風となっていますね。
ドタバタ賑やかな勇者ご一行の物語が楽しめます。
終盤はやや凌辱的なシーンもありましたが、全体的にはライトなノリでしょうか。

ここには、アーヴェンガルドのキャラも関係しているかな。
彼は魔王ですが、年齢的には子供なんですね。
そのせいか、徐々にクラリスらとの関わりによって、少しづつ人間らへの意識が変わっていくんですね。
そこらも見所ですねぇ。

作中では、同著者の他作品で登場するキャラクターの名前もよく出てくるのが定番ですが、今作でもそれは健在となっています。
大体の作品が何かしらの繋がりがあるんではないかなぁ(汗)
今作でも別作品の名前が出てきますので、誰だろうかと予想しながら読むのもいいかもしれませんね。
まぁ、同著者作品知らないと気づかず全く楽しめませんが(汗)

ちなみに今作では、最後までクラリスは何か自分の身体に起こっているのではないかと不審がる節はありますが、魔王の存在が宿っているとは思っておらず、理解していないままです。
なので、多分この作品はまだ続くのではないでしょうかね?
まぁ、あとみっく文庫は大概、複数冊前提な作り多いですしね(汗)


そういや、当ブログでもこの作品の応援バナーを張っていました。
↓これですね。
あとみっく文庫 ツイてる勇者さま! 2012年2月21日発売!

目当ては、特典で貰える書き下ろしの短編小説です(汗)
気づくのが遅れていましたが、この作品の発売日にダウンロードのアドレスが記載されていたメールが届いてました。

レビューといきたいですが、特典で描き下ろしの短編って事もあるので、あまり詳しくは書きません。
Amazonで購入か、ブログなどでバナー設置か、Twitterで、こちらの壁紙やアイコンを使用すれば貰える様なので、興味あれば利用してみるといいのではないでしょうか。
って、いつまでこのキャンペーンしているのかは分かりませんけども(汗)
公式サイトには日時は明記していないからまだやっているのかな?

さて、描き下ろしはページ数が広告まで含めて21ページと結構な数字です。
描き下ろしは、7.5章という位置づけとなっています。
これは、本編が7章までという事でかな。

内容ですが、本編のその後ってよりかは、別視点の描写ですね。
本編ラストでは、クラリスがパーティから離れており、しばらくしたら戻ってくるシーンなだけだったのですが、描き下ろしではその間のクラリスが何をしていたのかが描かれているというのが内容ですね。

挿絵は残念ながらありませんでした(汗)

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