Paradigm novels あいかぎ 千香編

あいかぎ 千香編 (パラダイムノベルス 190)
村上 早紀
パラダイム
売り上げランキング: 819931

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は大学への推薦も決まり、後は卒業までの期間をのんびり過ごす事になっています。
しかし、そんな主人公はある日、事故で父親を亡くしてしまう事に…。
ショックに暮れる主人公を助けたのは、学校の担任である「葉月 彩音」(はづき あやね)でした。
元々彩音は主人公の姉と親交があり、彼女は主人公に卒業までの期間だけ一緒に住もうと提案していく事になります。
こうして主人公は、綾音とその妹「千香」(ちか)の住む家に同居する事になるという展開です。

今作は彩音編後に発売された千香編となります。
彩音編のレビューはこちらからどうぞ
Paradigm novels あいかぎ 彩音編 レビュー

登場するヒロインは、綾音、千香以外に悪友の「室井 祐希」(むろい ゆうき)、学校のカウンセラーの「山岸 めぐみ」(やまぎし)がいます。

彩音は、主人公の担任教師です。
いつも陽気で明るく優しい態度で生徒に人気があります。
しかし、意外に思い悩む面も。
あいかぎ

千香は、主人公のクラスメートで彩音の妹です。
姉と違い、大人しく控え目な性格をしています。
料理上手で保母さんになるのが夢でもあります。
あいかぎ

祐希は、主人公や千香と一緒につるんでいる悪友です。
常に物騒な言葉を言うのが口癖になっています(汗)
活発でざっくらばんに誰とでも付き合える性格です。

めぐみは、学校のカウンセラーをしています。
厳しくも相談には親身に乗ってくれます。


展開的には、主人公は父親を亡くした事で、姉の友人で担任でもある彩音、千香の家に住むことになる流れです。
主人公の姉は現在海外で仕事しているために、一緒には暮らせない事で彼女と親交のある彩音に主人公の事を頼む訳です。
期間は卒業までの間として一緒に暮らす訳ですが、一緒に暮らせば色々な事が起こる訳です。
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ここまでは基本的に、彩音編と同じ流れですが、今作の特徴は彩音編ではなかった、ヒロイン側(千香)の視点による描写がある事ですね。
これにより、大人しい彼女の心の内を垣間見える事ができます。
結構自虐的な所があるんですよねぇ、明るい姉とは違うって事に対して。
更に主人公は姉の彩音に淡い好意を持っている事をずっと主人公を見ていた千香には分かる訳ですね、自分も主人公をその想いで見てた訳ですし。
そんな彼女が主人公の言動でどれだけ心に影響をもたらすのかが良く表されていますねぇ。

主人公もまた一緒に過ごす事で、学園生活で知っていたつもりだった千香の知らない面も知り、認識を改める事になります。
そんな千香は、かねてからの夢の一歩として、保母のアルバイトをする事になり、これが彼女のストーリー展開になっていく事になります。
彩音編では、基本家の中での展開で学校内の展開などは基本なかったので、結構狭いエリアでの展開に終始していた所があったんですね。
なので、外の保育園が舞台になる千香の展開は新鮮さがありましたね。

主人公には気になる事があるんですね、この時。
それは、千香がアルバイトから帰って来た様子がおかしかったためです。
格好は泥だらけで疲れた表情で、頑なに何でもないと言う姿が気になっています。
主人公は友人の祐希と一緒にこっそりと彼女の様子を見に行き、そこで千香がある園児の娘と仲良くしようと奮闘している事を知ります。

そこで主人公は彼女が何故そこまでその園児にこだわり、千香を心配している彩音にその事を言わないのか疑問にも思う訳です。
千香としては、園児の境遇が千香自身とだぶる所があるんですね。
そして、それを姉に知られては余計心配させてしまうとい思いがある訳です。
実際、彩音は当時教師を目指している中で千香を寂しがらせてしまったという後悔の気持ちを今も持っているので、猶更千香としてはそれをほじくり返したくないという思いがあるのでしょうねぇ。

お互いがお互いを大事にしているからこその状態な訳ですが、両方の心情も分かる主人公にしたら歯がゆいでしょうねぇ(汗)
彼女たちには世話になっているだけに。

それでも千香は、粘り強く園児と接し続ける事で園児の気持ちを変える事になっていく事で、彼女の抱える問題は解決する事になります。
そこでようやく主人公は彼女に気持ちを伝え、結ばれる事となります。

Hシーンは、上記で分かる様に彼女の問題が片付くまでは進展しないので、Hシーンはありません。
彩音編でも少なかったHシーンですが、残念ながら今作はなお少なくなっています(汗)
具体的に描かれているシーンは初体験のシーンのみですね。
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一応作中では、その後も彼女とは連日行為に明け暮れてしまっているみたいな描写がありましたが、具体的な描写は初回のみとなっています。
まぁ、Hが売りな作品ではないのは、百も承知ですがせめて初回とその後の2回程度は欲しかったかなと(汗)
行為も初体験のみなので、派手な行為がある訳もなく…。

挿絵は、原作版の画像を使っています。
千香の髪は黒髪ロングなので、モノクロの印刷では彩音よりも紙面に映える印象があるかな。
何気に園児の娘が可愛かったなぁ♪
でも、この顔立ちの出来上がり具合はとても園児のものじゃないですけどね(汗)

今作は、彩音編では出番の少なかった祐希などの出番がやや増したかな?
まぁ、1が1.5になった程度でしょうけども…。
その他にも、千香の職場である幼稚園の園長や主人公たちの通う学園の学園長も登場するのが千香編の特徴でもありますね。

彩音編に比べると物語自体は、痛い会話もなく印象度は彩音編の方が個人的には薄かったかなと思いましたね。
でも、別にこっちが劣っているという訳ではなく、それぞれの姉妹が抱える問題などは違いますからねぇ。
それに主人公のキャラは、今作の方が普通でイラっとする事もなかったですしね(汗)
両方読んだ方がより楽しめるとは思います。

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