あとみっく文庫 兄よりすぐれた妹などこの世に存在してはいけない

兄よりすぐれた妹などこの世に存在してはいけない (あとみっく文庫 40)
山口昇一
キルタイムコミュニケーション
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12月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

*この作品は、2000年に発売された二次元ドリームノベルズの「にぶんのいち」という作品のリニューアルとなっています。
どうやら内容は変化はない様ですが、私は当時の方は読んでいないので比べられませんね(汗)
タイトルや挿絵が変化しているだけみたいなので、当時の作品を持っている人なら必要ないのかな?

主人公には双子の妹である「美奈都」(みなと)がいますが、何をやってもダメな主人公とは違い、美人で何でもこなす事の出来る優秀な妹に毎日の様に罵倒され続けています。
ある日、その状況に我慢ができなくなった主人公の前に謎の女性「常葉 響子」(ときは きょうこ)に声をかけられる事になります。
響子に誘われたのは、何とも怪しげな自己改革カリキュラム…。
主人公は怪しげとは思いつつ、そのカリキュラムに沿って行動をしてみる事になると言う展開です。

登場するヒロインは、妹の美奈都以外に、美奈都の友人の「松ヶ丘 沙希」(まつがおか さき)、成績優秀なメガネっ娘の「小日向 愛美」(こひなた まなみ)、ハーフの留学生「高輪 レミ」(たかわ)、生意気な女子の「芝姫 郁子」(しばひめ いくこ)、主人公をカリキュラムに誘った「常葉 響子」、響子の秘書の「白麗」(はくれい)がいます。

美奈都は、主人公の双子の妹です。
成績優秀、スポーツ万能で、何でもこなせる才女で学園でも人気の存在です。
見苦しい主人公の事を激しく嫌悪しており、主人公へ直接的な暴力や罵倒などを日々してきます。

沙希は、美奈都の親友です。
大人しく気弱な面があります。
主人公が好意を抱いている存在でもあります。

愛美は、成績優秀な少女で、いつも美奈都と成績で争っている存在でもあります。
控え目で大人しい性格です。

レミは、ハーフで陽気な留学生です。
ファミレスでウェイトレスのアルバイトをしています。

郁子は、生意気な態度が多い女子ちゅーがくせー(原文)です。
おバカであり、性的な好奇心が強い面があります。
しかし、まだ経験がない事を恥ずかしく思っており、隠しています。

響子は、大日本能力開発公社という怪しい会社の女社長です。
主人公を能力開発カリキュラムに誘ってきます。

白麗は、響子の傍にいる謎の中国人秘書兼ボディガードです。
寡黙な態度です。


展開的には、主人公が妹である美奈都たち女性陣に辱められたりする事に疲れ果てる事から始まります。
そんな状況に疲れた主人公は、自殺しようかと思うものの、そこに現れた響子に誘われ、彼女の語る能力開発カリキュラムを受ける事になります。
彼女から受け取ったレジュメの内容は、何故かHな指示が書かれており…、主人公は半信半疑ながらその指示に従って動く流れですね。

でも、いきなり指示がファミレス行って、股間を丸出しにしてウェイトレスに見せつけろってのは、既におかしい(汗)
しかし、それでも何故か大騒ぎにはならず、結果フェラをしてもらい、口内に射精してしまう事になります。
実はウェイトレスのレミは響子の部下でもあり、主人公の英語の講師をする事に(汗)
正直、いかにも変な薬とか催眠的な事で能力を引き出すのかと思ってたけど、普通に勉強とかするんですね(汗)

しかし、この時点ではそれ程主人公には、やる気が見えないんですね。
ですが、この後に妹の美奈都にまたも強烈な攻撃をされた事で主人公の怒りが湧き上がる事になり、主人公は美奈都に今度の期末テストで美奈都に勝ってみせると大きく出ます。
勿論、勝てる訳ないと主人公の言葉を歯牙にもかけない美奈都ですが、主人公は何とかこの生意気な妹を敗北させてやると強く思う様になる訳です。
こうなるきっかけを作った主人公にも落ち度はあるとは言え、こめかみを足で蹴って脳震盪起こすとかはさすがにやりすぎだわ(汗)

本当にこの美奈都は、かなりきつい態度なんですよね(汗)
正直、ツンデレみたいな読んでて可愛さを感じる様なレベルではないです(汗)
学校内で主人公の想い人の前で自慰を命令したり、足蹴にしたり、頭を踏みにじったりとかなりのSですからねぇ。
久しぶりにデレの全くないキャラ見た気がするなぁ(汗)

大口を叩いた主人公は、テストで勝つために頑張る事になる訳ですが、レミに指導してもらう中で何故かHな展開になり、主人公は初Hを経験する事になります。
これが良かったのか、怪しい授業が良かったのかは分かりませんが、主人公の英語の成績は確かに上昇する事に(汗)
まぁ、テストの強化は英語だけはない訳で、主人公はその後も教科別の講師に指導してもらう訳ですね。
とは言え、響子から届く指示は何とも妙なものばかりでまともな形での展開ではないんですけどね(汗)

勿論、ただ勉強だけではなく、主人公はHする事になるのですが、行為を重ねる中で主人公に性格に大きな変化が見える様になってきます。
それは妹の美奈都の様な、強いサディスティックな面です。
今まで気弱であった主人公とは思えぬ、暴力性などが垣間見える事になっていきます。
H時だけではなく、もういつもの態度が変化し、自信家になっています。

それと比例してドンドン成績も上がり続ける主人公を不審がり、戸惑いを見せ始める美奈都は苛立ちをぶつけ、売り言葉に買い言葉で主人公と約束をしてしまう事になります(汗)


Hシーンでは、序盤と中盤以降ではだいぶ雰囲気が違っているのが特徴ですね。
これは前述した様に、主人公の性格が一変した事による影響が強いです。
それまでは気弱で自信が持てない+経験がないゆえに、おどおどしてた訳ですが、経験してからはもう別人です。

Sっ気満開となり、口調も荒くなり、行為も自分のやりたい放題になってしまっています。
強い言葉で脅迫するのは基本で、行為中にうまくできないヒロインにビンタをするなど変化極端でしょ、これ(汗)

行為としては、フェラやパイズリ、アナルセックス、ローターなどの小道具や衆人環視の中でのHがあります。
中盤以降は主人公の態度が変化する事で、若干強引な要素も加わっていますね。
中には、ヒロイン同士のレズ行為もあり、中々ボリューム感はあるかな?

ですが、この作品は全ヒロインとはHはしません。
Hする対象者は、沙希、愛美、レミ、郁子、響子となります。
実の妹である美奈都や白麗とはHシーンはありませんので、ご注意ください。
まぁ、美奈都はHシーン自体は用意されていますけどね。

主人公はSっ気に目覚めると結構言動がきつくなるので、苦手な人も中にはいるかもしれませんね。
終盤では、短めですが凌辱シーンもあります。


挿絵は「天海雪乃」さんが手がけています。
あとみっく文庫では、「思春期なアダム」シリーズが有名ですね。
思春期シリーズでも、勝ち気な少女などをうまく描いているだけに、美奈都のキャラクターとは相性ピッタリですね♪
ちょっとトーンがきついかなと思いましたが、まぁこれは好みでしょうかね。
個人的には白麗のシーンが見たかったけど、Hシーンもないので仕方ないかな(汗)

こちらが「にぶんのいち」の頃の表紙画像です。
これを見るとだいぶ雰囲気が違いますねぇ、むしろこの絵柄でこんな話だったのか…と(汗)
にぶんのいち

最後の章題に、リニューアル前のタイトルである「にぶんのいち」(実際は「二分の一」記述ですが)が使われているのは、憎い演出ですね。
…それとも前回から、そのままそうだったのかな(汗)
だとしたら、恥ずかしいな(照)

全体的に、あとがきで著者さんもおっしゃっていますが、勢いというか迫力のある描写と言うかやり取りが印象的な作品でした。
エネルギーを感じると言うか、妙な勢いを感じさせるのは、読めば伝わるのではないかなぁ。
ラストの展開は正直、何とも微妙な感じで幕を閉じたなぁと思ってしまったんですけどね(汗)

これは今後、新作として続くとか?
何かすっきりして終わった感が薄かったんですよねぇ、私には。
なので、そう思ったんですが、どうなるやら。

でも、こういうリニューアル作品とかばっかり増えてくるのもどうかなぁとは思いますけど、もう手に入らない様な作品ならば、こういう形で掘り出すってのもアリなのかもしれませんね。
やり過ぎだと、リニューアル詐欺みたいになるけど(汗)
あとみっく文庫 兄よりすぐれた妹などこの世に存在してはいけない
これ、帯にある「ダメ兄貴~」のコピーの下にちょろちょろした小さい文字見えますかね?(汗)
これが、この作品がリニューアルされたものだという事が書いてあるんですが、小さいですよね…。
もう少し大きく明記した方が良かったと思うんですけどねぇ。

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