あとみっく文庫 灼光のアンチジェネシス

灼光のアンチジェネシス (あとみっく文庫 38)
天草白
キルタイムコミュニケーション
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11月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公は、極々普通の学生です。
しかし、そんな主人公の生活はある日を境に全く違う光景へと変わっていく事になります。
突如、帰宅中の最中に出くわした謎の男たちに襲われた主人公は、訳も分からないまま殺されかける事に…。
そんな窮地に現れた存在は、主人公のクラスメートで憧れの存在である「本条 那々姫」(ほんじょう ななき)。
彼女の助けもあって、何とかその場を逃げ延びた主人公に那々姫が語った内容は、自分たちは次期魔王を選ぶ戦いに巻き込まれたと告げるという展開です。

登場するヒロインは、那々姫の他に、主人公の幼なじみの「三瀬 真菜」(みせ まな)、生徒会長の「霧雨 千歳」(きりさめ ちとせ)に妹の「百香」(ももか)がいます。

那々姫は、主人公のクラスメートです。
容姿端麗、文武両道でお嬢様という非の打ち所のない立場で学園でも男子の憧れの的です。
反面、人を寄せ付けないオーラを醸し出しており、中々話しかけれる男子はいません。

真菜は、主人公の幼なじみです。
活発で剣道部での腕前は、部員どころか顧問でも歯が立たないレベルです。
主人公の事をいつも気にかけています。

千歳は、学園の生徒会長です。
メガネが似合う知的な雰囲気を持つ、クールなキャラクターです。
反面、熱くなるとかなりS寄りにも…。

百香は、千歳の妹であり、生徒会では書記をしています。
いつも千歳の後ろにおり、隠れています。
姉以外には心を開いておらず、以外の人間に触られるとパニックを起こす面も。


展開的には、主人公は自身が望む望まないに関わらず、魔王を選ぶ戦いに巻き込まれる事になる流れです。
とは言え、主人公はそんな事言われてもさっぱりな訳ですが(汗)
本来なら、そんな戯言と聞き流すでしょうが、実際異様な連中に襲撃されただけに主人公も信じ得ない訳にはいきません。
そして、その情報を与えた相手が憧れの存在である那々姫だった訳ですから、猶更ですね。

那々姫の説明によると、別世界である魔界を統治する存在が魔王。
数千年の昔に神との戦いで、魔王の魂は108の人間にそれぞれ封じられる事に。
そして今長き時を経て、魔王の魂が活性化し、魂をひとつにまとめ、次期魔王になろうとする人間たちの戦いが始まった訳です。
で、何で主人公がその戦いに巻き込まれたかは、主人公は魔王の魂を持つ「候補者」が使役する「使い魔」なんですね。

候補者は個人としての戦う力は基本なく、戦いには使い魔を使い、戦う必要がある訳です。
那々姫曰く、主人公は使い魔としてかなり強力な力を有しており、実は候補者である那々姫は主人公を使い魔として迎え入れたい思惑があるんですね。
だから、襲われている主人公を助けた訳です。

…って事は、108人の候補者に108人の使い魔がいるって事? 多すぎでしょ(汗)

しかし、主人公は殺し合う様な真似はしたくないと那々姫の誘いを断る事に…。
主人公には、自らの過去の影響があり、人を殺す事などしたくないと頑なに思っているんですね。
そのため、那々姫の必要とあれば、殺す事を厭わないという考え方とは真っ向から対立する事になります。

とは言え、主人公が使い魔である事は他の候補者には近づかれば分かってしまうだけに主人公の戦う気に関わらず敵対する存在は主人公を狙ってくる訳で、待ったなしの状態に追いやられる事に。
実際、学校でも再度の誘いを断る中で校内に候補者たちが侵入し、攻撃を仕掛けてくる事になります。
連中にとっては、標的である那々姫と主人公以外は生死など知った事ではないですからねぇ。

何故そこまで強行な行動を取るかと言うと、魔王になったものは絶対の力を手に入れ、望んで叶わない事はないと言われているせいです。
そのために最後の1人になるまで、他の候補者を駆逐していく事になる訳です。

校内に侵入した連中の攻撃に巻き込まれ、負傷する生徒たちを守るために主人公はこの場を切り抜けるために那々姫の力を借りて戦う事になるという展開は、この手の主人公ではお約束の流れですねぇ。
何とか敵の候補者を倒す事ができた主人公は、那々姫のペースに流されて、協力者な関係になる事になります。
まぁ、ここではあくまでも仮という関係ですけどね。

その後も、新たな候補者たちからに襲撃などから嫌々ながらも戦う決意を持ち始める主人公は王道な主人公ですね。
まぁ、あまりにも殺したくない、話し合えば分かるはずってノリが続くのはちょっとうっとうしさを感じる人もいるかもしれませんね(汗)
中盤くらいまで、那々姫とは何回この話で揉めているんだ?と思う程です(汗)

Hシーンでは、正直ストーリー重視な感が否めませんので、ボリュームは薄いですね。
直接的なHシーンは、終盤までお預けでそれまでは軽い行為などがある程度ですね。

具体的には、比較的序盤で敵によって、那々姫が触手責めみたいな行為で身体を弄られる程度です(汗)
挿入とかまでないので、凌辱感は全くと言っていい程ないですね。

その後は、霧雨姉妹のレズシーンなどがありますが、主人公が行為をするのは終盤までないのが勿体ないですねぇ。
ですが、設定で最低限の量の確保がなされていますけどね。
どういう事かと言うと、那々姫は封印されている魔力を引き出す代償に性的興奮の発情状況になるんですね。
その回復方法が主人公とのH行為によって、回復するというお約束な流れになっています(汗)
一番いいのは挿入する事なんですが、この時点ではそれ以外のパイズリフェラによる口内発射だけです。

挿絵は「桐月れおん」さんが手がけています。
アマゾンとかで調べてみましたが、他の作品が見つかりませんでした(汗)
クオリティーはかなり高めだと思うだけに、ちょっと不思議ですねぇ。
特徴としては、可愛らしさが強めな所がありますが、独特の淫靡さが感じられる絵柄でこの作品の様な雰囲気に合っていると思います。
全体的に白っぽくなく、全体に淡いグレーがかっている色味なので、独特の雰囲気があるんですよねぇ。

キャラは個人的には幼なじみの真菜が好みですねぇ、ポニーテールだし♪
でも、まぁあんなキャラになるとは思ってませんでしたが…(汗)

著者さんも言っている様に、色々中二っぽい要素、設定が多い作品となっています。
「魔剣レーヴァンテイン」とか魔王とか…(汗)
そういう要素が苦手でない人なら、中々楽しめるのではないでしょうか。
しっかりバトル要素もかなり描かれているので、単純にバトルものでも楽しめますね。
それゆえにH物と考えると正直、Hシーンはありますが最低限で物足りなさがあるのも確かですね。
そこら辺は、続き物ならではでしょうかねぇ。
ってか、続くんだよね?(汗)

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