Paradigm novels Hyper→Highspeed→Genius

Hyper→Highspeed→Genius (パラダイムノベルス 500) (PARADIGM NOVELS 500)
雑賀 匡
パラダイム
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9月発売のパラダイムノベルスの新刊です。
読み終わったのでレビューです。
PCゲーム原作のノベライズ作品です。

この世界では、一般人とは別に才能や特殊な超能力と言われる様な力を持つ者が存在します。
その力にて世界を守護するという目的があり、力を持つ者を「守護者」と言います。
ですが、そんな異端の力を持つ守護者たちは、一般人からしてみれば、危険な存在と見なされており、守護者への風当たりは強かったのです。
そんな状況を変え、今の守護者と一般人のとりあえずの平和を構築できた少女がいます。
少女は願望を叶える「秘法ノア」の力を引出し、守護者たちの偏見などのない世界を願ったと言われ、400年を経て聖女と呼ばれる様になった現在もその時の効果によって、平和を維持しているとされています。

そして現在、世界には守護者を育成する機関がいくつも存在し、中でも「ニッポン」中の守護者を集めた学園「私立皐月学園」、世界中から守護者を集めた女学園「聖ジュライ学園」、
世界を「裏側」から支える者たちの学園「国立水無月学園」の3つが力を持っています。

そんな中、聖女が手にしたとされる、秘法ノアが発見される事で状況は大きく動き出します。
ノアは3つの学園の少女たち3人を聖女候補として選んだのです。
学園は協議の結果、3つの学園を統合し、そこで選挙をし、聖女を決めるという事になります。

しかし、そんな状況に主人公は空虚なものを感じています。
いくら聖女を決めたとして、今の一般人と守護者の歪な関係は変わらないと…。
主人公は、そんな世界を世界を変えるために悪魔と契約をし、世界を壊す決意をします。
その力を持って、会長候補を籠絡する事で支配しようとするのですが、利用するはずの彼女たちに別の感情を抱くようになってしまいます。
それは俗にいう恋と言うもので…と言う展開です。

…これも長い説明になっちゃったなぁ(汗)

登場するヒロインは、主人公の妹の「明智 光理」(あけち ひかり)の他のヒロインは…。

私立皐月学園からは…。
「葉月 翠名」(はづき すいな)
「光明寺 夢子」(こうみょうじ ゆめこ)
「春秋 詩子」(しゅうじゅう うたこ)

聖ジュライ学園からは…。
「サクラ=ウィンザー」
「アイリス=ウィンザー」
「雪見 カエデ」(ゆきみ)

国立水無月学園からは…。
「時雨里 姫乃」(しぐれさと ひめの)
「パトリシア・ランカスター」
「刀条院 京香」(とうじょういん きょうか)がいます。

光理は、主人公の妹です。
ですが、その正体は妹ではなくて、悪魔です。
主人公と契約をし、野望の手助けをします。
Hyper→Highspeed→Genius

翠名は、葉月学園長の娘です。
柔和でおっとりとした印象を与えるキャラクターです。
しかし、洞察力が高く中々油断できない面も。
Hyper→Highspeed→Genius

夢子は、翠名の後輩に当たります。
フットワークが軽く、武道家な一面も。
天真爛漫であり、裏表のない素直な性格をしています。
Hyper→Highspeed→Genius

詩子は、学者顔負けの知識量を誇るキャラクターです。
一見、ボーっとしているように見えますが、話す内容は的確です。
Hyper→Highspeed→Genius

サクラは、英国貴族の血を引いているという由緒正しいお嬢様です。
ですが、それを気にかけない気さくな性格で人当たりがいいです。
Hyper→Highspeed→Genius

アイリスは、サクラの妹です。
幼さが残る容姿ですが、姉のためならば冷酷にもなれる強い意志を持っています。
Hyper→Highspeed→Genius

カエデは、サクラのメイドです。
普段は穏やかな態度を崩しませんが、実は千の殺人技を会得しているという物騒なメイドでもあります(汗)
Hyper→Highspeed→Genius

姫乃は、水無月学園の学生会長です。
能力者が威張っている現状を憂いており、世界の変革を望んでいます。
自分の意思をしっかり持っています。
Hyper→Highspeed→Genius

パトリシアは、姫乃の側近です。
元気で活発な性格をしており、言いたいことをズバズバと言ってきます。
それゆえか人を信じやすい面も。
Hyper→Highspeed→Genius

京香は、姫乃の専属補佐官です。
居合の達人であり、いつも刀を持っています。
Hyper→Highspeed→Genius

*今回、DMMのサンプル画像は初回限定版のみしかなかったのですが、品切れなので通常版のページにリンクさせて頂いています。
…通常版にもサンプル載せてくれればいいのになぁ(汗)


展開的には、主人公はこの守護者と一般人の歪な関係に疑問を持っており、世界を壊す事を望んでいます。
そこで主人公は悪魔と契約をし、世界を壊す事を決意するんですね。
そこで、聖女候補となる女性に近づき、籠絡させて自分の思い通りにしようと考えます。

…しかし、レビューした「復讐催眠」ではないですが流行っているの? こういうパターンの展開(汗)
悪魔とか魔女とかと契約して…ってノリは。

そもそも、現在の世界のバランスは微妙なバランスの元に成り立っています。
元々聖女による効果によって、守護者の地位は引き上げられ、それまでの忌み嫌われていた状態から立場は飛躍的に向上した経緯があります。
しかし、現在ではその地位が絶対的なものへと変化しつつあり、逆に守護者が能力を持たない一般人を見下す輩が守護者の中から現れだしているんですね。
主人公はこの自分も守護者ながら、この現状をどうにかしたいと考えている訳です。

面白いのは、この守護者の能力というのは成長するにしたがって失われてしまうという点ですね。
はっきりとした年齢はなかったですが、成人くらいになると消えてしまうのかな?
そうなったら、一般人による虐殺があってもおかしくないですね(汗)
でも、今のところは力を失った守護者は政府によって手厚い保障が受けれるシステムが構築されているみたいですけどね。
これもかつての守護者が自分たちのために作った制度なのかな?

そんな世界を壊そうとする主人公ですが、ここで悪魔との契約をする事になるんですが、それは今まで妹として生活をしていた光理だったんですね。
実は、光理の真似をしていた当人も妹と思い込んでいたのが意外ですね。
どうして主人公もまた悪魔もそんなことになっていたかは、ノアの力によるものだった様ですね。
ここからは、光理の真似をしていた悪魔は「メフィスト」と呼ばれる事になります。

契約した主人公は、新たな力である悪魔図書館の力を得る事になります。
これによって、主人公は多少の条件はありますが、全守護者の能力を知ることが出来る様になります。
基本的に、能力者は自らの能力を明かす事はしないために、相手の切り札を知ることができるこの能力を得た事は大きいですね。

そして、切り札を手に入れた主人公は籠絡する聖女候補の姫乃をターゲットに決める事になります。
主人公は姫乃の陣営に参加しようと試みますが、中々彼女のガードは固く難航しますが、自分の能力を示す事で少しづつ彼女の懐に入っていく事に成功します。
この主人公はミスもしたりしますが、それでもその状況から逆転を狙いに行くなど中々立ち直りの早い面を見せます。
単に自信過剰でもなく、自分のミスを反省し、活かす所には好感が持てますね。

姫乃を聖女にするために主人公は他の陣営の聖女候補たちと争う事になります。
選挙だけでなく、サバイバルな戦いなど実戦での戦いもあったりと意外にバトル要素があったのは意外でしたが、思ってみれば能力者なんだからそういう展開があってもいいですね。
また主人公の能力が直接攻撃するようなタイプではないのですが、それを活かし、戦いを有利に運ぶ様に持っていく流れは中々盛り上がるものがありますね。

でも、当初から持っている能力は活用していましたが、図書館の能力自体はそれ程活用している描写がなかったのは残念かな。
描写されてなくても、実際は使っているのかもしれませんが、それが描かれている事がさほどなかったかなと。
むしろ本来の用途でない、場所としての用途の方が強く描写されていた感がありましたね。

他の候補者との争いを制し、主人公の活躍で望み通り、姫乃は聖女へと選ばれる事になります。
しかし、この頃には主人公の心の中にただ利用するつもりな姫乃に対して、恋心が芽生えているんですね。
まぁ、元々籠絡して~とかで始まってますが、それまでの女性陣に対しての態度などは一定して普通な印象がありましたから、利用してやるって感じがあまりしなかったですけどね。
普通にいい男だなぁ(汗)

そして、主人公は自分の感情を素直に姫乃に打ち明け、彼女もそれを受け入れ、恋人同士となります。
普段は毅然としており、動揺など微塵も感じさせない彼女なだけにここでの感情を持て余している姿は印象的ですね。
ドキドキしている気持ちを主人公の能力だと勘違いしている姫乃は可愛らしいですねぇ♪

しかし、この幸せな時間も長くはなく、主人公とふたりはノアの発現によって大きく運命が動き出す事になります。


Hシーンは、姫乃だけです。
正直、ノベル版でのHシーンにはあまり期待しない方がいいですね(汗)
別に内容が悪いって訳ではないんですが、回数が少なすぎましたね。
姫乃だけなんですが、1回だけでした(汗)
純愛系なので、少なめだとは思ってましたが、1回は少ないなぁ…。
エピローグとかでもう1回くらい欲しかったですね。

1回だけなので、姫乃の初体験が描かれており、彼女の女の娘らしさと強さを垣間見えるものになっているのはいいんですけどね。
初めてで挿入だけで終始するので、フェラなどの行為なんかは一切ありません。
まぁ、H期待で読む作品ではないでしょうからねぇ(汗)
原作版はもう少しはあるんだろうけど…。

挿絵は原作版の画像を使っています。
どのキャラクターも可愛らしいですねぇ♪
基本、どの娘もいいなぁ。
私的には、光理(メフィスト)、夢子、京香あたりが結構好みでした
何気にメフィストはもっと引いた感じかと思ってましたが、意外に親しみがありましたね。
ある意味、全ヒロインの中で一番気に入ったかも知れないなぁ。

もう少し見せ場が欲しかったけど、キャラ数を考えると難しいですかねぇ(汗)

読み終わってみれば、最初のイメージからは大分いい意味で裏切られたのが正直な感想ですね。
普通に楽しんで読めましたねぇ。
よく考えれば、今回の購入分では5冊中4冊が凌辱要素のある作品という偏ったものだっただけに、最後に読んだ今作は心に沁みました(汗)
シリアスな展開もあったりと、決して全て明るい要素だけではなかったですが、そんな中で前向きに進もうとしている主人公たちは魅力的に映りますね。
久しぶりに原作版にも興味出たけど、6月に発売されたばかりなせいか結構しますね(汗)
この間、PC新調したし、ちょっと今は余裕がないかなぁ…。

多分、原作だと主人公がどの勢力に手を貸すかで分岐していくんでしょうね。
今回は姫乃だった訳ですが、翠名やサクラなどの側からのストーリーもあるだろうから、他のヒロインたちのも興味あるんだけどなぁ。
どうやら聖女候補以外にも補佐役たちにもルートがあるらしいので、そっちも気になるな、多分話は短いんだろうけども(汗)


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