9月発売のパラダイムノベルスの新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

時代はかつて西暦と呼ばれていた頃より3000年以上経過した、地球統合歴342年に地球統合政府は宇宙からの侵略にさらされることとなります。
この戦いはわずか4年半程度の期間で地球統合政府の歴史は敗北と言う形で幕を閉じることとなる…。
圧倒的な力で地球を制圧した相手は、皮肉にもかつて地球より居場所を追われた科学によって遺伝子改造を行う事も辞さなかった、先進的な科学思想の集団「ヘルティック」を祖とする者たちが築いた「月面帝国アルテミス」でした。
月面にて国家を形成するまでに成長したアルテミスによって、地球は侵略されてしまいます。
アルテミスは地球の人間を成長の限界だと位置づけ、アルテミスによる指導が行われることになります。

勿論、これに反発した地球人との衝突は至る所で大小問わず起きる事となりますが、アルテミスが立ち上げた学園国家都市ネイアラを完成させた事により、大きく人々の意識が変わることになります。
地球で唯一アルテミスの認めた属国であるだけでなく、若者で地球文化を放棄すれば不自由ない生活を保障したためです。
これにより、国の礎である若者を多く取り込めた事でアルテミス側の体制は盤石の物となり、地球側の立場は悪化の一途を辿る事に。
そして、物語は学園国家都市ネイアラの中から始まる事となります。

主人公は、ネイアラで学園騎士のエリートとして騎士団に所属していましたが、何者かの裏切りによってクーデターの首謀者としてかつての同僚であった騎士たちから反逆者として追われる事になります。
仲間も友人も身内も誰も助けてなどくれない状況に追い詰められ、絶望に打ちひしがれる主人公は、謎の少女に助けられる事に。
自らを魔女と呼ぶ少女「アレクト」との契約を結んだ主人公は彼女から人を自由に操る事の出来る催眠能力を与えられます。
この力を得た主人公は、自分を裏切った友人、仲間、妹らに復讐をすることになるという展開です。

大分説明が長くなってしまいましたね(汗)


登場するのは、主人公に力を与えた「アレクト」の他に、主人公の義理の妹の「マリ・ルクレール」、主人公の幼なじみでの婚約者の「ロミナ・ベルレアン」、学園騎士団の団長の「ミレイユ・ブリュネ」、学園都市の最高権力者の「アイリーン・アイゼンハワー」がいます。

アレクトは、主人公の前に現れた謎の少女です。
少女な外見からは思いもよらぬ程の傲慢さすら感じさせる物言いをしてきます。
主人公の復讐に協力をし、彼に催眠能力を与える事になります。
彼女の存在は都市伝説として、語り継がれています。
復讐催眠 月の姫君は服従の夢をみるか?

マリは、主人公の義理の妹です。
凄腕のハッカーという一面もあります。
クーデター発生後から消息を絶っています。
復讐催眠 月の姫君は服従の夢をみるか?

ロミナは、主人公の幼なじみであり、婚約者でもあります。
お嬢様であり、父親は帝国を支える存在でもあります。
主人公の正義感に突っ走る様に心配をしています。
復讐催眠 月の姫君は服従の夢をみるか?

ミレイユは、主人公も所属していた騎士団の団長です。
剣術の達人でもあります。
復讐催眠 月の姫君は服従の夢をみるか?

アイリーンは、学園都市の最高権力者です。
能力の高さゆえに選民思想を持っており、地球人と月世界人のハーフである主人公を毛嫌いしています。
彼女自体は出自が地球人ですが、地球人は月世界による管理が必要だと思っています。
復讐催眠 月の姫君は服従の夢をみるか?


展開的には、主人公はアレクトから与えられた能力を使い、復讐を果たしていく流れになります。

正直、この主人公の考えがいまひとつピンと来なかった所がありましたねぇ。
復讐に至る過程がちょっと強引な気がするんですけどね、自分が困っているのに助けを差し伸べなかったからって復讐ってのは短絡的すぎやしませんかねぇ(汗)
まぁ、それだけ生命の危険に晒された事で向こうの事情を考えていられないとも言えますが…。

変に正義という言葉を多用する主人公が違和感あるんだよなぁ…。
妙に強すぎる正義感があるとの事ですが、自分こそが正義と言う考えに固執している、今の主人公は力も相まって全く真逆な存在に感じてしまいますね。
その辺りは主人公が女性陣を凌辱して復讐を果たしていく中で自身の考えの間違いなどに気付き悩みだす事になっていくので、それほど気にならないかもしれませんが…、そんな弱い覚悟で事に及んでいたのかと思うとまた何とも(汗)

主人公は、アレクトの力を利用する事であっさりと次々に復讐の手筈が整っていきます。
特にアレクトの能力は人智を超えたかの様な行為をやすやすと行っていきます。
まぁ、斬られても銃で撃たれても何も無かったかのように立ち上がっては、魔女という異名で呼ばれるのも分かりますね。

主人公もアレクトによって顔を変えられて、名前も偽り、行動を開始する事になります。
主人公の催眠能力は、相手の目を見る事で効果を発動し、相手を自由にすることができるというもの。
…どっかで聞いた事ある様な(汗)

しかし、この能力ですが正直あまり機能していなかった様な気がしますね。
どういう事かと言うと、基本的に主人公はアレクトと行動を共にするんですね。
なので、主人公が中々力を行使できなかったりするとアレクトの力で何とかする事が多いので、あんまり主人公の力を発揮する展開が思ったよりも少なかったんですよねぇ(汗)
それに、アレクトの行為は主人公よりも狂気を感じさせる様な鬼気迫る行動が多く、一体どっちが復讐したいのか分からなくなる程です。
まぁ、実際彼女の方が主人公よりも深く暗い闇を抱え込んでいるので、当然ではあるんですけどねぇ。

中盤までは、主人公の復讐劇であり、それ以降は復讐心を捨てて、真実を明らかにするという流れになっていく事になります。
…序盤のくだりは何だったのか(汗)


Hシーンは、アレクトを始め、全ヒロイン分用意されています。
アレクトとは、若干他のヒロインとは違い、主人公との契約のためにHする事になりますので、凌辱ではないですね。

他のヒロインは、主人公の復讐としてのHシーンのみです。
ロミナ→マリ→ミレイユ→アイリーンの順で復讐による凌辱となります。
特徴としては、毎回主人公と一緒にアレクトもHに参加するのがあります。
アレクトには直接主人公がHをする事はなく、あくまでもヒロインに対してちょっかいを出すというものです。
また力を悪用したりして、主人公よりもノリノリで楽しんでいる彼女の姿が印象的です(汗)

行為は、それ程バリエーションが豊富という訳ではなく、意外にシンプルですね。
基本的には、自由の利かないヒロインに挿入くらいなものですねぇ。
全ヒロインではないですが、フェラや口内発射などはありますが、全体的にはあっさり目かな。
個人的には、それぞれのヒロインとのHシーンが1回ずつだったのが残念ですね。
唯一、アレクトとは複数回のHシーンがありますけどね。

個人的には、アイリーンのHシーンが結構好みでしたね。
フェラ描写が一番多く描かれてたヒロインでもあって、中々良かったです♪
全体的にアレクトのちょっかいがあるので、中々ヒロインのみに集中できないのが残念かな(汗)


挿絵は原作版の画像を使っています。
この絵柄は結構柔らかい印象なので、ハードなストーリーとはまた異なる印象もありますねぇ。
個人的には、もう少し強めな絵柄でもいい気がしますけど、好みかな、この辺りは。
画像の中には、アへ顔とまではいかないかもしれませんが、目線が怪しいものも(汗)
作品では、複数ヒロインとの絡みはなかったのですが、原作版ではあるみたいですね。
挿絵によっては、見開き2ページ分を使ったものもあり、中々見所がありますね。

当初は、メインヒロインは表紙絵にもなっている幼なじみであり、婚約者のロミナであると思ってましたが、最終的にはアレクトっぽいですね(汗)
終盤では、アレクトの目的、正体などに迫っていく展開になっていきます。
こうなると、ある意味一番部外者なのが、前述のロミナなんですよねぇ(汗)
他のヒロインは結構中枢に関わってたりするので、若干彼女は蚊帳の外な感が否めませんね。
終盤の存在感の無さはかなりのものです(汗)
もっと関わってくるヒロインだと思ってたんだけどなぁ…。

主人公のキャラクターが特に序盤は中々感情移入しずらかったですねぇ…。
彼の言う信念、正義があまりにも一方的で未熟なだけに、成長していく物語なのかもしれませんが、正直微妙かなと。

このメーカーの催眠シリーズは、「恋愛催眠」、「催眠生活」などがありますが、全く別なSF要素を加えて異色な作品となっていますが、人によって評価は分かれそうですね。
設定などは結構面白そうなんだけど、何か活かし切っていない感じがあるんですよねぇ。

まぁ、4人を含めた作品なだけにノベルでは中々再現が難しいと思うんですけどね(汗)
設定の要素などを考えるとボリューム的には、上下巻クラスじゃないと入りきらないかもなぁ。
色々、惜しい作品なのが正直な感想です(汗)

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