ぷちぱら文庫 私、もう諦めました

私、もう諦めました (ぷちぱら文庫 25)
北原みのる
パラダイム
売り上げランキング: 3019

9月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、悪友2人と一緒につるんで行動しており、学園内では教師ですらも面と向かって叱責する事が躊躇われる程の存在として学園でも名前が通っています。
分かりやすい不良とも違い、無差別に暴力をふるう訳でもないのですが、威圧感によって誰も逆らいにくい空気になってしまいます。
そんな主人公でしたが、彼には柄にもなく、純粋な気持ちで好意を抱いている存在がいます。
それは、学園でも美少女で有名な「古淵 杏奈」(こぶち あんな)。

しかし、やはり主人公の存在は彼女の態度が腰を引かせるには十分であり、また彼女はいつの間にか他の男子と交際を始めたばかりと知ります。
不良らしく飲酒して憂さを晴らそうと思う主人公は、道で男性が落としたUSBメモリーを拾ってしまう事が物語のきっかけとなる事に…。
何となく中身を確認した主人公は、中に収められていた映像に絶句。
それは、主人公のよく知る存在である杏奈がカメラに向かって自慰をする信じられない物であり…。

自分の淡い好意を裏切られた感じになった主人公は、これを杏奈の脅迫に利用する事にし、彼女を手に入れ、調教する事になるという展開です。


登場するヒロインは、杏奈の他に、彼女の妹である「智紗」(ちさ)がいます。

杏奈は、清純な外見などで学園でも人気の存在です。
叔父の元で妹の智紗と一緒に暮らしています。
最近、男子生徒と交際を始めたばかりです。
Night Where elegy flows

智紗は、杏奈の妹です。
純粋無垢な性格をしており、マイペースな面も。
何故か猫耳みたいなのを頭に付けてます(汗)
Night Where elegy flows


展開的には、主人公が杏奈の秘密を知った事で彼女の自由を奪い、主人公たちに凌辱、調教されてしまう流れですね。

そもそも、何故彼女がそんなカメラに淫らな姿をさらしているのかと言うと、彼女の家庭環境が関係しています。
杏奈と妹は叔父に引き取られている訳ですが、カメラにこんな姿を収めてた張本人が叔父その人だった訳です。
とんだ叔父な訳ですが、そんな動画をいれたUSBメモリーを落としたのもそいつな訳です。

主人公はそれを杏奈から聞きだし、うまく話を誘導させて叔父から助けて欲しいと彼女からお願いされる様に話を持っていきます。
主人公はこれを待っており、叔父から脅迫めいた恫喝を交えて、叔父から杏奈の身柄を奪う事に成功するんですね。
これで主人公は杏奈から大きな貸しを作る事に成功した訳です。
…結果的に、杏奈は余計性質の悪い人間に助けてもらったという弱みを握られてしまう事に。

しかし、主人公は身勝手な男ですねぇ。
失恋したあげく、叔父に無理やりされていた行為に幻滅して、勝手に裏切られたと強行に及ぶのはなぁ…。
不良ではないみたいな描写は何だったんだ、十分性質悪いわ(汗)

そんな主人公+悪友の連中の行動は早く、杏奈にすぐさま男たちの行為が開始される事に…。

いきなり開始した事が何故か口を開けさせての口内観察という特殊なプレイだったのは意外でした(汗)
しかし、集団にまじまじと口の中の様子を観察されるのは裸を見られるとはまた違った羞恥心を駆り立てる行為ではありますねぇ。
勿論、そんな特殊プレイで終わる訳もなく、手コキに始まり精液をぶっかけられてしまいます。
正直、ここまでは珍しくもなかったのですが、この後の展開はちょっと…。

取り出したのは、怪しげな薬品の入った注射器(汗)
何でも、それを打たれるともう凄い淫乱ぶりを発揮するとの事で…、杏奈は抵抗むなしく注入されてしまいます。
これにより、直後から彼女の視線もうつろ気味となり、淫らな表情を男たちに披露してしまいます。
更に、取り出した鼻フック?を装着させられて、鼻を吊り上げられてしまいます。
…そんな顔を嘲笑する主人公たちの会話は、正直あまり気分のいいものではないですね(汗)
Night Where elegy flows

こんなものを持っている連中な時点でもうとんでもない連中ですけどねぇ。
これがまだ主人公と杏奈の二人きりでの行為であれば、まだマシなんですが、他の悪友たちの言動がある分、嫌悪感が増しますねぇ。
なので、そういったやり取りが不快に感じる人はご注意ください。

その後も、主人公は杏奈を呼び出して、行為を続ける事になります。
まぁ、杏奈には動画を押さえられているだけに拒否もできない訳ですが。
しかし、反面彼女の中で何か期待する気持ちが起きているのも確かであり、次第に動画をチラつかせなくとも待ち合わせ場所に現れる様になるのですけどね。

その後も過激さを増す行為の中で、杏奈の精神は確実に変化をする事になります。
もうここらに来ると、正直まともな感覚ではなくなってきていますね(汗)
人に見られる事に喜びを感じ始めてしまった彼女はすっかり堕ちる一歩手前に来ている状態です。

更に行為が進むと、彼女の変態度は更に上がり、もはや最初の頃の面影はなくなってしまいます…。
ある種の精液中毒までに変貌しています(汗)
しかし、そんな彼女でも主人公たちの矛先が妹の智紗にまで及ぼうと知ると、夢から覚めたかの様に妹を守ろうとする姿を見せるのは壊れていなくて安心したと同時にまた新たな苦痛を彼女が味わう事になると思ってしまって、壊れた方が良かったのだろうかと思ってしまいますねぇ…。
また、姉の心妹知らずとばかりに智紗は全く抵抗も見せずに主人公たちからのHの誘いを自ら望んでしまうんですね(汗)
素直すぎる性格も問題ですねぇ、これは。

智紗がまた相当男心をくすぐるキャラクターだったのが意外でしたね。
その淫らなギャップに男共もたまらずいきり立つ始末。
そんな男たちに天然で媚を含んだやり取りと抵抗なく肉棒に奉仕する彼女の姿の存在感はかなりのものでした。
ある意味、男たちがその魅力の前に余裕がなくなっており、あっさりと彼女に射精していく光景は末恐ろしいものを感じます(汗)
単純にエロいですね、嫌がっていないで合意での行為なだけに今までの杏奈の悲壮感漂う行為とは全く空気が違っているんですね。
…もっとも、幼いゆえに既にどこか心が壊れてしまっていたのかもしれませんが。
Night Where elegy flows


Hシーンでは、序盤から濃厚な行為が続く事になります。
印象的な要素としては、小道具の存在でしょうか。
妖しい薬品に始まり、鼻フックなどは前述した通りですが、その他にもオナホールや肛門鏡にクスコなどがあります。
肛門鏡ってのは、あまり覚えがないですね、他の作品では。
これを使って、肛門を始め、腸内まで男たちに観察されてしまう展開はかなりマニアックさがあります。
更にクスコで膣内を広げられて、まさかの観察をネタにしての自慰で発射された精液をクスコを使って直接膣内に向かって放たれる展開は新鮮でした。
Night Where elegy flows
挿入しないで膣内射精って結構斬新だなぁ(汗)

他にも浣腸、パイズリなど大抵の行為は網羅していると思います。

意外にも膣内挿入自体は遅く、結構終盤になってからです。
それまでは、膣内に向かってぶっかけるなどはありますが、挿入自体はなかったんですね。
なくてもそれを感じさせない程の内容の濃さになるので、問題はないともいます。

智紗とシーンは最後まで登場する訳ではないので、あくまでも一時的な要素だったのはちょっと勿体ない気もしました。
まぁ、描かれてはなかったですが、姉と大差ない結末に向かっているのだろうなぁとは想像ができますが…。

挿絵は原作版の画像を使っています。
原作版の原画を手がけているのは「とろろ」さんです。
童顔のヒロインの可愛らしさがまたこの作品の展開にある意味そぐわなく感じさせる所もあります。
だからこそ、悲壮感が増すのでしょうけどねぇ。

個人的には智紗が結構お気に入りでしたね。
でも、結局何で猫耳みたいの付けているのかは、分からぬままでしたが(汗)
それに彼女はいくつだったんでしょうねぇ。

ちなみに今作の表紙絵は、とろろさんではなく「こもだ」さんが手がけています。
こちらは、原作版よりも幾分大人っぽくなっていますね。
この絵柄での智紗も見てみたかったですねぇ。


全体的に、あまり救いのないストーリーでしたねぇ(汗)
まさしく、タイトル通りな展開ですね。
杏奈にとっては、いい迷惑な話でしたね、叔父に苦しめられて、主人公たちに…では、救われないなぁ。

気になったのは、主人公の杏奈に対する気持ちが序盤くらいなものであまり描写されていなかった事でしょうか。
一応、杏奈が彼氏について語ったりしていると苦い顔を見せていたりくらいはありましたけどね。
でも、この程度の描写だとどれだけの感情を抱いてたかは伝わりにくいですね。
この程度だと、愛憎って感じにも達していないし。

ちなみにこの作品、原作版のタイトルは本書のタイトルではないんですね。
「Night Where elegy flows…」というタイトルで販売されています。
ノベル化する場合、タイトルでどんな作品かイメージが掴みにくいから、こういう名称に変更されたのでしょうかね?(汗)

万人向けではないですが、この手の作品が好みな人には堪能できるかなと思います。
私はちょっと苦手でしたねぇ(汗)



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