ぷちぱら文庫 架空の境界

架空の境界 (ぷちぱら文庫 26)
春風栞
パラダイム
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9月発売のぷちぱら文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は学校で若い男性教師として働いています。
しかし、そんな主人公の元に現れる女子生徒の存在があります。
それは「みずき」という女子ですが、担任でもない主人公の前によく現れているのですが、この日は様子が違っています。
主人公が女子生徒を集めて、Hな行為に耽っているという良からぬ噂を聞きつけ、真偽を確認しようとしてきます。
実際、主人公がそういう場を設けているのは事実であり、主人公は彼女をその場に招きます。
その場所でみずきが目撃した光景は、何人もの裸の女子たちが男と絡んでもいないのに身悶えている異様な状況…。
この異様な状況は、主人公の持つ力によるものであり、主人公はみずきに対してもその力を行使し、彼女を快楽に堕とそうとする展開です。

登場するヒロインは、みずきのみです。

みずきは、主人公に何故か関わろうとする女子生徒です。
主人公の行為を止めさせようと躍起になっています。
大人しそうな外見ながら、意外と負けん気の強い意志を持っています。
架空の境界

展開的には、主人公の行為を止めさせようとするみずきを主人公は疎ましく思い、屈服させようと力を行使して、彼女を快楽漬けにしようとする流れです。

…説明がしにくかったのですが、これで分かりましたかね?(汗)
細かい説明をすると、主人公にはとある能力があるんですね。
その能力は幻覚を見せる効果があり、その力を使い、主人公は女性たちに淫らな幻覚を味わらせている訳です。
なので、女性たちに直接肌を触れずとも彼女たちは主人公の産み出した幻覚の中で触手によって、人相手では到底味わえない様な快感を得る事になります。
一度、味わった女性は皆、この快感の虜となり、主人公の元を訪れるという訳です。

まぁ、何故主人公がこんな力を持ったのかなどは、生まれつきらしいですが(汗)
身内も幻覚能力あったみたいですね、とんでもない一族だな(汗)

そんな力を使われたみずきも幻影を見せられて、触手によって身体中を弄られてしまう事になり、絶頂をしてしまう事になりますが、彼女はよろこんだりなんてしていないと言い放ちます。
正直、こんな反応を見せた女子はいなかっただけに、主人公は多少意外に思いますがが、それが主人公の闇に火をつけた事になってしまいます。
主人公は、女なんて何だかんだ言っても本性は淫乱な雌犬だと思っているんですね。
そのため、そんな主人公の力には屈さないと言い切った彼女に対し、どこまでその言葉が吐けるかと暇つぶしとして彼女に行為を行う事になる訳です。
しかし、この主人公は随分と屈折した思考してますねぇ(汗)
主人公自体は、女性たちの淫らな姿をさらしまくっている中でもひとり裸になる訳でもなく、ただ女性たちを眺めているだけというのも、女性に対して冷めており、特別興味を抱く対象ではないのかもしれませんね。

その後も、みずきは主人公の元を訪れ、幻覚を受ける事になりますが、中々彼女は触手を口いっぱいに頬張って息が苦しくなり、口内射精されて精液を飲まされたりと意識が朦朧としながら、更に触手に下半身を弄られても意思を保ち続けます。
主人公は更に触手から催淫効果のある液体を放出したりして、彼女を少しづつ追い込んできます。
あまり女性に対して、関心が薄い主人公ですが徐々に中々堕ちない彼女に対しては、ある意味で強い興味を示していくことになります。
この時点では、歯ごたえのある獲物という意味合いですけどね。
主人公にはみずきの反論したり、折れない心が彼の嗜虐心を強く刺激して、また行為をエスカレートさせていく事に…。

しかし、そんな激しい行為を受けても彼女の態度は変わりがなく、学校内でも声をかけてくる始末。
さすがに主人公もみずきの行動に疑問を抱き始めるようになっていきます。
彼女の行動は、あまりにも今までの主人公が出会った生徒とはケースが違うからなんですね。
まぁ、確かに普通あんな行為されたのに、自分から近づいてくるとかしませんからねぇ。

その行動が主人公の中の女性に対する認識に少しづつ影響を与えていく事になります。
この辺りから、何事にも冷めに冷めていた主人公に人間味が出てくる事になってきますね。


Hシーンは、もう触手尽くしです…(汗)
触手苦手な私には中々ヘビーな内容ばかりでした。
なので、触手系が苦手な人はご注意をって、なら何故買ったし(汗)

幻覚中での行為なので、かなり無茶なプレイも満載ですね。
複数の触手に身体を弄られ、口内いっぱいに触手を突き立てられて涙目になっているみずきの表情は、Sな主人公ならずとも嗜虐心を煽られるシーンですね。
架空の境界

まぁ、人によっては可哀想と引き気味になるかもしれませんが(汗)
結構、印象としては口内を蹂躙する触手の描写が多めであり、中々のエグさでもありました。
特にインパクトがあったのは、口に太い触手を咥えさせながら、呼吸が鼻からのみの状態でのまさかの鼻の穴にそれぞれ触手挿入という荒業でしょう(汗)
架空の境界

これは、呼吸が出来ずにさすがの彼女もかなりの苦痛を味わう事になります。
幻覚だからの行為ですよねぇ、これはみずきも思ってますが、穴が裂けかれない苦痛を味わいますね…。
挿絵の効果もあり、見た目のインパクトも中々ですね、3本刺しってのは(汗)

勿論、口内だけではなく膣内やアナルなどにも触手の接触がありますが、思ったよりもそっち方面での行為は意外に少なめだったかな。
口内関係がその分、多めでしたねぇ、触手でのイラマチオ状態もあったりしましたし。

触手を疑似的な肉棒としてみずきに生える様な展開もありますが、期待してたより盛り上がらなかったかな。
サラッとした描写だったので、期待してた様な男の快感に震える姿などはそれ程描かれてなかったのが残念(汗)

今作では幻覚内でのHシーンが大半を占めています。
9割くらい幻覚ですねぇ。
一応、生身でのHシーンもありますが、殆どなかったですねぇ。
あくまでも触手がメインの作品という事でしょう。
個人的には、触手が絡まない普通のHシーンがもう少し欲しかったです(汗)

挿絵は原作版の画像を使っています。
原作原画は「たぢまよしかづ」さんが手がけています。
表紙絵だけは、別の「ハレノチアメ」さんが担当しています。
表紙絵のみずきはかなり大人っぽさが出ていますね。

まぁ、見事に挿絵画像の殆どが触手ありのものになっています(汗)
まだ挿絵がモノクロだったのが、救いでしたねぇ。
これでカラーだったら、私はちょっと厳しかったです(汗)

みずきのキャラクターは可愛さの中に意思の強さも感じられていいキャラクターですね。
でも、何でも強い訳でもない、儚さもどことなく感じさせるバランスも。
彼女の責められている中の表情は苦悶の表情の中にも快感の色を垣間見ることができ、中々魅力的でした。
結構童顔なために触手とのギャップがあって、独特のいやらしさがありますね。
アへ顔の様な強烈な表情がなかったのも、個人的には良かったです。
意外に表情が激変していないのもあって、いい意味でエグさが軽減しているかなとは感じました。
Hシーンで書いた事でもありますが、普通のキスシーンであったり、フェラシーンであったりみたいな触手が絡まない絵も見たかったなぁ。


終盤近くなると、主人公も主人公らしくなってきて盛り上がってきます。
ようやく教師らしいところが見えたかな?
更に主人公のこう屈折した思考になったかなどが描かれており、主人公の苦悩なども描かれていて、人間味が増してくるのは良かったです。
最後まで淡白なキャラだったら、どうしようかと思いましたよ(汗)
反面、みずきの置かれている現状の描写がややあっさりしていた感も。
もっと正直、重々しい秘密を抱えているものだと思ってたんですけどもね。

いや、あんな事されてたら十分でもあるんですが、そこが流していただけに勿体なかったかなと。
せめて、みずき視点で彼女の様子が急変したきっかけである、シーンとかを描いて欲しかったなぁ。
若干ネタバレなので、あんまりはっきりと書けないので分かりにくいでしょうが(汗)

幻覚能力による触手を絡めなければ、結構オーソドックスと言うか、分かりやすい展開ではありますが、それでも先が気になってしまいました。
勿論、触手好きの人も楽しめるでしょうけど、苦手な人も楽しめ…、それは無理があるか(汗)
私も話自体は、結構好きな雰囲気だったんですけどねぇ。

ちなみに主人公の名前は「ひさし」と言うのですが、キャラ紹介の部分では「ひろし」になっています(汗)
最初、そっちを見てたから本編が間違っているかと一瞬思いました(汗)

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