あとみっく文庫 魔法少女ならぬ魔法中年が世界の平和を守る事になったようです

魔法少女ならぬ魔法中年が世界の平和を守る事になったようです (あとみっく文庫 36)
酒井仁
キルタイムコミュニケーション
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9月発売のあとみっく文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

人間が知らないだけで、人間界は悪しき存在である魔獣の脅威に晒されてきている歴史があります。
密かに人間界に現れた魔獣を、この世界を護る為にその身を戦いへと投じる「魔法少女」がその力で魔獣を倒してきた訳です。
しかし、現魔法少女である彼女の力でも、近年の魔獣を相手にするのは確実に厳しくなってきており、反面魔獣の力は増すばかり。
自身の力の限界を感じた彼女は、現役を引退する決意を固め、後を継ぐ魔法少女に世界を託す事になります。

託された次世代の魔法少女を捜しに、人間界に現れた小動物チックな「アンジェリカ」は、中々後継者に足る資質を秘めた少女を見つける事が出来ずにいました。
しかし、魔法少女の不在のタイミングで魔獣が人間界に顕現しつつある状況に…。
焦ったアンジェリカは、魔法少女のサーチ対象を年齢上限を上げてみたりして、何とか資質のある人間を見つけようとするものの、それでも該当者は見つからず…。
更に対象者の検索制限を目一杯上げて捜した所、ようやく資質を持った存在を発見します。
何とか事情を説明し、魔法少女になる事を了承してもらわなければとはやるアンジェリカでしたが、該当者を発見して驚愕する事に。
…対象者は愛らしい少女ではなく、すだれハゲの中年男性だったから…という展開です(汗)

…もうこれ狙いすぎでしょ(汗)

登場するヒロインは、魔法少女の「ミラクルシュガー」とアンジェリカ、2人目の魔法少女の「マジカルパティー」と「マジョラム」がいます。

ミラクルシュガーは、アンジェリカの見つけた中年男性の主人公が変身した状態の魔法少女です(汗)
性格はかなりテンション高めであり、戦いの最中でもファンサービスを忘れないサービス精神旺盛なところがあります。
能力は凄まじいものがあり、今までの魔法少女が苦戦する様な魔獣相手でも余裕で倒せる魔力を有しています。

アンジェリカは、異世界から魔法少女を捜しにやってきた存在です。
いつもは、小動物の様な姿をしていますが、人間の娘の姿になる事もできます。

マジカルパティーは、シュガーと同様に突如人間界に現れた魔法少女です。
性格は、シュガーよりも真面目であり、魔獣退治に勤しんでいます。
反面、シュガーの奔放さに憧れている面も。

マジョラムは、アンジェリカと同じく人間界に魔法少女を捜しにやってきた存在です。
現在は、パティーのサポートをしています。
アンジェリカとはライバル関係でもあります。
アンジェリカ同様、人間の娘になる事ができます。


展開的には、主人公はアンジェリカとの出会いによって、魔法少女ミラクルシュガーとして魔獣と戦う事になります。
…スタート位置から、おかしいですが(汗)

元がさえない中年男性という事で心配された実戦でしたが、持ち前の異様な魔力で余裕の勝利。
しかし、魔力を消費した副作用によって、シュガーの様子に異変が…。
実は副作用によって、極度の興奮に達したシュガーの股間には男性時の時の肉棒がひょっこり(汗)
哀れアンジェリカは、とりあえず人間界の危機を救ったものの、貞操の危機に…。
周りにギャラリーが見ている中で、いきなりHシーンに突入する展開には驚きですねぇ(汗)

まぁ、ギャラリーには魔法少女の娘がふたなりになって、人間形態のアンジェリカに覆いかぶさっている展開はさぞ興奮もので盛り上がるのでしょうが、残念ながら中身がアレですからねぇ(汗)
初めてがこんなシチュで経験するアンジェリカが可哀想ですが、彼女自身もシュガーの見た目の可愛さとその正体に複雑な心理状況になってますね(汗)

そんなグダグダなデビュー戦を終えた主人公でしたが、もう上機嫌で会社の部下たちにも気味悪がられるほどです(汗)
何せこれと言って目立つような活躍もせずに、今まで生きてきた人生で、あれほど人々から注目されるという事に至上の喜びを感じる訳ですね。
熱いギャラリーの視線を浴びる事に快感を覚える事になります。
なので、世界の平和を守るとかは彼の中では優先順位が低いんですよね。
勿論、ちゃんと魔獣が来たら戦う訳ですが、その戦い方は今までの魔法少女のそれとは違ってくる事になります。

そもそも、最初の説明でもある様に魔法少女や魔獣の存在は人間界には秘密の存在だった訳ですね。
ですが、それではギャラリーの視線を浴びることができないシュガーはあえて人々の見える状態で戦う訳です(汗)
なので、一気にミラクルシュガーの存在はあっという間にネットなどを通じて人々に知られる事になります。
ファンクラブまで出来てしまったりとすっかりアイドル的存在になってしまいます。

アンジェリカはすっかりこの状況を嘆くばかりですが、個人的には主人公の別れた妻に引き取られた娘さんもシュガーの存在を知っており、ファンであると知った主人公の何とも言えない幸せそうな姿がちょっといい話っぽかったですねぇ。
この中年の哀愁漂う感じがたまりませんね(汗)
そして娘の発言で圧勝すぎてすぐ戦いが終わってしまうと言われた主人公は、わざと瞬殺できる相手に手を抜いて襲われる様になってしまいます(汗)
苦戦しているように見えるので、ギャラリーの盛り上がりも増し、主人公の注目度も上がり、一石二鳥な感じでしょうか。
なので、ここからは魔獣相手に凌辱されてしまう展開も出てくる事になります。

まぁ、そんな事情もあり、緊迫感はなく安心して見れる凌辱まがいな行為になっております(汗)
魔獣の凌辱によってシュガーが破瓜したりしますが、やはり元が男性なせいかあまり興奮というか緊張感が薄れている感があるのは致し方ない所でしょうか(汗)

その後、新しい魔法少女となるパティーが現れますが、シュガー的には別に争うようなつもりもないですので、別に魔法少女同士の対決シーンとはなりません。
…確かにちょっとくらい戦う様なシーンがあっても面白かったかもしれませんねぇ。
でも、魔法少女の力を私的利用しているシュガーに怒る場面はありますが(汗)
まぁ、タクシーの代わりに魔法で自宅までひとっ跳びとかしてりゃ、言いたくなる気持ちは分からなくもないですがね。

Hシーン的には、魔法少女であるシュガーがHをするのがメインですね。
相手は、アンジェリカであったり、敵の魔獣による凌辱があります。
意外にアンジェリカとのHシーンは序盤だけでしたねぇ。
てっきり最初の副作用での初H以降、魔獣相手のたびにHする展開になるかと思ったんですけどねぇ。
一応、序盤は相手もいないこともあり、彼女が相手になっていますけどね。
個人的には彼女のパイズリのシーンは挿絵もあって、なかなか良かったですね。
Hと言うよりかは可愛い、コミカルなシーンですが(汗)

パティーにもHシーンはあります。
相手はやはりと言うかパートナーのマジョラムですね。
シュガーと異なるのは、マジョラムが進んで副作用のパティーにHな行為を行うので、また感じが違います。
なので、一方的にマジョラムに愛撫されて絶頂する彼女が正統派に見えなくもない(汗)

終盤では、パティーも魔獣に凌辱されてしまう展開があります。
またも不純な動機のあったシュガーとは違い、単純に力及ばずの凌辱になりますので意味合いは相当違いますけどね(汗)

シュガーがパティーに対して、肉棒を突き立てる展開もあり、シュガーの肉棒で破瓜するパティーの姿も見ることができます。


挿絵は「にの子」さんが手がけています。
中年男性であるはずのシュガーを可愛らしく描いております(汗)
華奢な少女の体型をうまく描写しており、いいですねぇ。
まぁ、シュガーは別物ですが(汗)
アンジェリカやマジョラムも人間形態だと猫耳みたいのがあって、また可愛らしいですね。
でも、中年状態はシルエットに近いとは言え、ご遠慮したい所です(汗)

全体的には、魔獣とかの戦いの要素は薄めですね。
そっち方面を期待すると肩透かしでしょう。
でも、そもそも中年だしなぁ…。

気になったのは、やはり主人公の正体ですよね(汗)
男性主人公が女性化する作品は珍しくはないですが、あくまでも女性っぽい男子が~みたいなパターンが普通で、こういう中年男性が変身ってノリは中々受け入れにくいものがありますね。
私は、別に嫌悪感もなく楽しんで見れましたが、純粋なH小説と考えると中々難しい評価になりますね(汗)
やはりこういうタイプの作品は、慣れや感情移入も含めて若い主人公がいいかなぁ…。

話は結構嫌いではなかったんですけどね、私は。
終盤の魔法少女としての使命を貫くか、家族との絆を取るかなどの葛藤など、お約束なんですがちょっとグッときましたし。

ある意味、実験的な作品だったと思います。
中高年には厳しい業界ですねぇ(汗)

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