Harvest novels 遥かに仰ぎ、麗しの

遥かに仰ぎ、麗しの (ハーヴェストノヴェルズ)
岡田留奈
ハーヴェスト出版
売り上げランキング: 394604

PCゲームが原作のノベライズ作品です。

主人公は、お嬢様だけが通う全寮制の名門校「凰華女学院」(おうか)に新人教師として勤める事に。
女子校であるゆえ、主人公への注目はかなりのもので恵まれた環境かと思いきや、ここの学院に通う生徒たちにはある事情があり…という展開です。

登場するヒロインは、理事長の「風祭みやび」(かぜまつり)、みやびの世話をしているメイド「リータ」を始め、学生では…
「仁礼 栖香」(にれ すみか)
「相沢 美綺」(あいざわ みさき)
「鷹月 殿子」(たかつき とのこ)
「八乙女 梓乃」(やおとめ しの)
「上原 奏」(うえはら かなで)
「三嶋 鏡花」(みしま きょうか)
「榛葉 邑那」(はしば ゆうな)がいます。

みやびは、凰華女学院の理事長です。
ですが、本校の学生でもあります。
わがままな性格であり、言葉使いも尊大なお嬢様です。

リータは、ロシア生まれのメイドです。
風祭家に仕えており、みやびの世話を担当しています。

栖香は、分校系の生徒です。
文武両道であり、冷静沈着な優等生でもあります。
そのため人に頼りにされる事も多いですが、何故かクラスの相沢美綺には冷たい様子を見せます。

美綺は、分校系の生徒です。
明るく社交的な性格をしており、周りからの評判はいいです。
自称、校内新聞の記者をしており、校内の事情に明るいです。

殿子は、本校系の生徒です。
自由な性格であり、その反面どこか達観した所もあります。

梓乃は、本校系の生徒です。
極度の対人恐怖症であり、主人公含め男性には特にそれが顕著に。
唯一、殿子にだけは心を開いています。

奏は、分校系の生徒です。
美綺の親友でもあります。
引っ込み思案ながら、慌てんぼうな面も。

鏡花は、本校系の生徒です。
しっかりした性格であり、本校系のリーダー的な存在でもあります。
風祭みやびとも対等に渡り合える数少ない存在です。

邑那は、分校系の生徒です。
温室で花を育てており、あまり授業には出ていないようです。
穏やかな性格で思慮深い面も。

展開的には、数いる生徒の中でも特に栖香に対し、主人公は気になっていく事になります。
周りから人気の美綺への栖香が見せる、妙に冷たい態度を度々目撃する主人公は元々気にはなっていきます。
ただ毛嫌いしているというよりも、妙に美綺の事には過敏に反応する彼女の姿が印象に残っていたんですね。

そういった事から、今作は栖香と美綺のふたりがメインヒロインとなっているストーリーが展開される事になります。
まぁ、メインはあくまでも栖香だけですけども、美綺の存在も栖香の物語には欠かせない重要な存在ではありますけどね。
他のヒロインは…、殆ど彼女たちのストーリーには関わってきません(汗)

まぁ、とにかく栖香のキャラクターはある意味人間臭いですねぇ。
…もっと素直に人の言葉などを額面通りに受け止められる事が出来たならば、彼女はもっと傷つかず苦しまなくて済んだのだろうになぁ(汗)
まぁ、それが出来ない程に彼女は心を頑なにしてしまったのでしょうけどねぇ。
そんな不器用な彼女との物語が今作の肝ですね。

話は、栖香の美綺に対する謎の行動や秘められた関係性などを彼女と一緒に過ごす事で主人公は理解していく事になります。
それらを知る事で、主人公はドンドン彼女に深入りしていく事になっていく訳ですね。
また、彼女も主人公に対して少しづつ心を開いていく事になります。

合間には、主人公の視点だけではなく、栖香の側から見た視点の描写もされています。
彼女の思っている事などが分かりやすく描かれているので、嬉しいですね。

紆余曲折あって、彼女と恋人関係になってからは彼女の今まで見れなかった年相応の姿が見れたりする様になります。
今まで肩張って生きてきた彼女なだけに、ここで素な彼女の一面が垣間見れるのは新鮮ですね。
甘える方法が栖香には分からずに感情を持て余している彼女は、人間味があっていいですねぇ。
まぁ、主人公からの誘いをどうしていいか分からず断っておいて、後でもっとしっかり誘えばよかったなどと怒られるのは納得いきませんが(汗)

Hシーンは、純愛系という事もあり、それ程数はないです。
また終盤近くまで行為が行なわれる事がないので、お預け状態です(汗)
一応フェラなどはありますが、それもだいぶ終盤近くになってからなのは残念ですね。
まぁ、彼女が主人公を想って自慰をするシーンなどがあったりしますが、もう少し早く見たかった気もしますね。
ちなみに他のヒロインのHシーンは一切ありませんので、ご了承を(汗)

どうやら栖香はキスが好きな様で、わりとキス描写があったのはいいですね♪
主人公から口内に唾液を流されて興奮する姿は普段の彼女の姿からは想像しづらく、いやらしく魅力的ですねぇ。

挿絵は、原作画像ではなく線画にトーン処理されたものです。
綺麗な描線で荒さが全くないので、見やすいですね。
ページ下に表示されている原作画像と見比べても遜色ないので違和感は感じないと思います。
Hシーンが少なめだったので、結果挿絵も少なめだったのは勿体無いなぁ…。

今作では、当時ハーヴェストノベルズでの試みである、ページ下に原作の背景画像などが表示されているのが特徴ですね。
当時は他の作品でもあったんですが、いつの間にか無くなりましたね(汗)
まぁ、手間とお金がかかりそうだしねぇ…。
これだと、登場しているヒロインたちの表情が表示されてたり、Hシーンでは原作の画像も小さいながら見れたりするので、これはこれで楽しい試みだったとは思うんですけどね。

実は、この作品の他に他のヒロインたちがそれぞれ主役の短編集も発売されているのですが、私過去にそれを読んだ記憶が…(汗)
でも、当然今作を読んでなかったという完全に読む順番が違うのもあって、よくキャラが分からなかったんですよね…。
確か理事長とメイドさんの話だったり、あったかな?(汗)
まぁ、今作読んでも他のヒロインは殆ど表面的なところしか登場していなかったので、これ見ててもあまり変わらなかったかもしれませんけども(汗)


楽天は番外編しかないようです(汗)

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