ヴァージン文庫 魔法少女の挽歌 屈辱と悦楽と異形の罠


7月発売のヴァージン文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

世界は、突如各地に現れた謎の存在「白い怪物」の襲撃にさらされている状態です。
怪物には武器の類が効かず、なす術も無い状況であり、人間側の敗北は濃厚だと思われます。
しかし、唯一怪物に対し効果があったのが少女の純なる思い「魔法」の存在。
主人公兼ヒロインの「財前つくも」(ざいぜん)は、魔法を操る魔法少女の隊長として怪物たちと戦っています。

しかし、敵に捕らわれてしまった彼女は陵辱されてしまい、更に身体を改造されてしまう事になり、部下たちの身体を狙う様に…という展開です。

登場するヒロインは、つくも以外に同じ部隊の「藪 冬香」(やぶ とうか)、「星名 瞬」(ほしな しゅん)がいます。

つくもは、最強の魔法少女として活躍している存在です。
その劣勢をも覆せる能力の高さゆえに、周りの魔法少女たちからも疎まれている存在でもあります。
更に冷静な性格が影響して、近寄りがたいイメージを増す結果となっています。
冬香、瞬を率いている部隊長でもあります。

冬香は、つくもの部隊の魔法少女です。
刀を使った接近戦を得意としています。
主人公を尊敬しています。

瞬もまたつくもの部隊の魔法少女です。
二人とは違い、戦いよりもサポートを主とした能力を持っています。
ボーイッシュな格好をしており、性格も少年ぽいです。
冬香に好意を持っています。

展開的には、つくもたち魔法少女は白い怪物たちとの戦いを続けており、その最中につくもが怪物の手に墜ちてしまう流れとなります。

通常は集団で現れていても、連携など考えずに暴れるだけである怪物。
そのため、魔法少女たちの部隊の連携によって物量の差をカバーして戦えています。
しかし、怪物の中には人間の言葉を理解し、話すことの出来る存在も確認されており、「アルヒテロス」と呼ばれる怪物もその数少ない例となっています。
アルヒテロスの存在は秩序のなかった怪物たちをまとめ、魔法少女たちにとって甚大な被害を出す結果となり、つくもですらも未だに決着をつけれずにいます。

そんな中でつくもは、アルヒテロスに捕われる事になり、陵辱を受けてしまいます。

そもそも、魔法少女にとって処女性というのは大きな意味があります。
魔法を使うにあたって、必要とされるのは清らかな少女の思い。
そのため、魔法少女が処女でなくなってしまう事はただの無力な少女になってしまうという事な訳ですね。
更に人間側が魔法少女に対し、事細かく様々な年齢制限、制約を定めてもいます。
それを破った者は「魔女」として、魔法の及ばぬ分厚い塀の中に押し込められてしまう事になるんですね。

ちなみに彼女は魔法少女で定められている年齢を21歳と超えています。
ですが、類稀な能力のために例外的に認められています。
確かに少女って年齢ではないですよね(汗)

魔法少女たちが命をかけて守ろうとしている存在である人間たちに、そんな仕打ちを受けると言うのは何ともやるせない話ですね(汗)
まぁ、魔法少女になれば多額の報酬に引退後の保障までされているだけに、志願者は増える一方でもあるんですが。

そんな事情もあり、陵辱によって破瓜されてしまってしまえば、力を失うだけでなく魔女として処罰されてしまうという状況な訳です。
つくもは、自分の魔法少女というものに使命感を覚えているので、魔法少女である事を失う事に強い恐怖感を抱いています。
それでなくても、彼女の様な能力の持ち主は稀有であり、つくもにとっては引退したくても後を託せる存在がいないというのもあるんですが…。

しかし、アルヒテロスにとってはそんな彼女の事情など知った事ではない訳で彼女は陵辱されてしまい、破瓜してしまう事に…。
魔法少女は恋をする事や処女でいる事を強制しているために当然つくもも初めてな訳ですが、年齢的には女盛りな時期。
そのために敵の手による刺激などに過敏な反応を見せる事になります。
敵にとっても、対抗する存在の最も憎き相手である、つくもに対し嬉々として言葉責めなどで彼女に屈辱を晴らそうとしてくるのは、ねちっこいですねぇ(汗)

でも、アルヒテロスがつくもの事を「財前隊長」と呼ぶのが何か面白いですなぁ…。
そこら辺に、言語を理解できても人間ではない怪物らしさがちょっと表れている様に感じるんですよねぇ。


陵辱されたつくもですが、彼女の体内に怪物が植え付けられており、それによって身体の自由が効かなくなる様になってしまいます。
更に彼女の股間には巨大な肉棒が生えてしまい、彼女はその肉棒の疼きに悩まされる事に…。
そして、つくもの精神は疲弊し…、仲間である冬香、瞬に対し、その歪んだ性欲をぶつけようとします。
同じく魔法処女である冬香たちもつくもの肉棒によって破瓜される事になります。

今作では陵辱だけでなく、多少ですが他のHシーンもあります。
そのひとつが冬香と瞬による行為シーンですね。
瞬とは恋人の様な関係であるので、彼女たちのレズシーンもあります。
更に瞬にはある秘密が…あったりと、中々見所のシーンだと思います。

個人的に新鮮だったのは、つくもに陵辱された他のメンバーの描写ですね。
特に瞬に関しては、かなり変化が激しくつくもに対して強い敵意を見せる様になるのが印象的でした。
子供っぽい性格な事もあり、裏切られた怒りが露骨に出ているのが彼女らしいんですが、切ないなとも思いました(汗)
まぁ、最終的には和解する事になるんですが、最初の頃とは違う態度にはつくもならずも心を痛めますねぇ…。

Hシーンで陵辱シーンでは、意外にも普通な印象でしたね、全体的に(汗)
アルヒテロスしか行為をしてくる存在はいないんですが、意外にも普通と思う行為が主でした。
もっと怪物を使ってのエグイプレイなどを行なってくるかと思ったんですが、思ったよりも人間と変わらないし、人間のほうがもっと鬼畜な行為をするんじゃないかと思う程です(汗)
多少、触手などはありますがそれ程の存在感はなかったかな。
個人的にはありがたいですけども(汗)

個人的に購入の動機となった「ふたなり」ですが、思ってた程だったかな(汗)
それを使ってメンバーを陵辱したりはするんですが、個人的には未知の器官である肉棒の生じる快感を味わっている描写が読みたかったのですが、それ程そういった描写がなかったんですね。
そのため、ちょっと個人的には期待した程ではなかったですねぇ(汗)

メンバーを犯してても、犯されているメンバーからの描写はありますが、肝心の犯しているつくもの描写が薄かったのもマイナスかな。
これならば、肉棒でなくても器具とかでも成立できる状況ですからねぇ…。

挿絵は「すめらぎ琥珀」さんが手がけています…と言いたいのですが、実は違います(汗)
どういう事かと言うと…、表紙絵を手がけたのは前述の「すめらぎ琥珀」さんなのですが、中の挿絵は違う方が担当していました(涙)
これはやられたなぁ…。

確かに表紙には「表紙イラスト すめらぎ琥珀」とあります…。
挿絵とは書いてませんね(汗)
でも、表紙とイラストの表記が二段になっていたので表紙とイラストなんだなと分けて解釈してしまったんですね、私は…。

ちなみに、中の挿絵は同レーベルの「淫術魔闘学園外法帖」を手がけた「cherrypin」さんが手がけています。
cherrypinさんが悪い訳ではないだけに表紙に記載しておいて欲しかった…。
しかも、中のページに挿絵としてひっそり小さく記載してあるし(汗)

挿絵は「淫術魔闘学園 外法帖」同様、艶っぽさ、色気を感じさせる絵柄が特徴的ですね。
表情の感じはこの人ならではという絵柄ですので、印象に残っています。
独特の表情にはややクセがあるので、人によっては合わないかもしれませんねぇ…。
特に私みたいに表紙絵で判断した人には、落差に戸惑うかも(汗)

淫術学園、同様女性キャラ同士の行為シーンが多いだけにこの人の絵柄は合っているとも言えますけどね。

ラストは、正直あれ?終わり?という感じで終わっちゃいましたね(汗)
確かに悪くはないんですが、個人的にはもう少し描写が欲しかったかなぁ。
まぁ、彼女らしいっちゃらしいのかな?

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