Paradigm novels 触祭の都


5月発売のパラダイムノベルスの新刊です。
読み終わったので、レビューです。
PCゲームが原作のノベライズ作品です。

ある都市に隕石が落ちた事から物語は始まります。
隕石が落下した周辺地域はかなりの被害を出したものの、その後に起こった事態は誰も予想できなかった。
隕石だと思われた物は、何故か脈動し、蠢きだす事に…。
その後に現れたのは、化け物じみたサイズの虫の様な存在であり、しかしそこら中から触手の様なものを突き出している異形の存在。
それは隕石周辺に集まっていた人間に襲い掛かり…。
虫の触手に捕まった女性は、触手によって陵辱されてしまい、触手によって人間の精液の様な体液を注ぎ込まれてしまいます。
そして…、その体液を注がれた女性の身体から化け物同様に触手が出現し始める事に…。
主人公はそんな都市に住んでいる住人であり、妹の「梨花」(りか)と共にこの地域から脱出しようと試みるという展開です。

登場するヒロインは、妹の「梨花」の他にも、脱出の際に出会い、協力して行動する5人の女性陣がいます。
婚約者と行動していた「喜多山 智子」(きたやま ともこ)
学生の「篠田 沙希」(しのだ さき)
沙希の友人「望月 久美」(もちづき くみ)
店員の「工藤 夕実」(くどう ゆみ)
アナウンサーの「滝本 麗香」(たきもと れいか)がいます。

他にも男性が主人公含めて4人います。
…男キャラは割愛で(汗)

梨花は、主人公の妹です。
明るく周りに気を使えるタイプで打ち解けやすい性格です。
兄である主人公を慕っているブラコンでもあります。
触祭の都

智子は、婚約者と一緒にいる最中に巻き込まれた経緯があります。
はきはきとした言動でさっぱりとした姉御肌な性格です。
対して婚約者には、甘える面も。
触祭の都

沙希は、学生であり、友人の久美と一緒に巻き込まれています。
気の強い所があり、物怖じしない面も。
触祭の都

久美は、沙希とは対照的にあまり前に出ない性格です。
触祭の都

夕実は、ショッピングモールで働いていました。
引っ込み思案な性格で臆病なところがあり、あまり自己主張をしない面も。
触祭の都

麗香は、ケーブル局のアナウンサーです。
今回の事件をリポートしようとここまで踏み込んできたある意味、異質な存在でもあります。
今回の事件を知名度アップに利用しようとする功名心が強く、それらを優先するところがあります。
触祭の都

展開的には、前述した様にこの化け物たちに包囲された地域から脱出を試みる流れですね。

…いやぁ、私は当ブログにて事あるごとに触手系は苦手であると公言していたにも関わらず、何故買ったし(汗)
あんまり内容を詳しく知らないままだったのもあるんですが、ここまで触手がメインになっている作品とまでは分からなかったんですよね…。
大体、触手ってあくまでプレイの中での一部の要素である事が多いと思うんですが、この作品はメインもメインでした(汗)
ある意味、主人公であるとも言えそうです…。

なので、正直楽しめるのかなと思いつつ、読んだんですが…。
私が思ってた以上に楽しめました(汗)

これには、ストーリーそのものが結構面白かった事がありますね。
最近の発売されたパラダイムノベルスの作品の中では、こういう作風の作品は珍しかったのも大きかったです。
キャラがバタバタ死亡する様なシリアスな展開の作品は久しぶりでしたから、かなり新鮮でした。
萌え系の作品も好きですが、たまにはこういう展開もアリですね。

後は、触手が各個たる敵という位置づけである事でしょう。
単なる陵辱のための存在ではなくて、明確なこちらにとって悪意ある存在である事が今まで私が触手に抱いていた嫌悪感よりも恐怖な存在として見えたのがあったのかなと。

触手にやられた人間は同じく触手の仲間になってしまい、こちらを襲ってくるという展開自体はさながらB級ホラーの様ですが(汗)

今作では、主人公の視点以外に仲間の男性キャラクターで自衛官である「上川 隆志」(かみかわ たけし)の2人がメインキャラになっています。
各章ごとに主人公と上川の視点で話が展開していく事になります。
ある意味、主人公よりも上川の方が主人公ぽいですけど(汗)

脱出を目指すストーリーですので、集団行動などの描写などが中々描かれているかなと思います。
この手のストーリーでありがちな勝手に暴走する奴や皆を置いて逃げ出す様なキャラもいたりとお約束もしっかり入ってます。
でも、思ってたよりも皆、真面目なキャラが多かったので、疑心暗鬼になったり、場の空気を乱して人間関係が酷い事になるという展開はなかったのは個人的には肩透かしかな。
脱出劇がメインなので、そこら辺は控えめという事でしょうかね?
場の緊張感のある雰囲気が出ており、読みやすかったですね。

しかし、Hに関しては正直微妙でしたね、私的には。
なにせ、触手に襲われて陵辱されてしまい、体内に体液を注がれてしまったらもう化け物の仲間入りですから、Hシーン=そのヒロインは死亡を意味するんですね(汗)
そう思うと、私にはキャラに感情移入してしまって、とても興奮できません(汗)
それに、触手プレイは元々得意ではないですしねぇ…。

ですが全編、そういうHシーンのみかと言えば答えはNOです。
一応、主人公とのHシーンも中にはありますが、相手は妹の梨花のみです。
それも3回分のHシーンの内、本番はラストでようやくという流れなので、どうしても物足りなさがあります。
他のシーンではフェラ程度ですねぇ。
なので、主人公とのHという意味ではH度はかなり薄い作品だと思います。
原作版は他のキャラクターとのHはないんですかね?
公式HP見てきましたけど、公開されているCGが陵辱系で目が白目向いちゃっている奴ばっかで、参考にもならなかった(汗)

どうなるかと思いましたが、予想に反して結構楽しめたのは良かったです。
まぁ、挿絵の画像がモノクロでなかったりしたら、結構エグかったのでしょうが(汗)
しかし、私の思う触手こそが最強という説がぴったりな結果の作品でした(汗)

でも、気になったのは、若干ラストの展開があっさりしていた事かな。
もう少し、余韻の残るエピソードが欲しかったなぁ。
ここがしっかりしてたら、かなり個人的には良かったなと思うだけにちょっと残念でした。

でも、触手好きな人には十分楽しめるのはないでしょうか。
私の様に苦手でも読めるかも…。
まぁ、無理に薦めませんが(汗)


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SYOKU (2011-01-28)


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