どうかこの手にスズランを (リアルドリーム文庫)
懺悔
キルタイムコミュニケーション (2019-09-12)
売り上げランキング: 855

どうかこの手にスズランを (リアルドリーム文庫)
2019年9月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。
読み終わったので、レビューです。

主人公兼ヒロインの「」(あんず)は、古武術道場で武道を学んでいる大学生です。
道場主である師範とは、婚約関係にあり、幸せな時間を過ごしていました。
しかし、そこに元門下生が道場破りにやって来た事で、ふたりの関係に変化が生じる事となる展開です。

登場ヒロイン


登場するヒロインは…
  • 源 杏」(みなもと あんず)
がいます。

杏は、武道を学んでいる大学生です。
師範とは、恋人同士であり、婚約している状態です。
明るく快活な性格の持ち主です。

ストーリー展開


展開的には、杏たちの道場に元門下生が道場破りに来た事で、色々起こる流れですね。

あ、この作品は、寝取られ物なので、苦手な人はご注意を(汗)

杏と師範は、恋人の関係なんですね。
しかし、杏も師範も真面目な性格ゆえに、杏が大学を卒業して社会人になるまではプラトニックな関係でいる事にしているんですね。
それゆえに、この年齢なのにまだまともに手を繋ぐ事すら稀という、プラトニックっぶり(汗)

まぁ、師範と杏は、少し年齢差があるんで、師範側としては色々考えたゆえなんでしょうけどね。
しかし、皮肉にも年々、杏は武術の腕前だけではなく、美貌、容姿も著しい成長を見せており、時に師範もその色香に悩まされる程に…。

そんな少し悩ましいながらも、ふたりの愛はじっくり育まれていたのですが、そこに思わぬ来訪者が。

それは、かつてこの道場にいた、元門下生の男。
実力は確かにあったものの、人間性に問題があった男なんですね。
そして、体調不良だった師範に勝負を挑んで、師範に大怪我をさせて一線を引かせた張本人でもありました。

元々、性格が合わない&恋人に後遺症の残る程の大怪我を負わせた、こいつには杏は憎しみたっぷりですねぇ。

最初、杏の話し相手が師範だったので、敬語で話していた印象から、元門下生への対応が結構きつかったので、ビックリしました(汗)
まぁ、憎しみもあるし、当然っちゃ当然ですよね(汗)


そんな問題児が、今更何故来たのか。
それは、地上げ屋の手先まがいな事をしており、道場破りと称して負けたら、この道場のある土地を奪おうとしている訳ですね。

そして、勝負の結果は、杏の負け…。
まぁ、真っ当な勝負だったら杏の勝ちだったでしょうけどねぇ。

師範も、勝負するものの、ブランクと怪我の後遺症のある師範では杏以上に勝負にならず…。
杏は、師範、道場を守るため、男の要求に従い、恋人にもまだ晒した事のない自分の身体を差し出す事になる流れですね。

Hシーン


Hシーンは、杏の行為が描かれています。

行為的には、フェラやパイズリ、アナルセックスなどがあります。

今作の見所は、何と言っても杏が寝取られてしまう展開ですね。
また、恋人である師範も、それを最初から理解しているってのが肝ですね。

作品によっては、一切それに恋人側が全く知る事なく終わるパターンもありますが、今作の場合は初回の行為の時点で目の前で行われる事に。
まぁ、状況によっては、師範のいない状況での行為も勿論ありますが、ご丁寧に男が撮影したりで全て教えてくれます(汗)

後は、杏と男のやり取りですね。
当然、杏は元々男に好印象など持っている訳もないので、冷たい態度を取ります。
しかし、彼女の立場上、口では罵詈雑言を浴びせたとしても、男には逆らえない訳で…。

それが結果的に、男がヘラヘラ喜ぶだけになっているのが皮肉ですねぇ(汗)

当然、杏は師範とプラトニックな関係を続けていたので、経験はなし。
しかし、それを男に小馬鹿にされるのは悔しい訳ですね。
それは、単に自分を馬鹿にされた事を悔しい訳ではなくて、恋人を馬鹿にされたのが嫌なんですね。

それゆえに、それに反発したりと抵抗や意地を張る訳ですが、そんな彼女のいじらしい気持ちを吹き飛ばす男の手慣れたテクニック。
まぁ、こんな事を平気でやれるような奴は経験豊富でしょうからねぇ。
そんな経験豊富な男には、杏の意地、抵抗など可愛い物な訳であり、逆に彼女の性格を突いた言動で行為に応じさせるなど巧みに誘導をしてきます。

杏も負けん気も強いから、結構減らず口を叩いたりするんですが、手慣れた行為の前には甘い声を出してしまう事に…。
実際、彼女も嫌なんだけれども、快感は感じている訳ですから、余計に屈辱的に感じるでしょうね。
それでも、口から出る歓喜の声を止める事はできない、と。

そんな彼女の姿を見せられている恋人側も中々しんどいですねぇ(汗)
ここら辺が今作の特徴の一つでもありますが、恋人の師範も心身共に鍛えて来た存在って所ですね。
それゆえに、序盤から恋人である杏のあられもない姿を見せつけられている形ですが、それを淡々と受け止め耐えるんですね。

…さすが、男女の付き合いらしい事を我慢し続けている自制心の持ち主ですね。
勿論、内心強い感情は湧き上がっているものの、それを強い心で律している訳ですね。
作中では、心の中で血の涙流しているって描かれていましたが(汗)

終盤に近付くにつれて、次第に杏の中で変化が…。
まぁ、お約束なアレな流れと言えば良いのかなぁ、感情よりも身体に(汗)

挿絵


挿絵は「夏桜」さんが手がけています。
成年コミックなどを手掛けている方ですね。

可愛らしくて、一見すると寝取られ物には思えない絵柄ですね(汗)
それだけに寝取られると思うと、何とも複雑な気持ちですが…。

表紙絵のカラー絵よりも、中の挿絵の方がより生々しさを感じる仕上がりでしたね。
そりゃ、行為中な絵ばかりなので、生々しくて当然なんですが(汗)

武術少女な杏ですが、割とそれを感じさせない印象があったかな?
普段の凛々しい姿も一枚くらいあったら良かったんですが。
でも、垣間見せる意志の強そうな表情などは良かったですね、途中からは表情がとろけてきますが…。


驚いたのは、リアルドリーム文庫と言ったら挿絵が5枚ってのがお決まりだったのが、今回違うんですよね!
何で今回は、こんなに挿絵が多いんだろう…?

挿絵数:9枚

総評


全体的には、寝取られ物らしい寝取られだったなという印象ですね。

内容自体は、割とシンプルでベタな流れだったんですが、中々読み応えのある展開でしたね。
ある意味、杏よりも師範のメンタルの強さに目が行ったけども(汗)


私、結局読んだ時、このタイトルのスズランとかの意味が良く分からなかったんですよね(汗)
話にスズランが出て来る訳でもなく、言葉もなくて、何だったのかなって。
んで、後でスズランの花言葉を調べてみました。

スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」、「純粋」、「純潔」、「謙遜」だそうで。

これを知ると、あぁー…って感じですかね、何とも意味深な…。

Amazon版 電子書籍
どうかこの手にスズランを (リアルドリーム文庫)



ブログランキング参加中です。
よろしければ応援お願いします♪
関連記事
 タグ